海上の森(愛知県瀬戸市)

海上(かいしょ)の森を7年ぶりに訪れてみた。万博の影響で大きく変わってしまったかと思ったが、歩いた範囲ではそれほどの変化はなかった。
半分以上は林道を歩いたが、樹木が多いため、強い日差しがそれほど気にならなかった。加えて、そばを流れる谷川の水音が気持ちをなごませてくれた。平日というのにハイカーが多い理由がわかったような気がする。
海上の森には、コースがいくつもあるが、自然保護のためかコースの案内標識が少なく、詳細な地図を準備する必要がある。特に、地図にない山道を歩く場合は、枝道が多く、方向がわからなくなり、なかなか出られない場合があるので、時間には充分なゆとりを持って臨むことが大切である。
GPS利用の場合は、衛星からの電波が受信できない場所があるので要注意。特に@の地点〜Bの地点は電波が途切れ勝ちである。
なお、今回の移動記録のほか、数回分の移動記録をまとめて合成表示した地図も併せて作成し、より多くのコースを把握できるよう努めた。


コース:駐車場→8分→@の地点→20分→大正池(Aの地点)→10分→Bの地点→5分→
     物見台(Cの地点)→30分→Dの地点→3分→篠田池(Eの地点)→25分→Fの地
     点→12分→Bの地点→21分→Gの地点→5分→物見山山頂(Hの地点)→4分→
     Gの地点→20分→Iの地点→10分→休憩所(Jの地点)→15分→@の地点→7分
     →駐車場
日付:平成18年5月30日(火)
天候:晴れ
所要時間:全行程4時間5分(今回分のみ)
歩行距離:11.9km(今回分のみ)

                   
    コース地図<一般コース>を開く         コース地図<複数回分のまとめ>を開く
         (初期値は1/10000)                       (初期値は1/10000)  
                                                          
    
ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール        複数回のウォーキング記録地図の各地点の説明はこちら
画面が表示されるので、「はい」をクリックする。
不具合が発生した場合はこちらの「8」参照

なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.カーソルを下のタイトルの上に乗せ、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

  コース地図<一般コース>    コース地図<複数回分>

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、先
  ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明・・・今回分のみ)

   P 駐車場【北緯35度11分55秒 東経137度06分50秒 標高110m】。川の南側の道路脇に
      小さい駐車場と、川の北側に広い駐車場がある。
   @の地点【北緯35度11分48秒 東経137度07分04秒 標高118m】。「四ツ沢」の標識あり。
   A大正池【北緯35度11分46秒 東経137度07分33秒 標高162m】。立ち枯れた樹木が池の
     中に林立する風景は、写真愛好家に最も人気がある。
   Bの地点【北緯35度11分47秒 東経137度07分51秒 標高195m】。篠田池方面への案内標
     識はないが、南へ進む物見山への標識はある。
   Cの地点【北緯35度11分46秒 東経137度07分42秒 標高216m】。以前来た時は「万博開
     催地」の立て看板があったが、今は何もないただの高台で、以前より樹木がかなり伸びて
     いて、ほとんど展望がきかない。
   Dの地点【北緯35度12分02秒 東経137度07分29秒 標高203m】。十字路になっていて右は
     篠田池、左は四ツ沢方面?(未確認)だが、何の標識もない。
     また、直進はどこへ通じているかは未確認。
   E篠田池【北緯35度12分08秒 東経137度07分30秒 標高193m】。この地図では大きな池が
     表示されているが、実際は東半分は水草等に覆われた湿地という感じで、GPSの移動軌跡
     は池の真ん中まで進んだことになっているが、実際その付近まで陸地である。
   Fの地点【北緯35度11分53秒 東経137度08分11秒 標高244m】。
   Gの地点【北緯35度11分32秒 東経137度08分03秒 標高295m】。「物見山山頂へ」の標識
     あり。
   H物見山山頂【北緯35度11分28秒 東経137度08分03秒 標高327m】。頂上の周囲も頭上も
     樹木に覆われているが、西方向に狭い範囲で展望が望める。
   Iの地点【北緯35度11分21秒 東経137度07分34秒 標高184m】。案内標識あり。
   J休憩所【北緯35度11分35秒 東経137度07分32秒 標高170m】。新しく作られた休憩所で、
     建物は大正7年に建築された古民家を移築したものだ。トイレあり。

   

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