成田・東京旅行記2006.8


準備編・成田エクセルホテル東急編コンラッド東京編(1)コンラッド東京編(2)


◆コンラッド東京編(その2)◆

<朝食>

 頂いた朝食券は本来,セリーズで利用することができるのであるが,私達が滞在していた2日間は宿泊者が多かった事もあり,
チャイナブルーでも同様の朝食を食べる事が出来た.
お客さんを待たせることなく朝食を食べていただきたい」というホテル側の配慮とのこと.
セリーズでは,卵料理を食べると通常通り有料であるが,チャイナブルーは無料でスクランブルエッグを食べられるとのことで,結局,2日間,チャイナブルーで朝食をいただいた.
このレストランは天井も高く,眺めも素晴らしいので,朝からこのレストランでガーデン&海の景色を楽しみながら朝食がいただけるのはとても嬉しい事である.
チケットは「コンチネンタル」と記載されているものの,ソーセージ,ベーコン,スクランブルエッグ,グリルトマト,ハッシュドポテトの温かいお料理もあり,豪華であった.
エグゼラウンジの内容とほぼ同じであるが,こちらの方が若干,種類は多く(エグゼラウンジでは好みの卵料理を作ってもらえる事を除いて),料理コーナーのスペースがゆったりしていた.
基本的には洋食だが,冷たい蕎麦もあった.
こちらで朝食が頂く事ができて,大変満足した.


<ルームサービス>

 部屋からの眺めが良く,居心地が大変良かったので,珍しく,2回ルームサービスをお願いし,オーストラリアで購入したワインを飲んだ.
1回目は花火大会の時(上述),2回目は2泊目の夜である.
ルームサービスのメニューは豊富なので,かなり悩んだが,オーストラリアで買った赤ワインを飲むことにしたので,セリーズの料理を選択した.
夫は炭火焼チーズハンバーガー2,500円,私はトマトとモッツレラチーズのスープ1,200円とハーブチキンのクラブサンド2,100円を注文.
スープはお鍋で持ってきてくれ,熱々の美味しいスープを頂く事ができた.
一皿の量はけっこうあり,丁度,ワインに合う食事となった.
この後,デザートワインを飲んだら,すぐに眠くなり寝てしまった(笑).
本当はバーに行く予定であったが,残念ながら,行く事ができなかった(目が覚めた時は真夜中だった).


<レストラン(コンラッド東京内)>

 今回はランチのみ利用した.
最近,コストパフォーマンスの高そうなランチタイムの利用が多くなっている.
2日目に気がついたのであるが,日本テレビで開催されていた「Go Shiodomeジャンボリー2006」のスタンプラリーのパンフレットを持っていくと,期間中(8月31日まで),
レストランでのソフトドリンクが1杯無料になった(けっこうこれを持っていくのは恥ずかしいものがあるが...).

「チャイナブルー」

 チェックイン後,すぐに利用.
以前に比べてランチコースの値段が安くなっており,2,800円からであった.
私達はアラカルトで注文した.
このお店は一品の量が少ないのであるが,分けて食べる事にした.
お料理は豚肉のアスパラ包み・ガーリックソースがけ,鮮魚の空揚げシンガポール風,XO醤海鮮焼きそば,チャイナブルー風チャーハンを注文(それぞれのお料理の正しい名前は忘れてしまった).
お酒は紹興酒.
アミューズもサービスされ,カモのカナッペ風であった.
どれも上品な味付けで,美味しくいただくことができた.
合計約1万円.


「風花」の鉄板焼き

 突然,鉄板焼きが食べたくなり,直前にスターサービス経由で予約を入れてもらったが,すぐに席を用意できるとの事であった.
鉄板焼きコーナーは初めての利用である.
和食コーナーはたくさん人がいたが,鉄板焼きは私達だけであった.
ランチコースは5,800円と7,800円.
大きな鉄板が2枚あり,席はちょうど窓に向かって座るので,鉄板越しに晴れ渡ったガーデン側の景色を楽しむ事が出来るというかなり贅沢な雰囲気である.
関東地方の地理に疎い私達はシェフから「ずっと向こうに見えるのは千葉」と教えてもらい,この辺りがどういう地形になっているか少し把握することができた(笑).

 料理は5,800円のコースを注文.
先程まで,久しぶりにジムで運動をしたので(体重が増加したのに加え,かなり体が鈍っておりショックであった),珍しくお酒をやめ,上記の無料ソフトドリンク(夫はウーロン茶,私は緑茶)を飲む.
コースは生湯葉,サラダ,焼き野菜,牛肉,お米またはガーリックチャーハン,赤だし,漬物,デザートといった内容である.
食材は全国各地のものを使用しており,初めて食べるジャガイモやトマトなどもあった.
最初の生湯葉はとても冷たくて,口の中で優しく溶けた.
サラダはカリフラワー,北海道のフルーツトマト,仙台の駄々茶豆,赤キャベツのスプラウトと種々の葉ものであった.ドレッシングは2種類から選ぶ事ができる.
焼き野菜は紫いんげんと北海道の小さいジャガイモ(インカの目覚め),大豆もやし,葱.
お肉は常陸牛の最高級のものだそうで,ヒレとサーロインをシェアすることにした.
とても脂がきれいに入っていて,ヒレも霜降り状態であった.
タレは梅,にんにく,ポン酢の他,塩,胡椒もあるが,お肉は大変美味しいので,そのままで頂くことにした.
あと,お肉に添えるガーリックチップは,生のにんにくからその場でじっくりといためて作ってくれた.
私がこれまで行っていた鉄板焼きのレストランでは既に作ってあるガーリックチップを用いていることが多かったのだが,やはり,出来立ては味が違うと思った.
ガーリックチャーハンはガーリックチップ,にんにくの醤油漬け,きのこ,卵,しそを用いており,思ったよりもあっさりして美味しく,いくらでも食べたくなってしまいそうだ.

 デザートは和食コーナー入口付近の窓際のソファ席に移動して頂くことになった.
場所が変わって2度食事が楽しめるような気がする.
デザートのみつ豆は豆の美味しさを再認識させるものであった.
子供の時にこの豆が苦手だったのであるが,当然ながら安物の豆とは全然味が違っていた(笑).
大変満足なランチとなった.
次回は夜景の綺麗なディナーに行ってみたいが,値段が恐ろしく高いので,機会はなかなかなさそうである.


「ゴードンラムゼイatコンラッド東京」

 こちらも直前にスターサービス経由で電話をして予約してもらったが,ほとんど満席状態であった.
ゴードンラムゼイでのランチは初めてである.
ランチは3,800円(2品のコース),5,000円(3品のコース)と15,000円くらいのコースがあった.
私達は一番安いコースを選んだ.
これは前菜数種類とメイン数種類の中から1品ずつ選択する事が出来る(3品のコースはさらにデザートが選択可能).
また,パン,飲み物も付く(お菓子付き).
パンは3種類でひまわりの種,そば粉,オリーブであった.
お昼だったからかもしれないが,スタッフの顔ぶれも変わっており,以前よりも落ち着いたサービスを受けられるようになった気がする.
相変わらず一皿の量が多かったので,これで十分だったが,以前よりも味付けが日本人向けになっているような気がした.
ちなみに無料ソフトドリンクはオレンジ,グレープフルーツ,ジンジャエール,クランベリージュースの中から選べた(最初スタッフは知らなかったようだ.このレストランでこんなパンフレットを持ってくる客はなかなかいないのかも...).


<コンラッド東京以外のレストラン>

トゥエンティワン(ヒルトン東京)

 
ダイヤモンドクラブのディナー招待券があったので,これを利用することにした.
2人揃って東京に滞在する機会は少なく,これを逃すとしばらくないため,花火大会終了後に行った.
慌てて大江戸線に乗り,ヒルトン東京に行く.
久しぶりだったので,地下道で少し道に迷ってしまった(笑).
21時10分頃,到着.
けっこうたくさんお客さんがいた.
お昼からお酒を飲んでおり,さらに花火を見ながらボトルワインも空けてしまったので,大人しくシャンパン(パイパー)のハーフボトルと炭酸水を注文.
料理はコースが決まっており,前菜・スープ・メインディッシュ・デザートを複数の料理の中から選択することができた.
アミューズがロブスタースープでロブスター好きの私達にはたまらない一品であった.
夫は前菜がアンチョビ,スープがミネストローネ,メインがラムサドルのソテーとカネロニのミルフィーユ仕立て,デザートはリンゴのデザートを選択.
私はマリネサーモンのサラダ,カリフラワーのポタージュ,ジョンドーリー(まとうだい)のロースト・アーティチョークとアスパラガスのフリカッセ,りんごのスフレを選択.
遅い時間に行ったのにもかかわらず,居心地が良く,ゆっくりと食事を楽しむことができた.
このレストランの料理は私にとってたまに塩気が強いような気がすることもあるが,丁寧に調理されていてとても美味しいと思う.

 オーストラリア旅行の後泊のつもりが,イベントもあり大変充実した旅行となった.
やはり,コンラッド東京はのんびりと落ち着く事ができ,今,一番気に入っているホテルである(なかなか宿泊する機会はないが...).


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