資  料 No.45


第2次道路工事承諾請求裁判について(第2報)

平成4年11月27日 
翠  松  園  会 会 員
各位
翠松園道路対策組合員

翠 松 園 会   会  長森   裕 司
翠松園道路対策組合理事長 冨 永 義 彦



第2次道路工事承諾請求裁判について(第2報)
− 第1回口頭弁論の状況と次回のお知らせ −

◯ みだしの第1回口頭弁論は既報の通り、本日午前10時15分より、名地裁1101号法廷にて、笹本淳子裁判長、生野孝司、鈴木芳胤両裁判官、船橋和彦書記官係りにて開廷、当方より大和田・高津両弁護士、道対理事長、同副理事長、町内会副会長(事業担当)、会員2名、計7名出席。相手方、2773-42、加藤洪太郎弁護士、2773-193(旧196)、白浜重人弁護士(管財人)、2758-381、水野弘章弁護士出席(残り4筆5名の相手方は欠席)、約30分審議が行われ、次回は平成5年2月5日(金)午前10時15分、1101号法廷にて開催と決定されて本日を終了しました。
◯ それらの骨子を述べますと、まず初めに相手方の答弁書に対し、当方より第1準備書面と甲第1号証翠松園道路対策組合規約)の提出陳述がなされ、ついで裁判長指導の下、双方の弁護士の間で冒頭陳述がかわされました。当方大和田弁護士より、翠松園大地図が示され、今回の提訴物件の7筆はすべて昭和63年12月20日、28日決定の(ネ)第595号和解裁判においてこの和解に参加しなかった残りの道路敷であると陳述、裁判長「あの時の残りのケースですか」との追認がなされました。
◯ 相手方よりは上記3人の弁護士より、こもごも、それぞれの道路敷について自由奔放に要求、主張がなされ、道路敷の現況、意味についても、当方の理解とは大きくかけはなれた認識、主張がひきつづき、本訴進展の前途に、当方よりいちいち反証をあげての立証には相当の時日を要すると観察せられました。(なお、当日欠席のうち、1名は最近死亡、1名は入院中、3名は訴状送達不能にて、追加対応の要が生じました。)上記終了後、大和田・高津弁護士と役員とで本日の検討を行い、来春2月、第2回口頭弁論までに、更に会合をもって対応、準備をととのえることに相なりました。
 以上、とりあえず、第1回の状況をご報告申し上げる次第です。
以上 


註: 第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註: 本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい


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