境川南部(刈谷市〜豊明市)

尾張と三河の境界線となっている境川の「境川緑地」として整備されている部分およびその北部については既に歩いたので、更に境川の下流を歩いてみることにした。
刈谷市の亀城公園を出発し、豊明駅付近まで北上することにした。
まず、突き当たったのが東海道本線の鉄橋改修に伴う通行止めだ。境川にこだわったので、柵の横を通り抜け、そのまま進んだ。新しい吊り橋式の鉄橋と堤防道路との間隔が1m足らずなので、這って通り抜けるか、堤防斜面の護岸部分を歩くかしかない。仕方なく護岸部分を歩き、どうにか通り抜けたものの、災害時や緊急時の堤防使用などを考慮した構造が必要ではないだろうか。右岸も同じ状況らしい。
逢妻川の左岸ならば容易に通行できたのかもしれない(未確認)。
帰りは、名鉄豊明駅から知立経由で刈谷市駅まで電車を利用した。
なお、枠外の紫線は別途歩いた際の移動記録で、参考に追加掲載したものである。

コース:駐車場→18分→@の地点→20分→Aの地点→60分→Bの地点→35分→Cの地点
      →1分→Dの地点→26分→Eの地点→35分→Fの地点→20分(名鉄電車 豊明駅〜
     刈谷市駅)→Gの地点→18分→駐車場
日付:平成18年8月18日(金)
天候:晴れ
所要時間:全行程4時間40分(電車の乗車時間及び紫線の分を除く)
歩行距離:17.5km(紫線の分を除く)


    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、先
  ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車場【北緯35度59分24秒 東経136度59分09秒】。亀城公園の広い駐車場。この周辺
     の見どころとしては、亀城小学校の旧本館を利用した郷土資料館、椎の木屋敷跡をはじ
     めとして史跡がたくさんある。
   @の地点【北緯35度59分01秒 東経136度58分46秒】。狭い危険な堤防道路だが、車の通
     行は北行き一方通行で認められているようだ。
   Aの地点【北緯35度59分47秒 東経136度58分55秒】。この境橋は狭くて、歩道がない。
   Bの地点【北緯34度01分32秒 東経137度00分00秒】。ここで左岸を直進した場合、名鉄
     名古屋本線の踏切と1号線を横断することができない。
   Cの地点【北緯35度02分18秒 東経137度00分47秒】。境橋北詰にこの橋の説明板あり。
     曰く、「・・・中程より西は板橋、東は土橋・・・」との特異な橋を皮肉った、藤原光廣の「う
     ち渡す尾張の国の境橋 これやにかわの継ぎ目なるらん」という狂歌の碑がある。
   Dの地点【北緯35度02分15秒 東経137度00分50秒】。Eの地点方向から来た場合、ここ
     では分離帯があり1号線を越えることはできないので、要注意。
   Eの地点【北緯35度03分00秒 東経137度01分35秒】。今回の折返し地点。
   F豊明駅【北緯35度02分28秒 東経137度00分30秒】。刈谷市駅までは290円。
   G刈谷市駅【北緯34度59分06秒 東経136度59分38秒】
   
紫線の説明)
   Jの地点【北緯35度03分03秒 東経137度01分34秒】。新続古今和歌集の撰者である飛鳥
     井雅世による「それと聞く しるしばかりか さかひ川 細き流れは名に流れても」の歌碑あ
     り。
    Kの地点【北緯35度03分45秒 東経137度02分42秒】。この先は「境川緑地」の資料参照。
     なお、上記の2点間の所要時間は20分。
   L平成大橋【北緯34度58分39秒 東経136度58分52秒】。平成8年に完成。
   M於大公園【北緯34度58分45秒 東経136度57分38秒】。家康の母「於大の方」を記念して
     整備された公園である。このMの地点にはオニバスの池がある。夏の夕方に花が咲くと
     か。一見の価値あり。なお、隣接の乾坤院にも是非立ち寄りたいものだ。

   なお、各地点間の所要時間は
   @の地点→10分→Lの地点→45分→Mの地点
   

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