小樽旅行記2006.1


準備編・1日目2日目3日目4日目&マイレージ


◆2日目:1月29日(日)◆

<天狗山にスキーに行く>

 7時45分に起きて,8時頃に「
テラスブラッセリー」で朝食を食べる.
料理の種類は前回とほとんど変わっていなかったが,スープが中華風コーンスープだったのと(滞在中,いつものスープと1日おきだった),山中牧場のパンがあった.
このパンは牛乳の風味が口の中で広がり,とても美味しかった.
オムレツも焼いてもらうが,「ふわっ&とろっ」とした私のイメージする「高級ホテルのオムレツ」そのもので美味しかった.
これで元気にスキーが滑れそうである(笑).

 食後にフロントに行き,天狗山スキー場へのタクシーチケットを購入する.
往復で2,720円(これも部屋付けにできる).
スキーの準備をし,9時15分頃,タクシーで
天狗山スキー場へ行く.
所要時間が約15分ととても近い場所にあるが,急勾配の狭い道を通っていくので,自分が運転するのはちょっと怖そうである.
北海道で初めてリフトが架かった歴史あるスキー場という天狗山は思ったよりも規模が大きく,センターハウス付近にもけっこう人がいた.
ロープウェイ1本,リフト3本というゲレンデ構成である.
15時30分に迎えに来てもらう予約をして,センターハウスにあるレンタルショップでスキーを借りる(当然,旅行客はほとんどいないので,レンタルショップは小さい).
スキー一式4,000円(エラン製のもので,レンタルスキーにしては良かった).
最初にクーポンを窓口でリフト券に交換して,30人乗りのロープウェイで登る.
ヘルメットをかぶった地元の子供がたくさん乗っていた.
彼らは将来のオリンピック選手になるかもしれない.
ロープウェイを降り,ここからふもとまで降りてみる.
けっこうあっという間であるが,それなりに楽しい.
途中のコースでは検定やナスターもやっていた.
あとフリースタイルのジャンプ台もある.
雪質はちょっと暖かい日もあったということで,上質のパウダースノーにはほど遠かったが,満足.
下からパノラマペアリフトに乗り一気に山頂まで上がる(ロープウェイではその後,シングルリフトを利用しないと山頂に行けないので,このリフトの方が便利).
山頂付近のなだらかな斜面で小さな子供達対象のスクールが至る所で開催されていた.
本当にここの土地ではスキーが根付いている事を実感した.
雪のめったに降らない地方に住んでいる私がスキーを始めたのは10代後半からなので,とても羨ましい限りである.
リフトの本数が少ない割にはコースレイアウトが充実していて,天気も良かったので,楽しく滑ることができた.リフトの待ち時間もほとんどないので,快適である.


<昼食&再びスキー&グラス・スタジオ>

 昼食は11時30分頃,ロープウェイの
山頂駅にある展望レストランで食べた.
カレー,スパゲッティ,牛丼などが650円くらいと私が行っていた中部のスキー場よりも安い.
スキーパックに付いていた食事券は800円なので使い切れず(笑),飲み物も一緒に購入.
このレストランの隣には「
天狗資料館」がある.
ここには全国の天狗面や天狗にまつわる品々が展示されている不思議な博物館である(無料).
夏はこの周辺も散策できるようなので,また暖かくなったらロープウェイに乗ってみたいものである.

 食後も再び,滑る.
ナスターレースも久しぶりにやってみたい気がしたが,さすがに子供達ばかりの中に下手なおばさんが参加するのも怪しいのでやめた.
久しぶりのスキーだったので,15時で足も疲れてきたので,スキーセットを返却し,駐車場近くにある「
ザ・グラス・スタジオイン・オタル」(小樽市最上2-16-16)に行く.
心惹かれる創作グラスがたくさん並んでいたが,夫からは「汚い部屋を掃除してからだったら買ってもいいよー」と意地悪な事を言われる(涙).
結局,見るだけで店を後にする(この雪の時期なのに,観光客風の人が何組か来ていた).
お迎えのタクシーに乗り,ホテルに戻る.
それにしても往復タクシー利用でとても快適なスキーであった.
お風呂に入った後,珍しく体力が残っていたので,ウィングベイを散策する.


<マリーナレストラン&バーでまったり>

 18時30分から「
マリーナバー&レストラン」で夕食.
小樽では昼にスキーをして,夜にこのようなレストランで美味しい食事を楽しむ事ができるので,大変魅力的である.
料理はナチュラルヒルトンBコース6,600円を注文.
コースの内容は以下の通り.
・小樽産八角と根室産帆立のハーブマリネ 雪化粧南瓜のムース
・根室産蟹のビスク
・小樽産平目のポワレ ポトフ仕立て 小野菜のスモークと共に
・冬みかんグラニテ
・ラム肉と無花果のコンポートのロースト レイヤー仕立て ポートワインソースと後志産冬キャベツファルシ
・真狩産リュバーブと苺のクープ ココナッツのバシュラングラス添え
・コーヒーまたは紅茶

お酒は白ボトルワイン(カリフォルニア).
今回も素晴らしい料理の連続であった.
前菜のホタテや八角は昆布締めしてあり,ちょうど白ワインに合った.
また,平目,ラム肉の料理もそれぞれ趣向が凝らしてあり,とても美味しかった.
デザートの前にチーズも何種類かいただいた.
毎回思うのであるが,このお値段でこれだけのお料理が食べられるのは嬉しい事である(さらにダイヤモンドクラブ割引があるので,大変ありがたい).

 今晩も
マリーナバーへ移動し,お酒タイム.
大好きな余市の種類が増えており,10, 12, 15, 20年をそれぞれ飲み比べてみる(笑).
それぞれ独特の旨みと芳香があり,年数が経っているから美味しいというものではないようである.
私はいつもの12年が一番合うかもしれない.
ちなみにお値段は12年が1,500円くらい,20年が2,500円くらいである.
23時過ぎ,外国から来た団体客がやってきて,静かだったバーが突然賑やかになる.
23時30分頃まで飲んで,すぐに寝る(今日も絶対に体に悪い1日であったー).

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