鳩吹山<石原登山口より>(岐阜県可児市 313.5m)

以前、大脇登山口から鳩吹山へ登ったことがあるが、今回は石原登山口から登ってみた。このコースは、片道5kmほどあるので、大脇登山口または西山登山口からではもの足らない人や、アップダウンの刺激を楽しみたい人にはお薦めのコースである。
このコースでの圧巻は、第5展望台(Eの地点)からの壮大な眺めだろう。一方、西山の山頂は樹木に覆われ展望はない。
また、地図上の@の地点〜Dの地点までの区間では、西側(木曽川方面)から「栗栖遊歩道」がいくつも合流していて、色々なコースを楽しむことができそうだ。


コース:駐車地点→7分→石原登山口(@の地点)→40分→Aの地点→2分→西山休憩舎(B
     の地点)→2分→Aの地点→18分→西山山頂(Cの地点)→8分→Dの地点→3分→
     第5展望台(Eの地点)→3分→Dの地点→15分→Fの地点→10分→Gの地点→
     13分→Hの地点→30分→鳩吹山山頂(Iの地点)→2分→大天神休憩舎(Jの地点)
     →30分→Hの地点→25分→Dの地点→24分→Aの地点→35分→石原登山口(@の
     地点)→7分→駐車地点
日付:平成18年3月24日(金)
天候:晴れ
所要時間:往復5時間25分
歩行距離:10.1km

    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車地点【北緯35度24分17秒 東経136度58分58秒 標高129m】。犬の繁殖業者?
     の前付近に路肩駐車。
   @石原登山口【北緯35度24分15秒 東経136度58分42秒 標高152m】。駐車地点から舗
     装道路を進むと大きな表示があり、見落とすことはない。登山口から200mほどの区間は
     急坂である。
   Aの地点【北緯35度24分55秒 東経136度59分13秒 標高316m】。この合流点からCの
     地点方向へ80mほど進んだ地点に御嶽が正面に見える展望岩あり。
   B西山休憩舎【北緯35度24分53秒 東経136度59分15秒  標高311m】。東屋のみで、トイ
     レはなし。
   C西山山頂【北緯35度24分03秒 東経136度59分06秒  標高339.9m】。山頂は樹木に囲
     まれて展望なし。なお、山頂の少し下(東側)に、山頂を経由しないバイパスコースあり。
   Dの地点【北緯35度25分09秒 東経136度59分09秒 標高320m】。
   E第5展望台【北緯35度25分12秒 東経136度59分07秒 標高290m】。飛び出した岩の上
     からの展望がすばらしい。
   F一休さん【北緯35度25分14秒 東経136度59分19秒  標高296m】。まさに一休みするに
     は格好の場所である。
   Gの地点【北緯35度25分09秒 東経136度59分24秒 標高243m】。東、北方向に展望が
     開けている。
   Hの地点【北緯35度25分04秒 東経136度59分27秒 標高226m】。
   I鳩吹山山頂【北緯35度25分08秒 東経136度59分56秒 標高313.5m】。北、東の方向
     に大きく展望が開けていて、いくつかのグループが休憩していた。
   J大天神休憩舎【北緯35度25分07秒 東経136度59分58秒 標高301m】。見晴らしがよ
     い。今回の折返し地点。

【参考】鳩吹山山頂の神社にこんな説明があたので、照会しておきます。

   **** 旧西山大天神社 元社(現 大炊戸天満宮) ****

  江戸時代の末期、この地(大炊戸の庄から土田村となる)に落雷がしきりにあって民家などが焼かれ、多くの被害が出て村人はその対策に苦慮していた。天保3年5月(1832年)土田の住民「亀谷織平氏」が、鳩吹山(通称天神山 標高313.5m)の山頂に、小さな祠を建て京都の北野天満宮をお迎えし、「西山大天神」としてお祀りし、村中の安全が祈願された。
  昭和の初期、台風などの被害によって祠が破損したので、再建するに当たり参拝者の利便を図るため、平地にお迎えすることになり、昭和6年10月、白髪神社境内に末社としてご遷座になった。
  その後、独立した神殿を建立することになり、昭和56年9月、白髪神社に神殿が建立され、同年9月25日新しく太宰府天満宮の御分身をお迎えして、天神社とともに、同年10月25日合祀、御鎮座になり学問の神様として、社名を「大炊戸天満宮」として白髪神社境内にお祀りし、毎年2月25日に例大祭を執り行っております。
  近年、鳩吹山(西山大天神、中天神、小天神)を訪れるハイカーが増え、年間数万人を超えるようになりました。昭和62年には山火事が発生し、山が無惨に焼けこげた姿を見て、なんとか復活させようと、この山を愛する人たちが植林活動など地道に続け、登山道の整備にも力を入れて来られました。
  この祠は、旧西山大天神社の元社として、登山者の安全と山火事防止を祈願して建立しました。登山道を外れたり、山火事の元になるたばこの火に充分気をつけてください。
  (尚、社殿は総重量150kg、下からの持ち上げは「鳩吹山友の会」の御協力により運ばれました。)

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