10年ほど前、カクテルに凝った時期がありました。 
         その頃長男が生まれて、知り合いから「誕生祝なにがいい」と聞かれたので、思わず「カクテルの道具」と答えてしまいました。知り合いは、私の希望どおりの物を贈ってくれました。貰う方も貰う方ですが、贈る方も贈る方ですね。 
            
                
                    
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                           <知り合いから貰ったカクテル道具> | 
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         それからは、カクテルレシピ集やリキュール類を買い集め、自宅に人が来ると、シェイカーを振りました。バーカウンターを部屋に作ることも考えました。しかし、レシピ集に載っている酒がどういうものか、どこに売っているか判らなかったり、分量の加減が判らなかったりしてなかなか思い通りの味にはなりませんでした。それに何よりカクテルは、飲むシュチュエーションが大切だと判りました。それからは少しさめてきましたが、ジントニックとか、カンパリオレンジとかは簡単に作れるので、今でも時々作って楽しんでいます。 
        
            
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                   <居間の飾り棚に並ぶリキュール類> | 
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                   <ホワイトスピリッツは冷蔵庫で保管> | 
             
         
         今後は、専用携帯ケースに、カクテル道具、リキュール類を入れ、オートキャンプ場でシェイカーを振ることを考えています。 
         今度、わが店にみえたら、是非カクテルをオーダーしてみてください。マスターが得意げにシェイカーを振りますよ。 
        
            
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                   <マティーニ> | 
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                <カクテル雑学> 
        <カクテルとは>広い意味で、カクテルは、酒と酒や、甘味、炭酸飲料、果汁など2種以上のものを混ぜ合わせたミックス・ドリンクのことを言います。ただ、お酒の世界で狭い意味でカクテルというときには、カクテル・グラスに入れられた、アルコール分のある、冷たい、2種以上のものを混ぜた飲み物のことを言い、他のミックス・ドリンクのフィズやハイボール、サワーなどと区別します。 
         カクテルに使われるようなお酒は、大きく醸造酒と、蒸留酒、リキュールに分類できます。醸造酒は、酵母菌(イースト菌)によって糖分をアルコールにしたアルコール分1度〜20度近いお酒のことを言います。蒸留酒は、醸造酒を蒸留機にかけて、アルコール分を強くしたお酒です。リキュールは、醸造酒や蒸留酒に、果汁などを入れて飲みやすくしたお酒(混成酒)と考えればよいでしょう。 
        <カクテルの語源>私たちが慣れ親しんでいるミックス・ドリンク(MIXED
        DRINKS)は、いつごろからカクテル(コクテールと呼ぶ人もいます。)と呼ばれるようになったのでしょう。 
         カクテルの語源には、いろいろな説がありますが、カクテル(COCKTAIL)を日本語に直訳すると「おんどりの尾」となることがヒントになるようです。 
         昔、メキシコのユカタン半島のとある港町に入港、上陸した英国の船員たちはすぐさまバーに直行した際に、目撃した光景が最有力候補のようです。その光景とはバーのカウンターの中で少年がきれいに皮を剥いた木の枝を使って、混ぜ合わせた飲み物を作って土地の人に飲ませていた風景を見ていた船員が、「それはなに?」と少年に尋ねたら、少年は木の枝を聞かれたと勘違いして「これは、コーラ・デ・ガショ(Cola
        de Gallo)」と答えたそうです。*コーラ・デ・ガショとはスペイン語でオンドリのシッポの意味。少年は木の枝の形が似ていたのでお洒落な命名をしたようです。それで、このコーラ・デ・ガショを英語に直訳すると「テール・オブ・コック」となり、それ以来船員たちの間でミックス・ドリンクのことをテール・オブ・コックと呼び、やがて省略してカクテルと呼ぶようになったと伝えられています。それ以外にもアメリカ独立戦争の戦勝祝いに作ったミックス・ドリンクにオンドリのシッポを飾ったことから、カクテルになったとか、ミックス・ドリンクを作った人の名前からとかいろいろあります。 
        <カクテル道具> 
        
            
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                 カクテルの材料を徹底的に混ぜ合わせ、同時に一気に冷たくさせるための道具。標準の型はトップ、ストレーナー、ボディーの三つの部分で構成されている。素材は洋銀、銀メッキ、ステンレス、ボディーのみがガラス製、プラスチック製のものなどがあるが、理想はすべてがステンレス製のもの。また、金属容器とガラスが半々になったボストン・シェーカーと呼ばれる型もある。 
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                 ステア(かき混ぜる)して作るときに使う大きめのグラス。 
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                 カクテル調整器具。ミキシング・グラスからつくりたてのカクテルをグラスに注ぎ出すとき、中の氷が飛び出さなおようにふたの役目をするステンレス製の器具のこと。また、シェーカーの中ふたの部分も、ストレーナーと称す。いずれもStrain(渡す)という意味から派生したことば。 
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                 カクテルをつくるときに使う酒の計量器具。多くはステンレスで、30mlと45mlのカップが背中合わせになったものがポピュラー。ジガー・カップともいう。 
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                 カクテル調整器具。ミキシング・グラスでカクテルをつくる際、材料をまぜるために使うスプーン。レシピで“1tsp”などと書かれている場合は、このスプーンで量ることを示す。 
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                 柑橘類からジュースを絞るときに用いる器具。レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライムなどを胴切りにして、その切り口を中央のとがった部分に当て、軽く押さえながら左右に回して汁を絞る。あまり強く絞ると皮から油分が出て、苦みがつくので注意したい。 
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        代表的カクテルBEST20 
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