成田・東京旅行記2006.8


準備編・成田エクセルホテル東急編|コンラッド東京編(1)コンラッド東京編(2)


◆ コンラッド東京編(その1)◆

<アクセス&チェックイン>

 成田エクセル東急ホテルをチェックアウト後,10時25分のシャトルバスで京成成田駅へ行く.
ここから10時56分の上野行き特急に乗った.
スカイライナーより10分ちょっと時間がかかるが,料金が安い.
日暮里からJRで新橋へ.
料金は910円.
今年も
日テレジャンボリーで汐留周辺は盛り上がっていた.
オーストラリアからのボトルワインが5本半あるので,荷物が重くて移動が大変だった(現地で飲んだので,最初の10本よりもかなり楽になったが<笑>).

 12時30分くらいに
コンラッド東京に到着.
フロントへ行って名前を告げると,ここでチェックインできるようなので,エグゼフロアへのアップはないようだ.
夫がチェックインしている間,荷物を持って待っているとスタッフが「
今晩,東京湾の花火が開催されるようですよ」と教えてくれた.
東京湾大華火祭はてっきり昨日開催されていたと思っていたのであるが,
悪天候のため,今日に延期になったとのこと.
そういえば,昨日,私達の飛行機も悪天候のため,上空を旋回していたことを思い出した.
そして,延期に伴い,宿泊予約のキャンセルや今晩の宿泊予約が殺到してホテルは大変だったそうだ.
そんな日にもかかわらず,何と花火が良く見える
ガーデン側のジュニアスイートにアップグレードしてくれた.
さらに,お部屋も14時から入る事ができるとのこと.
朝食券も付けてくれた(ラウンジアクセスはなし).
「この大イベントの日なのにこんな私達にサービスしてくれるなんて,申し訳ないよねー」とホテルに大感謝.
この日のディナーはヒルトン東京のトゥエンティワンの予約をしていたのであるが,花火が見たかったので,急遽,時間を遅くしてもらう事にする.


<お部屋>

 
チャイナブルーで食事をした後,14時過ぎにお部屋に入る.
34階のガーデン側のジュニアスイートで1年前とは反対側の部屋である.
部屋の造りも異なっており,こちらの方が若干狭いような気がするが,言うまでもなく大変快適である.
特徴的だったのが,シャワールームには左右扉があり,通り抜けできるタイプであった.
あとクローゼットも2つあるので,長期滞在する人も大変便利そうである(私達は2泊なので,ほとんど服が無いが).
目の前には浜離宮公園が広がり,お台場が見える(フロント側なので,右側に一部ビルが見えるが).
花火の打ち上げ場所(晴海埠頭沖合)をチャイナブルーのスタッフに教えてもらったのだが,この部屋からも良く見えることが分かり,ますます感激した.

 初日のデザートはフルーツ(梨2個),マカロン5個で,2日目のデザートは青リンゴ2個,クッキー5枚.
アロマオイルサービスが始まったとのことで,スターサービスに電話すると好みのオイルを入れてセットしてくれる.
普段,香り嫌いな夫もラベンダーの香りにまったりしていた(笑).

 今回,お部屋に入った時には
既にターンダウンが済んでいる状態であった.
ベッドにいたコンラッドベアは旧タイプの紫のもので(これで3体目),ベッドサイドにミネラルウォーターも準備されていた.
どうやら花火観覧のための心遣いのようであるが,翌日もベッドメイクの時にターンダウンが済んでいた.
また,17時頃,スタッフが突然,氷を持ってきた.
花火大会に向けて,各部屋に配っているようである.
お部屋の居心地が良かったので,滞在中,2回ルームサービスを注文した.
また,チェックアウトも14時に延長してもらえ,大満足の滞在であった.

    
    
思わず,窓際にアヒルとクマを並べてしまった(笑).ちょうど後方から花火が打ち上げられた.


<東京湾大華火祭>

 田舎者の私は当然,東京湾の花火を観た事がなく,地元の花火大会しかない.
地元では大変人気のイベントだったので,遠い所に車を停めて,打ち上げ場所近くの川岸まで延々と歩いて,汗だくになって花火を見た.
至近距離から見る花火は迫力がありとても美しいが,帰りは大渋滞で自宅に戻ると真夜中になってしまい,疲れで感動も薄れてしまっていた.
私にとって花火大会と言えば,「体力勝負」なので,年をとってから花火大会を観に行く気力がなくなっていた.
もう絶対に花火大会とは縁がないだろうと思っていたが,今回,偶然にあの有名な東京湾大華火祭を見る機会に恵まれ,大変嬉しかった.
それもクーラーの効いた室内で見られるとは驚きである.

 用事があったので,夕方にホテルを出て汐留界隈に行く.
浴衣を着た女性がたくさんおり,とても懐かしく思えた(今,私が着たら不気味だろう...).
ホテルのロビーに戻ると,特別な日ということで様々なファッションをしている人達に遭遇した.
ちょっと見た事がない配色やデザインのジャケットやスーツを着ている男性も何人か見かけた.
また,家族連れもけっこういた.
お祭り前の雰囲気がロビーでも感じられて,ますますワクワクしてきた.

 私達も19時からの花火大会に向けて,18時20分頃,部屋に戻る.
ちょうどルームサービスで注文したチーズ盛り合わせとワインクーラーを持ってきてくれた.
早速,オーストラリアで買ったTyrrel'sの白ワインを冷やす.
いよいよ19時から
花火大会の開始
開始早々からとても贅沢に花火が打ち上げられている.
やっぱり,都会の花火大会は凄い!
風の影響で時々,煙が邪魔になるが,
部屋から真正面に見える花火は格別なものがある.
最近の花火を知らなかったが,技術が進化しているようで,リンゴ,ハート,星,花,ピースマークなどの形の花火もあった.
あと,星がきらめいている様なものもあり,いろいろと楽しめた.
20時20分まで,休みなくずっと花火が打ち上げられており,規模の大きさに圧倒された(12,000発とのことで,
単純計算すると1分間に150発!である..).
とても感動の連続であったが,やはり涼しい高層階の部屋で見ていると,花火大会は別世界での出来事のように思えた.
体力と気力があったら,蒸し暑い現場で見るのが,花火大会を体感するのに素晴らしいことを再認識した.
でも首都圏の人はこんな素晴らしい花火を毎年観る事ができるなんてとても羨ましい.

   
  
花火大会直前の眺め(左),ちょっと分かりにくいがこんな感じで花火が見えた(右).


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