資  料 No.62


第35期翠松園道路対策組合総会(平成6年度事業経過報告)

第35期翠松園道路対策組合総会

日  時平成7年4月23日(日)午前10時
場  所翠 松 園 集 会 所

平成6年度事業経過報告

◯ 本年度1年間の主要事業の経過は、平成4年(ワ)第2936号事件として、平成4年9月8日提訴の未解決道路敷7筆6,245平米についての第2次道路工事承諾請求裁判が、口頭弁論を重ねること18回、漸く審議も大詰に近ずいて参りましたことであります。
 それらの経過については、昨年4月24日(日)第34期翠松園道路対策組合総会の報告書(第11報)をはじめ、同5月13日の第12報、同6月6日の第13報、同7月15日の第14報、同9月5日の第15報、同11月11日の第16報、同12月19日の第17報、平成7年2月2日の第18報回覧にて、詳しくご報告申しあげた通りであります。
 それらをかえりみますと、相手方よりは下水道、ガス工事等は不必要ではないか? 当道路敷は通行上必要ではないではないか? 2758-382などは道路ではないではないか? 等々と、被告側としては差しつまった弁論がつづき、それに対し当方からは当翠松園道路敷 1.5万坪について永久無償通行地役権が確定せられていること(甲3-3号証)又、甲3-4号証により、今日の都市生活上、配線配管権、側溝舗装等の道路整備は当然の地役権に属すること等について、明確に反論する準備に直ちに入りました。(第12報)
 ついで、甲15、16、17号証、第6準備書面の提出がなされ、裁判官より双方の主張、意見もほぼ出つくしたので8月20日までに残余の提出を求めるとされ(第13報)、これらを明示するパンフレット等をまとめて提出すること(14報)など、準備も進展いたしました。9月3日の口頭弁論では、甲19、20、21号証の分譲区画図を提出、最終弁論手続きに入ることとなりました。(第15報)次回は事務手続き(16報)、10月19日は甲19、20、21号証についての証拠説明書等の提出を約束、平成7年1月12日には被告側の証拠要約調書の提出を約束、裁判所の要約調書を裁判所から配布。
 さる3月14日には当方提出の書面について50分にわたり相手方等より詳しく質疑もなされました。又、この日2773-217(700平米)については、相手方より和解に応ずる旨前向きの意向が申出なされ、その他も今しばし協議をしたらとのこと、解決の芽が大きくふくらみました。いよいよ本年度は、以上の通り大きくまとめにはいります。最後の未解決道路敷問題を解決すべく、今しばし会員の皆様方の御協力、御支援をよろしくおねがい申し上げます。
◯ 最後に全園の皆様方のご協力によりまして和解金拠出運動もさらにすすみ、公道化91%達成、残り9%の裁判運動も上記の通り、和解申出のケースも加わり、大詰も近々、それらの結果、道路舗装、側溝ならびに下水道工事、ガス管工事も大きく進展、ご同慶にたえません。
 又本日現在、在来会員中和解金未拠出者3名、園外準会員のご拠出者197名(67.6%) 、拠出総額1億5,120万円、支払総額 133,781,325円と相成りました。
 今ひといき100%解決を目指して、今後とも全会員の皆様のお力添えをひとえにおねがいいたします。


註: 本文書、第35期翠松園道路対策組合総会(平成6年度事業経過報告)は、第2次道路工事承諾請求裁判について(第19報)に相当する。
註: 第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註: 本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい


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