歯科用実体顕微鏡10〜20倍

日本顕微鏡歯科学会 認定医一覧

  マイクロスコープを使った根の治療の専門家の記事が読売新聞に載ってまし
た。アメリカでは専門医制度になっていますので、日本と違い根の治療をする
歯科医は根の治療だけをします。かぶせものはまた別の歯医者さんに通うわ
けです。そのアメリカで根の治療をする歯科医は20年以上前からマイクロスコ
ープを使うのが当たり前だそうです。
さて日本ではどうでしょうか?ちなみに当院は保険がききますので1本何万もか
かりません。 車のエアーバッグやABSが標準装備になったように、実
体顕微鏡も今後はどの歯科医院にもパノラマレントゲンのよう普通に置かれる
日が来るといいと思っています。心臓外科、脳外科などでも使われており、テレ
ビドラマ等でもたまに見かけることがあります。 肉眼では決して見ることのでき
ない世界が広がっています。当院では患者さんにも実際に見ていただいて、そ
の世界の入り口を実際に体験していただけます。これを使うのは歯冠形成、歯
内療法、口腔外科、口腔内診査等いろいろな分野で応用ができるのです。
microscope_1                                    
  シバタ歯科には3種類の実体顕微鏡があります。

一つは天吊りタイプ(光源付き、左上の写真)です。15年ほど前から導入したアメリカ Global社製
アメリカでのシェアNo1です。残念ながら凄くよく見えるのですが独り占めにしてきました。

H22年6月から右上の1台が追加になりました。カールツァイス OPMI picoです。
こちらには1CCDカメラを付けましたのでDVD録画、PCに保存、患者さんがモニターで
リアルタイムに見ることができます。
このリアルタイムHMDは凄いですよ。究極の情報公開です。


最後の一つは卓上型です。チェアーサイドで主に補綴物(クラウン、ブリッジ、インレー等)の
内面のチェック用として使用しています。最終的なマージンの調整は実体顕微鏡下で行います。

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