矢作川に沿って<加茂橋〜笹戸>(豊田市)

加茂橋から左岸を上流へ歩いた。左岸の県道355号は、頭の上まで樹木が覆い被さっているような感じで、日当たりが悪い。そのせいか、サイクリングを楽しむ人たちは対岸の県道11号を走っている。帰りは県道11号を歩いたが、かなりの区間で歩道が設置されていた。
冬の川沿いの道は風が冷たい。川の両側は山に囲まれ、発電所が多いために山から山へ高圧線が縦横に走っている。それらを眺めていたら、この付近の鉄塔巡回路を歩いてみたくなった。というのは、テレビで「鉄塔熱中人」を見たからだ。でも、それは後々の楽しみにとっておこう。
このコースで目に付いたのは蔵だ。真新しい白壁の蔵、また荒壁がむき出しになって壊れそうな蔵。都会と違ってどの家も敷地が広いから蔵を建てる余裕があるのは分かるが、なぜか蔵にこだわりがあるようだ。

コース:駐車場→23分→@の地点(網平旧跡)→65分→Aの地点(緑のいけじま)→39分
     →Bの地点(八幡神社)→22分→Cの地点→21分→Dの地点→54分→Eの地点
     →24分→P駐車場
日付:平成20年1月13日(日)
天候:晴れ
所要時間:全行程4時間8分(休憩を含まない。)
歩行距離:17.1km


    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車場【北緯35度10分55秒 東経137度15分53秒】。県道11号沿いに「南無大神遍照金
     剛入口」の赤い幟が立っており、この宗教施設への参拝者用の駐車場に車をおいた。
   @網平旧跡【北緯35度11分20秒 東経137度16分21秒】。網平旧跡と書かれた小さな石柱
        があった。網平地区における旧跡の1つという意味だろう。石柱の裏側には「聖徳太子像
     安置・・・以下不詳」とあった。明誓寺に保存されている木造南無仏大師像と関係があるの
     だろうか。
   A緑のいけじま【北緯35度12分13秒 東経137度18分34秒】。河原を含めた公園が整備され
     つつあった。トイレあり。観光案内板には「福祉とカヌーの町」とあった。
   B八幡神社【北緯35度13分05秒 東経137度19分21秒】。境内には杉の巨木と神楽殿(農村
     舞台?)あり。すぐ西側には発電用の巨大な送水管が山からおりてきていた。その北側に
     は笹戸会館と表示されたひろ〜い駐車場を備えた新しい目立つ建物があった。もともとは
     昭和43年3月に廃校となった笹戸小学校(明治20年開校)の跡地とか。ただし、その痕跡
     はなにも残っていなかった。卒業生にとっては、ちょっと悲しい仕打ちではないだろうか。
     帰りは笹戸橋から県道11号を南下したが、当初の1kmほどは歩道がなかった。しかし、
     その区間以外は、駐車したポイントまで歩道は完備していた。
   Cの地点【北緯35度12分27秒 東経137度18分55秒】。周りには特別な施設はないが、公共
     駐車場とトイレがあった。北の方向を見ると、以前登ったことがある、蚕霊山(434.9m)
     見えた。
   Dの地点【北緯35度12分09秒 東経137度18分08秒】。右側の薮の中に、道路の開通を記
     念して建てられたものと思われる「南北街道紀念」の碑が建っていた。隣りには、近くから
     移設されたらしい小さな道標「右 やなだいら 左 かわしも?」(天保15年)がある。
   Eの地点【北緯35度11分30秒 東経137度16分20秒】。ここから西方へ延びる道でも多くの
     スポーツ用自転車を見かけた。

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