資  料 No.51


第2次道路工事承諾請求裁判について(第8報)

平成5年11月8日 
翠  松  園  会 会 員
各位
翠松園道路対策組合員

翠 松 園 会   会  長森   裕 司
翠松園道路対策組合理事長 冨 永 義 彦



第2次道路工事承諾請求裁判について(第8報)
− 第7回「準備手続き」口頭弁論の状況と次回のお知らせ −

◯ みだしの口頭弁論は、予定通り午前10時30分、名地裁民事6部、601号法廷兼審尋室にて、鵜飼祐充主任裁判官、船橋和彦書記官係りにて開廷、当方より大和田・高津両弁護士、道対理事長、同副理事長、町内会副会長(事業担当)、計5名出席。相手方は、2773-42(加藤洪太郎、田原裕之両弁護士)、同-193(旧196、白浜重人破産管財人)、同-217(小川智慧子、本人)、同-219(中山敬規弁護士)、2758-381(水野弘章弁護士)ら6名出席。
 午前11時まで、約30分間の円卓審議にて終了、次回も12月17日(金)午後3時30分、同上601号法廷にて「準備手続き」口頭弁論を続行と決定されました。
◯ それらの骨子は、まず裁判官より、訴状図面(1)~(7)と、甲8号証、翠松園地内一覧図、係争目的地(1)~(7) と、10月15日当方提出の訴変更申請書、別表(1)~(6)との、相互対照確認について当方にただされ、続いてそれらの点を全被告に説明確認されたことに始まり、次にさる10月15日当方提出の第5準備書面(通行地役権の対抗力について(1)(2)(3)、及び同日付提出の訴変更申請書(請求の趣旨の追加、(イ)2773-193 (旧196)道路の通行妨害の禁止、(ロ)同道路敷妨害物の撤去命令等)について、これらは従来の訴状並びに各準備書面等における当方の請求主張点の補完のためのものであることを当方に確認され、相手方に対しても、これにて原告(当方)の請求主張は追加提出予定の若干の証拠書類等を除いて全部完了したものであるから、被告側においてもこれらに対する対応を次回までに用意提出するよう示されて本日を終了された。(なおこの時、相手方2773-193(旧196)の破産管財人より、本日付にて「原告追加の請求をいずれも棄却されるよう求め、追加請求原因のすべてを否認ないし争う」との簡単な準備書面の提出がありました。)
◯ よって同上閉廷後ただちに大和田・高津両弁護士と役員団にて本日の結果を検討(所要の証拠書類等をまとめて、11月29日(月)午後3時、大和田事務所にて協議し、次回に備えることとなりました。昨年9月8日に提訴以来1年2月、大きく進展いたしました。以上、本日の状況をご報告、最後まで慎重につとめて参ります。よろしくお願い申し上げます。
以上 


註: 第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註: 本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい


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