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     第
24
     離島巡り

                                (平成24年1月1日記)


 ただ今平成24年元旦、このところよもやま話が途切れていました。最近の釣行から思いつくまま文章を打ってみます。

 昨年は愛知県の離島、佐久島、篠島、日間賀島で“島おこし娘”三人が大活躍しましたですね。漁師さんの釣り船に紙おむつをはいてレポートしたとか、なかなかやるではないですか。
 我ら「滝山会メンバー」も毎年の暮れに離島巡りをし、島おこしの手伝いをしています。
 昨年はまたまた三重県の「神島」釣行となりました。メンバーも一年ずつ確実に年を取り、新しい発想が出来ません。

 10月22日(土)、鳥羽・佐田浜港から市営定期船で4、50分の船旅を楽しみますが、船酔いに弱い連中は酔い止めの薬を飲んで乗り込みます。折も折、天気は最悪で紀州では大荒れの天気になっています。神島は三重県ですが、地理的には愛知県の渥美半島に近いところです。伊良湖水道が通り、好漁場に取り囲まれたところです。

   

 心掛けが良かったのか、お昼の堤防宴会は薄日の下で楽しむことができました。風が当たらない場所に陣取り、早速ガスバーナーをセットして始めます。
 幹事長のKaトちゃんがいつも用意してくれる安物のオージービーフ、安物のソーセージ、安物の餃子などどれも旨かったです。仲間とワイワイやってビールを頂きながら堤防宴会は続きます。
                    

 そう言えば、一年前はこれも変わらぬ「菅島」でしたが、手押し車を頼りのおじいさんがやって来て我々の傍に腰掛け、ナンのかのとよもやま話が始まりました。決めゼリフは「お前さん達は釣りに来たんじゃなくて、遠足だなー」、、と宣ってくれたのを思い出しました。ズバリのところを突かれ恐れ入りました。まあ、ゆっくりサオ出して魚が釣れればそれも良しです。

 島の中では年寄りがヨロヨロ散歩してても、車に撥ねられるようなことは無いだろうし、平和な光景ですね。何処の島でも見られるのですが、陽だまりで四人五人のお年寄りたちが世間話で時を過ごしています。街中ではついぞこんな光景には出会いません。冷暖房完備のスーパーマーケットの片隅に何人かが集っている光景は目にしますが。

 このところ渓流釣行の回数がめっきり減ってきました。だんだん年を重ねるにつれ、海に暮らす漁師町の風景も好きになってきました。ぼーっと海を見ながらトンビの姿を追って一眠りするのもオツなものです。

【大震災に遭われた東北の地が、早く復興されることを願っています。】