ともさんご夫婦のラスベガス・ホノルル旅行記 2003.12
準備編 ラスベガス編(1) ラスベガス編(2) ホノルル編


II.ラスベガス編(その1)

 

往路

 成田19:05発、サンフランシスコまで8時間。
到着後の万全を期そうと、初めて、睡眠改善薬「ドリエル」(エスエス製薬/医者の処方が
必要ない一般の睡眠薬)を飲んでみた。
我々は通常から寝つきが良いほうなので瞬時に爆睡かと思ったが・・・
意外とやさしい効き具合で、眠れたが、断続的で、どのくらい薬が効いたのかは
よく分からなかった。

 予定どおり11:00頃にサンフランシスコ着。
ラスベガス便13:15発だったが、2便前から遅れているようで、1時間遅れの
14:15発の15:40頃着となった。

 

 

ホテル(ルクソール)

 部屋は、ピラミッド(本館)にするかタワー(新館)にするか迷ったが、アメニティが
充実しているというタワーのイーストをリクエストした。
12階で一応ストリップ側ではあるが、対面がトロピカーナとサンレモなので
あまり華やかな眺めではない。

 部屋の大きさ、雰囲気はモンテカルロ、MGM、バリーズと基本的に同じで
充分に広くて快適。
ただ、バスまわりではここはバスタブとシャワーブースが分かれている。
結局はシャワーブースしか使わなかったが、これは本当によかった。
バスタブでシャワーすると足が滑るので使いにくい。
今後選択できるのであればシャワーブースに限ると思った。

 これにセイフティボックスがあれば完璧だが、ラスベガスではパスポートも常に携帯するので
ないのも許容範囲。
とてもいい部屋だと思う。

 

 今回はクリスマスということで、どのホテルもクリスマス用の装飾をしていたが、
そもそもの電飾・装飾が派手なのでそれほど目立たない。
いろいろ見た中で一番良かったのはシーザーズパレスがストリップ沿いに立てている
20メートル近くのクリスツリーで、電飾が美しく変化していた。

 

 

ツアー(ヨセミテ日帰りツアー)

 以前から行きたかった「ヨセミテ国立公園」。
通常、サンフランシスコからのツアーで行くが、このツアーのためにサンフランシスコに
2泊もするのはもったいないと、少々時間はかかるがラスベガスからの日帰りツアーに
参加した。

 8:15ホテルピックアップ。9:30北ラスベガス空港小型機発。
11:00カリフォルニア州のマーセド空港着。
全く揺れずに快適。
ミニバンに乗り換えてヨセミテに向けて出発。
日本人ガイド1名と名古屋からの日本人家族3名と同行。

 ヨセミテまでの道路は、左に全米最大のアーモンド畑とピスタチオ畑、右にレタス畑、

雄大な牧草地で牛がゆったりと草を食べている景色などを見ながら進む。
この眺めがとても楽しい。

 この道路沿いの風景やヨセミテ公園は、グランドキャニオン、モニュメントバレー、
ザイオンなどのアリゾナ州、ユタ州の荒涼とした巨岩のある景色と比較すると、
カリフォルニア州らしいというか緑豊かな景色であるところが大きな違いである。

 前日、ラスベガスではめずらしく雨が降ったが、ヨセミテは雪となったらしく、
途中から雪化粧された景観に変わる。
有名なトンネルビューを眺めた後は、それぞれのポイントに近づく。
ハーフドーム、エルキャピタン、ブライダルベール滝、ヨセミテ滝など。
世界中のVIPが宿泊したというアワニーホテルで休憩。
とても雰囲気のあるホテルで、ここでゆっくり時間を過ごせたらいいなと思う。

 ヨセミテの最適シーズンは夏期らしいが、降雪のヨセミテも神秘的な雰囲気でよかった。
時間的にも思ったより余裕のあるツアーで日帰りで満喫とまではいかないが
渓谷美を十分に堪能できた。
絶景のグレイジャーポイントやジャイアントセコイアの林立している地域に行くのは、
サンフランシスコからのツアーでも日帰りでは無理とのこと。
いつの日かチャンスがあればゆっくりとレンタカーを使ってまわってみたい。
夜9:30前ホテル帰着。

 

 

ショー

「ブルーマングループ」

 以前から行きたいと思っていたショー。
予約しなくても席は取れると聞いていたので、ラスベガス到着日に翌日のショーの予約を
したところ、真ん中のブロックの一番後ろの席となった。

 ショーの内容は、とてもバカバカしい内容で楽しめた。
ただ、毎度のことなのだが2日目の夜のショーは(いつも、2日目と4日目の夜にショーを、
3日目に観光ツアーを予定)、眠くて眠くて・・・1/3以上(半分以上?)寝ていたかもしれない。

 ラストはあっと驚くシーンが待っているとは知っていたが、一番後ろの席だったので・・・
本当に驚いた。

 

「ズーマニティ」

 シルク・ド・ソレイユの新しいショー。
「ミスティア」、「オー」と大感激したので絶対に観ようと3カ月近く前の予約開始日に
ネット予約したところ、右前方の最前列が取れた。

 このショーもミスティア同様に開始30分ほど前から道化が2〜3名会場に入り、
笑わせてくれる。

 内容は、年齢、性別、人種等を超えた様々なタイプの愛、セックスのパフォーマンスで、
かなり際どい下ネタトークで笑わせたり、シルクらしい元オリンピック選手(?)を起用した
うっとりするようなシーンもあったりと盛りだくさん。
賛否両論あるようだが、刺激的なので最後まで魅せる。
勿論観る価値はあると思う。

 リードする道化がオカマちゃんなので日本のオカマショー、六本木金魚などを観ているような
雰囲気がある。
大都市風の猥雑な雰囲気のショーなので、ニューヨークニューヨークにはとても合うと思う。

 ただ、我々前方席の観客は、出演者にかなり絡まれる(笑いの対象になる)ので、
こういう絡みが嫌いな方は、3列目以降の席にしたほうがよい。
我々は、開演前の道化に1回、ショー中に2回絡まれた(ちょっと多すぎ)。

 

「新海賊船ショー(TI)」

 リニューアルされた海賊船ショー。30分。
昔のショー同様、ものすごい人だかり。
宿泊者用のVIPゾーンや5ドル払って1ドリンク付で観れるゾーンなどがある。

内容は、片方の船に乗っている女性ダンサーによるロックショーという感じ。
とても面白いが、言葉が聞き取れないのでしばらくすると飽きてくる。
もういいかなあと思っていると、大爆発や花火などがあり、結局は最後まで魅せた。

 

 

食事

 我々夫婦は、ラスベガスでは特に少食となり(朝からビールを飲みすぎ?)、
1日1〜2食、しかもバフェでも重いので軽食中心となる。
今回も1日1食+部屋でのポテトチップス程度だった。

 

「ファットバーガー」

 モンテカルロのストリップはさんで対面にあるハンバーガー店。2度目。
おいしかったが、量が多くて最後は気分が悪くなってしまった。

 

ルクソールの「ピラミッドカフェ」

 どのホテルでも「カフェ」は比較的おいしくて好きなのだが、ここのカフェは?であった。
BLTサンドイッチ、チキンスープ、フィッシュ&チップスなどを注文したが・・・
バフェから持ってきたのではないかと思える味だった。
せめてアツアツならまだ食べれるのに・・・。
さびしい(?)クリスマスディナーとなった。

 

「コウルドストーン・クリーマリィ」

 全米で行列のできるアイスクリーム屋がラスベガス初出店ということで試しに行ってみた。
エクスカリバーの2階フードコート。
基本のアイスクリームに混ぜる具をチョイスしてそれを叩いてミックスしてくれる。
バニラアイスにスニッカーズチョコとM&Mチョコをチョイスする。
おいしかったが、とにかく甘かった(具のチョイスが悪かった?)。
スモールで十分2人分あった。

 

「フルトン・フィッシュ・フライ」

 ニューヨークニューヨークのフードコーナーにある注文があってから作り始める
揚げ物中心のお店。前回おいしかったので今回も再訪。
今回は、フィッシュ&チップスにシュリンプにチキンのコンボとクラムチャウダーを注文した。
10分近く待つがアツアツでおいしい。特にチキンがおいしかった。

 

 

SPA

 妻がルクソールの「OASIS SPA」でSPAを初体験。
リバー・ストーン・マッサージというコース。70分で140ドル。
石を使っての全身マッサージ。
シャワーを浴びて順番を待っていると、担当エステティシャンにより個室に案内される。
全身裸でベッドに寝かされ、好きなオイル(ラベンダーorマンゴー)を選び、
オイルを体に塗りながら温めた石を使ってのマッサージをうける。
妻はほとんど英語が喋れないが、ボディランゲージでなんとかなったとのこと。
料金は事前にルームチャージにしたので、チップは終了後エステティシャンから
渡された袋に現金を入れた。
とても気持ちよく、最高の気分だったとのこと。