資  料 No.34


道路工事承諾請求裁判について(第3報)

平成2年11月7日 
翠  松  園  会 会 員
各位
翠松園道路対策組合員

翠 松 園 会   会  長田 島   豊
翠松園道路対策組合理事長 冨 永 義 彦



道路工事承諾請求裁判について(第3報)
第3回口頭弁論の状況と第4回口頭弁論開催のお知らせ

・第3回口頭弁論はこの10月24日(水)午後3時10分より名地裁704号法廷にて角田清裁判官、奥村一史書記官係りにて開廷、当方大和田、高津両弁護士、町内会長、同副会長(2)、道対理事長、同副理事長ら8名、相手方家田弁護士出席。
・大和田弁護士より、甲1、2、3、4、5号等証拠書類提出、これらに基づいて当方冨永証人に対し、大和田、高津両弁護士、又相手方家田弁護士、さらに裁判官より、同上提出の諸証拠書類に係りつつ、詳細に事情確認の尋問があり、証人証言がなされ、予定より30分超過して4時25分終了した。
・次回については、まず、今少し追加証拠をとの裁判官の要望により、甲6号(私道における名古屋市、東邦ガスKKの工事内容等)、甲7号(全翠松園道路工事の現況ならびに今後の工事予定の概況等)を当方弁護士より11月16日までに裁判官まで提出することとし、これらに基づいて、
・第4回口頭弁論は12月3日(月)午前10時45分より同704号法廷にて開催されることとなりました。おそらくこれをもって2773-222、2758-723に係わる当口頭弁論を終結することになろうとの裁判官の言でありました。われわれの予想でも、ここまでくれば判決言い渡しは明年1月末頃かと想像されるところにまで参りました。
・なお、かねて4月15日(日)町内会、道対合同総会において、両顧問弁護士から、詳細にご説明申し上げました如く、なお未解決道路敷、2773-225、-42、-193、-155、-217、-219、2758-381、-382についてはそれ以来現在にいたるまで、当方両弁護士、役員団にて相手方本人、或は弁護士等にたいして、(市側も含めて)ねばり強く和解解決方を折衝し続けて参りました。これらの交渉も今や行き着くところに近づいたとの感深く、非妥協の節は4月来くり返し申し上げました通りこれらについても、まとめて「提訴」し、ただちに本(ワ)1109号に、全く同一内容事件として「併合」審理して頂くよう名地裁あてに進めて参るよう準備に入っております。なお、この11月5日(月)正午過ぎ来、2758-381相手方は自らの道路についに実力行使する旨、現地で言明するにいたりました。よって11月5日午後2時、市土木局、11月6日守山警察署、本11月7日大和田事務所に役員参集協議、上記の(ワ)1109号への2758-381はじめ8筆の併合提訴を決定し、大和田、高津両弁護士により、ただちに名地裁あて提訴に着手いたしました。とりあえず現況をご報告申し上げます。よろしくお願い申し上げます。



註:平成2年(ワ)第1109号道路工事承諾請求事件の公判日程については公判日程記録を参照されたい。


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