東京ディズニーリゾート旅行記 2002.10
準備編・1日目 2日目 3日目 4日目・ホテルポイント



◆2日目:10月17日(木)◆                               


<ディズニーシーへ>

疲れていたので,11時過ぎまで寝る.朝食は9時30分までなので,余裕でアウト.
これだけ寝たのでラスベガスの疲れも取れたようだ...と言ってもラスベガスでは今まで以上に
ダラダラしていたので,ほとんど疲れなかったはずなのであるが.

 

モノレールに乗り,ディズニーシーへ行く.入口で3日パスポートを購入.
ホテルでも購入できるのであるが,クレジットカードが使えないのでここで購入した.
1日目:ディズニーシー,2日目:ディズニーランド,3日目:両方のパークで遊ぶことができる.

入場後,ガイドツアーを申し込んだ.3種類あるのだが,私達が申し込んだのは
「ディズニーシー・アカデミー:エンターテイメントの世界へ」である.
ライブショー「セイル・アウェイ」に船の乗客役として参加できてしまうのだ!
所要時間は1時間30分で1500円.既に満員の時間もあったが,14:30開始のを申し込んだ.

お腹が空いたので,レストランへ..と歩いて行くと,ちょうどメディテレーニアンハーバーで
「ディズニーシー1stアニバーサリーセレブレーション」が始まるところであった.
平日というのにメディテレーニアンハーバー周辺に多くの人が取り囲んでいる.
始めはいろいろなキャラが乗った船が海をぐるぐる周り,その後,キャラはリドアイルに行き
そこでミュージカルショーを繰り広げる.ディズニーランドとはまた違った趣のショーである.

 

 

<昼食>

ショーが終り,ダッシュで目的のイタリアレストラン「レストランテ・ディ・カナレット」へ.
しかし,ものすごい行列であった.次々とレストランに行くが,どこも行列.
平日だと甘く見すぎていたかも...それにしても1周年ということもありものすごい混雑だ.
海底二万マイルも80分待ちとのこと!6月に行った時はもう少し空いていたのに...

 

そこで,困った時の場所として取っておき(!?)の「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」へ行った.
ここはアルコール主体のラウンジなので,空いているのだ.
しかし,ソフトドリンクもあるし,サンドウィッチもあるので軽い昼食には便利な場所なのだ.
さらに雰囲気が良いので私のお気に入りである.
案の定,ここは空席があり,昼食にたどりつくことができた.

二人とも今回はお酒抜きで(ガイドツアーに備えて),ハムとチーズとトマトのホットチャパタを頼む.
フライドポテト付きで十分な量である.
となりのおじさん3人組はビールを美味しそうに飲んで宴会状態であった.

 

 

<ガイドツアー参加>

集合時間まで,ショップを見て過ごす.
とにかく,心惹かれるキャラクターグッズがたくさん揃っているのであるが,
夫から「ラスベガスで買い物をしたのだから...」と強く止められている.
しかし,私の心の中では候補が既に5つくらい決まっていた(!?)

 

14時30分にゲストリレーション前に集合.
これから待ちに待ったガイドツアー「ディズニーシー・アカデミー:エンターテイメントの世界へ」の始まりである.
参加メンバーは女性2人組,1才10ヶ月の女の子連れの家族,私達の大人6名である.
最大24名までらしいが,この時間帯は1日一度のイベント「ポルト・パラディーソ・ウォーターカーニバル」と
重なるので,参加人数が少ないらしい(私達は以前見たことがある).
案内役の女性に連れられてS.S.コロンビア号へ.途中,ゴンドラ乗り場近くで説明を受ける.
子連れファミリーは超ディズニーマニアで年パスを買って通っているらしく,
ミラコスタにも何回も宿泊しているそうだ.
ちょうど,万田久子と石田純一のロケにも遭遇したらしい(私はこの放送を見て,
ミラコスタのレストランに行きたくなった次第である).

 

そして,S.S.コロンビア号の「楽屋」に入って説明を受ける.
私達は15時40分開演のミュージカル「セイル・アウェイ」に一等客室の乗客役で参加できるのである
要するに観客は見送る側で,私達は船の中から手を振ったり,踊ったり(!?)するのだ.
出演時間は後半10分間.それまで,踊りのレッスンを受ける.
最初に旗を振って,その後に手を振って,踊って,紙テープを投げるという段取り.
ミニーちゃんが悲しむ時には一緒に悲しみ,喜ぶ時には一緒に喜びのポーズもとるのだ!
最初は皆,恥ずかしがっているが,どんどん大胆になってくる.
私達の回は参加人数が少なかったので,3名のキャストも応援に来る.
「グー,パー,グー,パー,バイバイ!ミニーちゃん!」といったかけ声(!?)に合わせて
踊りの練習をする.
そして...楽屋にミッキー船長も登場!年甲斐もなく,キャーキャー喜んでしまった.
やっぱり,ここでの一番のメインキャラにこんな近くで会えるのは感動してしまう.
普段は冷静な夫もけっこう喜んでいた.

 

さて,ミッキー船長と共にいざ出陣!船の上から観客を見下ろすのは面白い.
バナーが落ち,さて旗振りだ.人に見られるのはけっこう快感になってしまって,皆,楽しんで旗を振っている.
観客がこちらを指差して笑っているのも見える.やったー!注目されている!

夫も「楽しい楽しい」と大きく手を振っている.踊りも皆,練習よりも大胆な動きをしている.
そして,紙テープを投げ,この後,注目のラストシーン.
船員が「いってらっしゃーい!」と声をかけてくれる.
それに応えて私達は「行ってまいりまーす!」とあいさつをする.
一応,ギャグになっており,ドッと観客が沸く.やったー!笑いをとったぞー!
そして,お客さんが去るまで,手を振りつづけるのである...
久しぶりに何かをやり遂げた爽快感があった.参加してよかった!

楽屋に戻り,参加証明書を貰えた.
これは写真つきで,好みの縫いぐるみと一緒に写真を撮る事ができるのだ.
久しぶりにワクワクするような楽しい体験をすることができた.
ディズニーシーに行く人には絶対おすすめのガイドツアーである(ただし...
思いっきり手を振りすぎて翌日筋肉痛に悩まされてしまった...).

 

 

<ケープコッド・クックオフへ>

相変わらずアトラクションは混雑していそうなので,アメリカン・ウォーターフロントにある
レストラン「ケープコッド・クックオフ」へ.
ここはハンバーガーやデザートなどの軽食が販売されており,飲食しながら
「ドナルドのボートビルダー」というショーを見ることができるのである.
私達はすぐに夕食だったので,パンプキンムースとウーロン茶にする.パンプキンムースは美味しかった.
主役はドナルドでミニライブショーを楽しむことができた.
向かって左側の方に座るとミッキーが近くに見ることができる.

 

 

<セイル・アウェイ>

ショーを見終わって,歩いているとちょうど17時からの「セイル・アウェイ」が始まるところであった.
先ほど,自分たちが出演したこのショーが第三者から見るとどのように見えるので
あろうか...と興味津々で見た.
この17時の部は私達が予約した時,満員であったのであるが,さすがに乗客役はものすごい人数であった.
私達は1スパンでも広いくらいだったのに,今回は3スパンでも狭そうである.
思わず,私達も音楽に合わせて体が動いてしまう.
一度出演すると,異なった角度からショーを見ることができるので,また楽しむことができた.

 

 

<夕食>

ショーが終わり,ダッシュでホテルミラコスタへ.ディナーを17時40分から予約していたのだ.
10分前に来てくださいと言われていたので,あと10分しかない!

何とか間に合い,店員に名前を告げる.
この地中海レストラン「オチェアーノ」はバフェ形式とコース形式に分かれているのだ.
私達はコースの方で予約してあった.

すぐに席に案内してもらえ(コース料理は一番奥の「海草」をテーマにした部屋),
ラッキーなことに窓際の席であった.
予約の時間が早いと窓際に案内してもらえる確率が高いそうだ.
しかし,眺めはテラス席(客は誰もいない)もあるので,期待していたほど良くなかった.
一応,火山は見えるが...

 

私達は8500円の「1周年記念コース」を注文した.
ワインはイタリアのワインが数多く揃えられており,「バルバレスコ」を注文する.
ワインを注文するとメダルが貰えて,マニアの間では人気となっているらしい.
そういえば,以前,ディズニーシー内のレストランでもメダルをもらった記憶がある.
特に,「ホテルミラコスタの1周年記念メダル」は価値があるそうである.マニアに売っちゃおうかな!?

料理はシーフード主体でさっぱりした上品な味付けで美味しかった.
パンもいろいろな種類があって楽しめた.
私達はお酒を飲むとダラダラ食べてしまうので,他の人よりも時間がかかってしまう.
実際,同じ時間に来た隣のカップルに比べてかなり差がついてしまっていた.
メインのお肉を準備してくれていたのであるが,私達がまだ前の料理を食べていたので,
申し訳ないことにお肉を焼き直してくれていた.
店員も愛想が良く,いろいろと声をかけてくれた.さすが,ディズニーと思ってしまった.
このレストランに記念日で来る人が多いらしく,あちこちで店員による「ハッピーバースデー」ソングが
聞こえていた.確かに,お誕生日をここで祝うのも素敵かも.

とっても満足な食事をして,帰りにバフェコーナーをちょっと覗いて見たら,
とても美味しそうな豪華な料理が並んでいた.ラスベガスのバフェよりも質が高そう...
こちらの料理も一度食べてみたくなってきた.

 

 

<ディズニーシー・シンフォニー&ヴォナセーラ・セレナーデ>

さて,食後に散歩がてらホテルミラコスタ内をフラフラする.
一度見たかった「ミニリザ」にもご対面.

そして,いよいよ20時10分から「ディズニーシー・シンフォニー」である.
珍しく昼寝をしなかったので,けっこう疲れていたが,せっかくなのでこれを見て帰ろうということになった.
皆,同じことを考えているらしく,メディテレーニアンハーバーの周辺はものすごい人である.
人を見ていると余計に疲れてくる...
しかし,このショーはそんな疲れを吹き飛ばすくらい素晴らしかった!
人込みで全部は見えなかったのであるが(見えないので前の人のビデオの液晶部分を見ていた),
光と音と花火のハーモニーがとってもロマンティックである.
ディズニーシーの昼間のショーは今一つと思っていたが,これはすごかった!
今度は場所取りをして全部見たい.

そして,20時30分から「ヴォナセーラ・セレナーデ」
これは花火と音楽のショーらしく,私達はてっきり火山の後ろに上がると思って,
頑張って火山が見える場所をキープした.
そして,周りの客も皆,火山方面を見ていたのであるが,実際はその反対側(出入り口方面)で
花火が打ち上げられていたのであった...これだったらパークのどこからでも見えるのだ.
しかし,花火は単なる花火であった.私はディズニーランドの花火の方が好きかな...

今日はとってもアクティブに行動した.
しかし,考えてみると,ディズニーシーに来たのにアトラクションに1つも乗っていないのだ
それでも十分楽しめることが良く分かった.

ホテルに戻り,すぐに睡眠.