資  料 No.46


第2次道路工事承諾請求裁判について(第3報)

平成5年2月11日 
翠  松  園  会 会 員
各位
翠松園道路対策組合員

翠 松 園 会   会  長森   裕 司
翠松園道路対策組合理事長 冨 永 義 彦



第2次道路工事承諾請求裁判について(第3報)
− 第2回口頭弁論の状況と次回のお知らせ −

◯ みだしの口頭弁論は既報の通り、この2月5日(金)午前10時20分より、名地裁第1101号法廷にて、佐藤陽一裁判長、生野孝司、鈴木芳胤両裁判官、船橋和彦書記官係りにて開廷、当方より大和田・高津両弁護士、道対理事長、同副理事長、町内会副会長(事業担当)、会員1名、計6名出席。相手方、2773-42(加藤洪太郎弁護士)、2773-193(旧196、白浜重人管財人)、2773-217(小川智慧子被告、本人出頭)、2773-219(片山主水、中山敬規弁護士)、2758-381(水野弘章弁護士)、以上6名出席、その他2筆欠席。約30分審議が行われ、次回は来る3月11日(木)午後2時、名地裁民事6部書記官室(7階)にて、裁判長以下、原告被告双方話し合いの席をもつことを決定されて終了しました。
◯ それらの概況を述べますと、まず欠席2筆分の対応措置が協議せられ、ついで、2773-217、219の答弁書の提出があり、そのあと相手方から、前回よりうちこんだ主張希望が述べられ、当方大和田弁護士より、それぞれにつき対応弁論がなされ、以上それらを総括して裁判長より「本日の審議を通じて、次回には“和解の方向で今後を進められるか否か”グループ分け、分離の要等もあろうかと思うので、一応話し合いの席をもうけたい。」とせられ、原告、被告双方これを了承して当日を終了しました。
◯ 閉廷後、大和田・高津弁護士と当方役員団にて当日の審議を行い、要するに「本日の審議の流れでは大まかにみて、このまま口頭弁論を判決に向って進めてゆくこととなるグループと、一応和解の席をさらに若干もって、その成立が可能か否かを双方にて話し合い、確かめてゆくグループとに大別されそうな状態である」と判断されました。よって本2月11日(木)午前10時~11時30分、当園集会所にて、町内会(4名)、道対(5名)の合同役員会を開催、上記2月5日の状況の詳報ののち、今後の方向につき協議検討を重ねました。さらに2月23日(火)午後3時には、大和田事務所にて両弁護士、合同役員団にて協議検討をつくし、次回3月11日、話し合いの席にのぞむことと相成りました。これにて一歩具体的折衝の段階に入ったわけですが、前途はまだいずれとも予断は許されません。じっくりとすすめて参る所存であります。以上ご報告申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。
以上 


註: 第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註: 本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい


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