和解調書（公共下水道設備工事同意等請求控訴事件）

原　　　　　　　　審

名古屋地方裁判所　平成四年（ワ）第二九三六号

和　　解　　調　　書

事　件　の　表　示

平成九年(ネ)第一五四号
　　　　公共下水道設備工事同意等請求控訴事件

期　　　　　　　　日

平成九年八月八日午前九時五〇分

場　　　　　　　　所

名古屋高等裁判所民事第二部

	名古屋高等裁判所民事第二部
受　命　裁　判　官		遠　山　和　光
裁　判　所　書　記　官		中　坂　浩　一

当事者の出頭状況等

当事者の表示中に記載のとおり

手　続　の　要　領

当事者間に次のとおり和解成立

　　　　　　　　　当事者の表示
　　　名古屋市中区◯◯◯丁目◯番◯◯号
　　　　　　　　　控　　　訴　　　人　　　　有限会社◯◯◯◯
　　　　　　　　　右代表者取締役　　　　◯　 ◯ 　◯ 　◯　（出頭）
　　　　　　　　　右訴訟代理人弁護士　　　　伊　神　喜　弘　（出頭）
　　　名古屋市守山区大字小幡字北山二七七三番地の◯◯◯
　　　　　　　　　被　控　訴　人　　　　翠松園道路対策組合
　　　　　　　　　右代表者理事長　　　　井　上　敦　夫　（出頭）
　　　　　　　　　右訴訟代理人弁護士　　　　川　端　　　浩　（出頭）
　　　　　　　　　請求の表示
　　　原判決記載のとおりであるから、これを引用する。
　　　　　　　　　和解条項
　　　　　　　別紙記載のとおり
　　　　　　　　　　　　　　　　裁判所書記官　　　　　　　　中　坂　浩　一

　　　　　　　和　解　条　項

一　控訴人は被控訴人に対し、控訴人所有にかかる別紙目録記載の土地につき、抵当権、質権、賃借権等右土地の所有権の行使を阻害する負担があるときは、これらをすべて抹消したうえ、即時これを訴外名古屋市に寄付（所有権の無償譲渡）することを確約する。

二　被控訴人は控訴人に対し、控訴人の前記記載の寄付行為に基づき訴外名古屋市に対する寄付申込み手続きが受理されたときは、平成九年八月末日限り、本件解決金として金四四〇万円（うち金四四万八〇〇〇円は、右土地につき、一平方メートル当たり金四〇〇〇円の割合による和解金、その余は本件特別解決金）の支払義務のあることを認め、これを控訴代理人「預り金専用弁護士伊神喜弘」名義の普通預金口座（◯◯銀行◯◯◯支店、口座番号◯◯◯◯◯◯）に振り込む方法により支払う。

三　被控訴人は控訴人に対するその余の請求を放棄する。

四　控訴人と被控訴人との間には、本和解条項に定めるほか、他に何らの債権債務のないことを相互に確認する。

五　訴訟費用は第一、二審とも各自の負担とする。

以上

目　　　　録

　　　　　　　　名古屋市守山区大字小幡字北山二七五八番三八二
　　　　　　　　　　　山　　林　　　　　　一一二平方メートル

以　上　　