◆カジノ◆
今回はコンプの呪縛にとらわれる事が無いので(!?),伸び伸びと遊ぶことができた.
ただ,3泊ととっても短かったので,夫は不完全燃焼だったみたいだ.
最終日の明け方に私が疲労の余り,眠りかけていたらたたき起こされ,
「何のためにラスベガスに来たんだ」と言われてカジノに連れて行かれた.
厳しいー...まるで合宿のようであった.
学生時代の体育会の合宿の方が眠れた分,楽だったよなー.
やはり,もう少し滞在期間は長い方がゆったりとできるだろうな...
もう,カジノ合宿はこりごりだ.
●クラップス
今までスロットクラブカードのポイントを稼ぐために,マシンゲーム主体であったが,
コンプの呪縛もないので,今回は覚えたてのクラップス中心で遊んだ.
皆でワイワイする雰囲気が大変楽しいのである.
もちろん,予算的に少ないので5ドルミニマムの台を選んで遊んだ.パリス,ベラッジオ,
モンテカルロ,ミラージュなどいろいろなカジノを渡り歩いた.
ベラッジオなどの高級ホテルでも昼間などはミニマム5ドル台があるので,優雅に(!?)
クラップスができるのである...とはいうものの,私の横の中華系おじさまは
私が投げる時に,パスラインに100ドルとか賭けていてちょっとプレッシャーだったが...
(無事,勝たせてあげることができてホッとした)
クラップスというのは波が激しいゲームで良いシューターの場合は一気に勝てるのであるが,
セブンアウトが何回も続くと,簡単に数百ドル負けてしまうのだ.ミニマム5ドルといっても,
パスライン以外にも掛けるので,結局掛け金は数十ドル,すごい時は50ドルくらいに
なってしまっている.
掛け金が貯まりに貯まった時に,7が出たときのショックは相当なものである.
実はローローラーの私達には辛いゲームなのである.
ただ,自分でさいころを振れるというのはこの上もなく楽しく,自分で運を切り開いている
ような(!?)気がするのである.
何度も勝つと,皆も喜んでくれて「グッドシューター!」とハイタッチをしてくれたりする.
言葉がわからなくても意志が通じた気がして嬉しいのだ.
ただ,初めの頃はサイコロの投げ加減がよくわからず,外に飛び出してしまったりと
ディーラーにも迷惑をかけた.
何とか投げられるようになったが,投げる格好は今一つである.
格好良く投げられるように修行しなければ(!?)
今回,ビギナーズラックということもあり,2人でトータルでプラスとなり,良い気分であった.
●カジノのカクテル
いろいろなホテルでストロベリーフローズンマルガリータやピニャコラーダなどのカクテルを頼み,
飲み比べてみた.カクテルはベラッジオ,パリス,ミラージュがけっこう良く,特に,
パリスのストロベリーフローズンマルガリータが一番お気に入りである.
ホイップクリームの上に小さないちごがトッピングしてあるのが嬉しい.
ただし,やはりカクテルは午後以降に飲むものである.私は最終日の朝(ほぼ徹夜明け),
クラップスで気合を入れるために,ストロベリーフローズンマルガリータを頼んだら
一気に酔いが回って睡魔に襲われた.
周りを見ると皆,コーヒーなどを飲んでいた.
やはり,お酒はTPOに合わせて飲まないといけないかな??
◆食事&お酒◆
●バフェ
パリスの昼,バリーズの夜に行った.パリスは到着日の15時過ぎに行ったので,
並ぶことなく簡単に入ることができた.
この時間帯はおすすめかも知れない.前回同様,クレープなどをたらふく食べ,大変満足した.
バリーズの「ザ・ビッグ・キッチンバフェ」は白いテーブルクロスがひかれており,
まるでレストランのような雰囲気.
ここは中華系の料理がいろいろあり,酢豚,チャーハンなど大変おいしかった.
ディナー料金は15.99ドルで料理の割には割安感があった.
また,ベラッジオのシャンパンブランチに行った.
お酒が大好きな私達は朝からシャンパンが飲めるなんて大変幸せだった.
一度,シャンパンブランチを体験すると普通のバフェがつまらなくなってしまう.
あまりにも美味しかったので3杯もおかわりをしてしまった.
店員も景気良くボトルからなみなみと注いでくれる.
しかし,その後ほろ酔い気分でベラッジオのカジノで玉砕.
これからのラスベガス旅行はできるだけ週末をはさむようにして行こうと思った.
●スパゴ(フォーラムショップ)
アメリカで有名なシェフ,ウルフギャング・パックのお店だそうだ.
外のカフェで昼食をとったが,フォーラムショップスを散策する人を見たり,
空の色が刻々と変わるのを楽しんだりとまったりするのにとても良い場所であった.
ピザ,サラダ,赤ワインを頼んだ.店員もフレンドリーで「シェアするか?」と
聞いてくれてお皿を持って来たりしてくれた.料理もおいしくて満足.
また,ここのお客さんは,ほとんどアイスティーを飲んでいた.
他のお店でもそうであるが,アイスティーは何杯飲んでも同じ値段らしく,店員が注ぎに来てくれる.
アイスティーが好きな私であるが,アメリカでこんなに飲むことができるとは
知らなかった.嬉しいなー.次回から是非,注文しようと思った.
●パリスのカフェ
夕食に利用した.ここのカフェはいつ行っても混んでいる.
私は飲みたかったクラムチャウダーとサラダ,夫は肉のグリルを頼み,白ワインを飲む.
今回,どこに行っても必ずボトルワインを頼んでいる.
やはり旅行先ではこうやってお酒を飲んでまったりするのが良い.
でもどうしてもラスベガスに来ると話題はカジノの話になってエキサイトしてしまう.
もう少し,冷めて(!?)カジノができればいいのになあー.
◆ショー◆
最終日に憧れのショー「オー」を見た.後ろの方の席だったが十分堪能できた.
ミスティアは少し寝てしまったのであるが,今回はちゃんと起きた.
逆に夫が今度は眠ってしまったようだ.
ミスティアは「肉体の極限に挑む」「パワフル」というイメージでオーは「美しい」「華麗」という
イメージのような気がした.
今回の公演でますますシルク・ド・ソレイユの魅力に取りつかれた.
◆復路◆
●<ホテルからマッカラン空港へ>
帰りは行きと異なり大型バスで迎えに来た.どうやら,前日飛行機が欠航したそうで,
そのお客さんもいたのかも知れない.
エリート会員になったので,ビジネスクラスの方のカウンターでチェックインした.
こちらは空いていて快適...すると,カウンターの人が差し出したチケットは何とCクラスの席.
えっ!?本当に?と大喜び.
欠航の影響なのだろうか...それにしても格安ツアーでこんなことになるとは,
予想だにしなかった.
やはり,ノースウエスト関係の旅行会社なので考慮してくれたのであろうか.
●<飛行機>
やった!初のノースウエストビシネスだ!
周りを見ると,同じツアー客が何組かビジネスクラスにアップグレードされていた.
確かあの人もシルバーエリートのタグを付けていたよな...
こんなんなら徹夜せずに,飛行機の時間を満喫すればよかったと後悔する.
食事は残念ながら有名な和食は1食しか残っていなかったので,私は洋食にした.
洋食はコース料理のように順番に出してくれるのでレストランにいる気分.
エコノミーのとは全然違う!もっと,満喫しようと思ったのであるが,睡魔が襲ってくる...
結局,おやつを食べることなく眠ってしまったのである.
成田から名古屋までのJAL便は全席エコノミーであるが,前方の席は
ビジネスシートになっている.
ノースウエスト便を利用ということもあり,往復ともに後方の狭いエコノミーシートだった
(以前,JAL系のツアーを利用した時は前方のビジネスシートだった).
◆マイレージ◆
今回の旅行で貯まったノースウエストのマイルは合計21,792マイル.
米国西海岸なのに20,000マイルを超えてしまった!
シルバーエリート会員になったので,50%エリートボーナスに帰路のビジネスクラスの
ボーナスも加算されていた.
あと,Selected Flights Promotionというのも加算されていた.
とにかく,どんどんマイルが貰えてびっくり.
ああ,もうノースウエストから離れなれないよー.