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第7話

   19763
    伝説のタバコ、チェリー


                            平成19年6月22日・記

  渓流釣りをやり始めた頃は、アマゴを2・3匹釣って十分満足していました。しかも体長制限をクリヤーするのは多くありません。

  その頃のアルバムを覗いて見ます。

  『いよいよ渓流釣りの開幕、岐阜県下は31日解禁しています(当時は、)。 銀色に輝くその姿を追い求めて、岐阜県は長良川支流那比川を目指した。

  今回の釣友はKさん。寒い中頑張りましたが、釣果は私2匹、12、3cmクラスで勿論放流しました。Kさんはさすが渓流の先輩、釣果は同じく2匹でしたが、15cmありました。愛用のタバコ“チェリー”を添えて記念写真を撮りました。』となっています。

  エー? 15センチですかー、尺アマゴに見えますが。
 釣りに行く前からちょっと小道具を用意していました。

当時吸っていたチェリーの空き箱を切り刻んでミニチュアーを作り、アマゴに添えて写真を撮ったものです。カメラは安もので性能が良く無くボケて写りましたので、一見本当のように見えますでしょう。それにしてもよくまあこんな暇な事をしていたものだと感心しますが、釣り人が釣った魚の大きさを喋る時には両手を縛っておけ、と言われるくらいで、誰しも大ものを釣ったと吹聴するものです。
  私も出来上がった写真を持って職場の誰彼となく見せて回りました。「ちょっとボケちゃったけどネー、、、」 嘘つきっぱなしはいけませんので、勿論種明かししましたが。 
 30年経った今でも、この時の写真を覚えている人がいて、ひょんな時に伝説のタバコ、チェリーが蘇ります。


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