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     第7作 輪口底四つ目編み花籠

  材料ヒゴは、中央一節で2ミリ幅80本用意しました。40本で一組の輪口編みを作ります。ヒゴは第6作とやや趣を変えるために表皮を削除しました。

 輪口編み2組を重ね、編目が一致するように整えてから半目分ずらして(回転)上下のヒゴを組合わせます。

 ヒゴが放射状に並ぶので、腰立ちの編目が揃います。



 編み進むにつれ首の部分を窄めますが、初回作でヒゴが厚かったようで、十分に絞りきれませんでした。(反省点・・・)次に作るときはもっとヒゴを薄くしてやります。


 
首から広げてツバの形にし(薄端風)、縁は竹ヒゴ3本で縄編みし、立ち竹を折り込んで始末したあと縁巻きをして仕上げます
 竹の表皮を削ってありますので、軽くワックスをかけるだけで落ち着いた風合いのある艶が出ました。