柿其渓谷(長野県木曽郡南木曽町)
以前、中山道を歩いた時に入手したパンフレットに載っていたので、初めて訪れてみた。
ここの魅力はなんと言ってもガラスのような水が流れる柿其川と、周囲の静かさだろう。
一方では、地図上のDの地点から奥に向かって歩き始めたところ、落石のために至る所でガードレールが壊れており、自然の荒々しさを見せている。歩く場合も落石には充分注意が必要だ。
中央線利用を利用した場合は、十二兼駅から今回私が歩き始めた駐車場まで5km近くあるので、なかなか渓谷の奥の「ねじだる」や、それよりもさらに奥まで足を伸ばす余裕がないかもしれない。
霧ケ滝より先(西側)の見どころスポットは、イラストマップを参考に、コース地図に書き入れたのでその位置は正確とはいえない。また、今回歩いたコースは谷間が多く、GPSが衛星からの電波を受信できない場所があり、適宜記憶に基づき補正した部分があるので了承された。
コース:駐車場→1時間30分(@〜Cの地点散策。休憩時間を含む。)→Cの地点→10分→D
の地点→30分→Eの地点→15分→Fの地点→15分→ Eの地点→9分→Gの地点→
45分→Hの地点→8分→駐車場
日付:平成19年10月21日(日)
天候:晴れ
所要時間:往復3時間48分(牛ケ滝、恋路峠付近での休憩時間を含む)
歩行距離:往復8.5km
コース地図を開く ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
(初期値は1/6000) 表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
場合はこちらの「8」参照
なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。
(移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。
2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
い。
地図の呼び出し方について、詳しくはこちら
6.留意点
(1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
ある。
(2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
(3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい
る)。
(4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。
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(各地点の説明)
P 駐車場【北緯35度39分11秒 東経137度36分20秒 標高588m】。来訪者用の駐車場。
トイレと付近の案内図がある。さらに250mほど@の地点方向へ進んだ所にも駐車場
がある。
@恋路のつり橋【北緯35度39分21秒 東経137度36分25秒】。「5人以上は乗らないでく
ださい」とあったが、確かに危なっかしい橋だが情緒はある。
ここからAの地点の方へ川岸に沿って歩くと、特に「黒淵」付近の水の透明度が高いこと
に感激した。
A牛ケ滝の四阿【北緯35度39分30秒 東経137度36分23秒】。四阿からでは滝の全体が
見えないので、更に先へ進み、滝見台まで行くことができる。ここで散策路は行き止ま
り。
B恋路峠展望台【北緯35度39分25秒 東経137度36分38秒 標高676m】。展望台からは、
なんとか、中央アルプスの一部が見える。ネット情報によると、ここが飯盛山(めしもりや
ま 1074m)の登山口になっているらしく、その途中では大きく展望が開けた箇所がある
とか。
ここは南木曽町と大桑村の町村堺でもあり、駐車場、休憩所(避難小屋)、トイレがあ
る。
Cの地点【北緯35度39分18秒 東経137度36分22秒】。霧ケ滝方面への案内表示あり。
Dの地点までは薮の中のあまり整備されていない頼りなげな急坂の山道である。
Dの地点【北緯35度39分23秒 東経137度36分18秒】。Eの地点方向から来た場合、
「牛ケ滝方面へ近道」との案内板あり。
Eの地点【北緯35度39分45秒 東経137度36分01秒】。「ねじだるへ15分」の案内板あり。
「ねじだる」までは短いコースだが、なかなかの難コースである。
Fねじだる【北緯35度39分45秒 東経137度36分05秒】。滝自体は川中にある大岩に登っ
て、そこから見下ろさないと見えないが、しぶきと音だけでもすごい迫力だ。少し上流に
も穏やかな滝がある。
G霧ケ滝【北緯35度39分41秒 東経137度35分37秒 標高743m】。落差は大きくないが、
滝の幅が広い。
忠兵衛峡まで歩く予定だったが、時間の都合でここで引き返した。
Hの地点【北緯35度39分04秒 東経137度36分07秒】
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