ケアンズ旅行記2002.4
準備編,1日目 2日目 3日目 4, 5日目,マイレージ


◆3日目:4月7日(日)◆                                   


<グレートバリアリーフへ>

 今日は「フィッツロイ島とグレートバリアリーフ」のツアーに参加.ホテルロビーに9時集合であった.
迎えに来たのは大型観光バス.各国のお客さんが乗っていた.
バスは船着場に到着し,船に乗り込む.
けっこうゴージャスな船である.船の中もゆったりとした構造になっており,船旅が楽しめそう!と思ったのも
ほんの一瞬だったのであるが...
日本人の女性スタッフから体験ダイビングの勧誘をされる.
一度,やってみたかったので,申し込む.二人で214ドル.

 船は9時30分に出航.その時,放送で「今日は暴風波浪警報が出ているので,船が大揺れするので
気をつけて下さい.」とのアナウンスが.
また,酔い止め薬が無料でもらえるので飲んだ方がよいとの事.
確かに外海なので,船は無茶苦茶揺れる.
同じ席に座っていた日本人のグループ客も次第に無口になり,
しんどそうな顔をしていた.私も目をつぶって我慢をしていたが,こらえきれなくなった.
 スタッフが,デッキに連れ出してくれ,風にあたっていたらかなり楽になった.そこには同じように船酔いで
苦しんでいる人達がゴロゴロしていた.

 10時20分にフィッツロイ島に到着.
ここで1時間の自由時間があり(フィッツロイ島のみのツアーの人はここで下船),
熱帯雨林の散策ができるそうであるが,私達はダイビングの説明があるので,散策はやめ,
気分転換にプールでシュノーケルの練習をして遊んでいた.
これで船酔いは完全におさまった.

 さて,船は再び出航.モア・リーフへ向かう.また酔うのは嫌なので,デッキにいる.
今度は夫が苦しみだす.本当にこの揺れは尋常ではない.早く,解放されたいよー!

 50分後にモア・リーフに到着.ここで体験ダイビングをした.
重装備でちょっと不安になったが,意外にお手軽で楽しめた.
潜ったのは7〜8メートルくらいであろうか...
あっという間に終わり,もう少し潜っていたかった.
私は目が悪いので何も見えないのではないか,と思ったのであるが,
度付きゴーグルを使用しなくても大丈夫で,きれいなサンゴ礁や魚の群れを
十分に堪能することができた.
ただ,潜った後は船旅の疲れも出て,一気に体が重くなった.
食事もバフェ形式でとることができたのであるが,帰りの船旅を考えると食べる気にならなかった.
良いダイエットになるかな??

 さすがに,この揺れに耐えられない人達は,追加代金を払ってヘリコプターで続々と帰っていた.
確かに,帰りも辛い思いをすると考えるとゾッとしてしまう...

 また,魚の餌やりでは100匹以上の色とりどりの魚が集まり,
大変きれいであった(夫は疲れて,それを見る気力もないとのことで私だけ見学した).

 モア・リーフでは約2時間滞在後,フィッツロイ島経由で帰った.
デッキに居たのであるが,往路よりも揺れが少なくて(..というか慣れたのか??)大丈夫であった.
体験ダイビングやフィッツロイ島での写真もできており,ついついたくさん買ってしまった...
なんと125ドル分も!特に,体験ダイビングなんてもうやらないかもしれないんだから,
貴重な写真なのである.
後から夫に文句を言われるが,彼は気持ち悪くて動けず,
全てを私に託したのだから文句を言う権利はないのになー.お金を持っていなかったので,後でホテルで
払うことに(実は安全を考え,お金は必要最小限,クレジットカードも持ってこなかったのである).


   
   右側に見えるのはフィッツロイ島.

 

<ホテルに戻る>

 激しかったツアーも終わり,17時過ぎにホテルに戻る.
部屋にも戻ってもまだ船に揺られている気分...
まずは,フロントへ先ほどの写真代金の入った封筒を預ける.
ちなみに,ホテルのTC両替手数料は100ドルに対して2ドルであった.
手数料無料のカジノホテルに行く元気もなかったので,ここで両替した.これで支払い完了.
夫はシャワーを浴びた後,死んだ様に眠る.
確かに,あの船の揺れ具合は疲れるよなー.
お昼も食べていなかったこともあり,二人とも猛烈な空腹感に襲われる.さて,夕食だ!

 

<夕食タイム>

 さて,待望の食事は昨晩,予約した「カニーズ(59 the Esplanade)である.
この店名は日本語のカニに由来し,シーフードが多彩.
ガイドブックに載っていたり,ミールクーポンもあることより,日本人の客で一杯であった.
日本語のメニューもあるので,注文も簡単.

 夫はロブスタービスク13.3ドル,最高級牛肉のリブアイフィレ ソースベアネーズ24.3ドル,
私は本日のスープ(ジャガイモとベーコンのクリームスープ)7.50ドル,
バラムンディのグリル26.6ドルを注文した.
また,体調を考慮してワインはシャルドネのハーフボトル.
バラムンディのグリルは白身魚が姿ごと調理されていて,美味しかった.
しかしながら,胃袋が小さくなっていたので,すぐにお腹が一杯になってしまった.

さすがに今日は疲れたのでカジノに寄る元気もなく,
20時30分頃,ホテルに戻り,すぐに寝た.