長者峰・高嶺(長野県下伊那郡平谷村 1573.6m 1599m)

以前、矢作川に沿って歩いた時、この山の登山口前を通った。いつかは登ってみようと考えていたが、やっとその機会が訪れた。
山頂まで車道が通じていたが、もちろん往復登山道を歩いた。登山口自体が高い位置にあるので標高差は650mほどだ。ハイキングというにはいささかきつい山だ。しかし、登山道はしっかりしているので迷う心配はない。時間さえかければ誰でも登れる山だ。
長者峰の山頂にはガラス張りの展望舎があり、南は茶臼山、北は恵那山までの展望を楽しむことができる。しかし、展望舎のふたつのドアのガラスはいずれも割れていた。
長者峰からさらに、アップダウンのある遊歩道を歩いて高嶺山頂まで行った。


コース:(上り)
     P駐車地点→12分→@の地点(登山口)→8分→Aの地点→11分→Bの地点→26分
     →Cの地点→15分→Dの地点(舗装道路を横断)→12分→Eの地点(牛馬供養塔)→
     10分→Fの地点(舗装道路を横断)→18分→Gの地点(舗装道路を横断)→14分→
     Hの地点→6分→Iの地点(長者峰山頂)→20分→Jの地点(高嶺山頂)
     (下り)
     Jの地点(高嶺山頂)→19分→Hの地点→7分→Gの地点(舗装道路を横断)→12分
     →Fの地点(舗装道路を横断)→14分→Dの地点(舗装道路を横断)→11分→Cの地
     点→22分→Bの地点→10分→Aの地点→8分→@の地点(登山口)→12分→P駐車
     場
日付:平成21年6月19日(金)
天候:晴れ
所要時間:上り2時間32分、下り1時間55分
歩行距離:片道4.8km

    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車場【北緯35度19分28秒 東経137度37分53秒 標高918m】。道の駅「信州平谷」に
     駐車。
   @登山口【北緯35度19分36秒 東経137度38分06秒 標高954m】。国道153号の旧道沿に
     標識が立っている。近くに「熊に注意」の看板あり。ここからAの地点までは無理すれば車
     を乗り入れることができる。
   Aの地点【北緯35度19分46秒 東経137度38分00秒 標高989m】。案内標識に従って谷川
     を渡る。ここからは本格的な山道だ。以後、水場はない。
   Bの地点【北緯35度19分54秒 東経137度38分02秒 標高1048m】。ここでいったん、尾根へ
     出るが、登り道は手をゆるめてくれない。
   Cの地点【北緯35度20分10秒 東経137度37分59秒 標高1248m】。西側に大きく開けており
     村の中心部から153号が南へ延びる様子が見える。
   D舗装道路を横断【北緯35度20分18秒 東経137度37分53秒 標高1323m】。
   E牛馬供養塔【北緯35度20分22秒 東経137度37分52秒 標高1366m】。小さな供養塔が右
     側の薮の中に立っている。年代は不明だがそれほど古いものではない。なぜこんな場所に
     あるのだろう。
   F舗装道路横断【北緯35度20分32秒 東経137度37分54秒 標高1418m】。カーブミラーのと
     ころに出る。舗装道路を右へ少し進むとすぐ左へ入る山道があるが、だいぶ草が伸びてい
     る。
   G舗装道路横断【北緯35度20分43秒 東経137度37分52秒 標高1502m】。舗装道路へ出て
     少し左へ進むと、登山道の標識がある。
   Hの地点【北緯35度20分49秒 東経137度37分52秒 標高1558m】。舗装道路へ出ると、すぐ
     右に山小屋管理棟がある。
     山頂駐車場の隅に入会林野整備事業完成の記念碑がある。
   I長者峰山頂【北緯35度20分50秒 東経137度37分49秒 標高1573.6m】。今の時期は温室
     のようで中は暑い。ただし、ドアのガラスが割れている。三角点は展望舎の北側だ。
     展望舎下の広い斜面はパラグライダーの基地だろうか。しかし、それらしい設備がないの
     でもう一段下かもしれない。
   J高嶺山頂【北緯35度21分09秒 東経137度37分27秒 標高1599m】。南側はクマザサが刈
     り込んであるので簡単に登れる。
     山頂はクマザサに覆われ、三角点等の標石は発見できなかった。山頂の10mほど手前に
     地元の小学生が立てた「高嶺山山頂」の標識があった。
     この位置からは北側を除き180度以上の展望が開けていた。西方の山の上に上矢作の風
     力発電の風車が見える。しかし、風景を楽しんで余裕はなかった。ブヨがたくさんいて払い
     除けても、めがねの内側や耳にまで入ってくる始末。早々に引き上げた。この時期は防虫
     ネットが必要。

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