麻酔 
 当院での無痛治療の努力は、針をさすずっと前から始まっています。まず朝スタッフが麻酔薬を加温するウォーマーに麻酔薬をセットするところから始まります。
 室温の麻酔薬と体温に近い温度の麻酔薬を比べると、室温のほうが痛みがあります。冷たさを痛み刺激として感じてしまうわけです。体温に近い温度の麻酔薬のほうが痛くないわけです。
また注射針にもいろいろな太さがあります。普通のお医者さんで使われている針より、かなり細い33Gというサイズの針を使用して、できるだけ刺した瞬間の痛みを減らすように努力しています。針は細ければ細いほど痛みが少ないのです。
 でもやっぱり少しは痛いので、その針を刺す瞬間の痛みをなくすために表面麻酔をします。ビーゾカインゼ
リーという薬を針を刺す部分に塗っておくわけです。しばらくすると効いてきます。
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