資  料 No.76


第2次道路工事承諾請求裁判について(第33報)

平成9年8月8日 
翠  松  園  会 会 員
各位
翠松園道路対策組合員

翠 松 園 会   会  長勇   隆 行
翠松園道路対策組合理事長 井 上 敦 夫



第2次道路工事承諾請求裁判について(第33報)
− 名高裁2758-382控訴審のその後の経過と終結について −

 平成9年(ネ)154号公共下水道設備工事同意等請求事件控訴審(2758-382)の第2回口頭弁論兼和解は、去る7月10日(木)名高裁民事2部にて、双方代理人ならびに双方関係人代表者が出席して開催、遠山主任裁判官より和解案が提案されましたが、双方の主張が折り合わず、次回は7月25日(金)午前11時45分よりと決定致しました。
7月21日(月)午後2時より翠松園会正副会長、道対専任理事による合同会議を、川端顧問弁護士出席の下に開催、今後の翠松園としての対応策を2時間にわたって協議し、方針を固めて次回の和解に臨むこととなりました。
7月25日は、冒頭より、遠山主任裁判官より最終的な和解案が提案され、双方がそれぞれ歩み寄ってこれを受け入れることになり、名古屋市への寄附採納手続き書類の受渡しを、8月8日(金)午前9時45分より名高裁民事2部において、遠山裁判官、高野書記官出席の下に完了、和解が成立し、平成4年より6年にわたって続いた裁判もこれをもって終結致しました。
なお、2758-382の解決により、下水道及び雨水管工事は大幅に前進できる見通しとなりましたが、同土地とその奥にある県有地との間に私有地が存在するため、同私有地所有権者との折衝が残されており、全面解決には、なお時間が必要でありますので、ご了承の程お願い申し上げます。
以上ご報告申し上げますので、今後共、ご理解とご協力の程、お願い申し上げます。
以 上 



註: 第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註: 本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい


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