資  料 No.70


第2次道路工事承諾請求裁判について(第27報)

平成8年10月18日 
翠  松  園  会 会 員
各位
翠松園道路対策組合員

翠 松 園 会   会  長勇   隆 行
翠松園道路対策組合理事長 井 上 敦 夫



第2次道路工事承諾請求裁判について(第27報)
− 第26回口頭弁論の経過と判決言渡期日のお知らせ −

 去る10月18日(金)、名地裁1102号法廷にて中村直文裁判長、後藤隆、作原れい子裁判官、山田高久書記官係により、第26回口頭弁論が午前10時30分より12時00分まで開催され、当方より、高津・川端両弁護士、道対理事長、庶務担当専任理事、翠松園会副会長(事業担当)、住民1名計6名。相手方、伊神弁護士、(有) ◯◯◯◯代表者他計3名出席。
 8月30日の証人尋問が時間の都合上延長されたため、まず、翠松園住民代表として前回に引き続き横田英一氏が証人席に着き、相手方伊神弁護士より、主とし2758-382及びその周辺の過去の排水状態等について尋問がなされた。続いて、作原裁判官、中村裁判長より最終的な尋問があり、最後に高津弁護士から再主尋問が行われ、11時10分に終了。続いて、(有) ◯◯◯◯代表者に対する主尋問が伊神弁護士によってなされた。
 主として、2758-382の入手に伴う経緯であった。反対尋問が高津、川端弁護士によってなされ、前所有者である(有) ◯◯◯◯代表者長谷川益洙氏との関係、会社合併の諸事情、融資の有無などについて尋問がなされた。最後に中村裁判長から前所有者の(有) ◯◯◯◯が裁判所の競売物件を主に取扱う業者であったかどうかの確認がなされ、尋問は終了した。中村裁判長より、最終準備書面の提出希望の有無の確認があり、双方共出尽くしたので無いとの答弁がなされた。続いて裁判長より「充分の資料が出揃ったので、口頭弁論は本日をもって終結、来る12月20日(金)午後1時5分より、1102号法廷にて結審」との発言があり、いよいよ4年余にわたって続けられた裁判も判決言渡を待つのみとなりました。原告勝訴の判決を信じつつ、以上ご報告申し上げます。



註: 第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註: 本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい
註: 当事者からの申し入れにより、当事者名の一部については匿名としました。


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