「TriCalc」の用途と特長

2次元機構の運動諸元「変位、速度、加速度、角速度、角加速度、運動ベクトル(速度ベクトル、加速度ベクトル)、力」、および運動ベクトルを与えられた節の動きを計算します。

変位は、入力数値と算出数値を、機構を構成する骨組み形状として図形で確認することができます(サンプル1)

速度ベクトル、加速度ベクトルも図で確認できます。

入力数値(いくつでも可)に開始値、間隔、終了値を与え、自動的に変化させて解を得ることができます。1回計算するたびに上記図形が再描画されますので、その機構の骨組みの形状変化を動画的に確認できます(サンプル2 )。また、所望の点の移動軌跡も描画できます。

上記「開始値」、「間隔」、「終了値」の代わりに、外部ファイルより数値データを読み込み、1回計算するたびに入力表に順次代入して計算することができます。

DXF形式のファイルで部品図を読み込み、それを上記骨組みに貼り付けることで機構の実際の動きがリアルに確認できます(サンプル3)(サンプル4)

1回計算するたびに所望の入力値や解が追記される「計算結果一覧表」と、そこに表示された数値をもとにした「グラフ」が作成できます。(グラフは7系列まで。ディスプレイの解像度が1024×768未満のときは5系列まで)。

表計算ソフトやCADソフトは不要です。一方、数値データをCSV形式のファイルとして、また図形データをDXF形式のファイルとして出力できますので、一般的な表計算ソフトやCADソフトにデータを読み込ませることができます。

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