家居随筆
Google AI でオンライン学習
 骨折で入院。手術後数週間も休養したので、やや回復の兆しが見えてきた。退屈凌ぎに良さそうと考えてオンライン学習を試みる。この病院はインタネット接続のサービスも提供しているのでこれ幸いである。
 長年、我が家の玄関先を飾ってきた彫像がある。何となく心の落ち着きをもたらしてくれる魅力的な置き物である。しかし、この彫像について私は何の知識も持たない。その名前さえ知らない。彫像の情報を知ることもできるから、調べてみることにした。インタネット検索はまず画像をコッピーして、AIの質問欄にペーストする。彫像の名前を知りたいと聞く。即座に返答があった。AIが提供した情報をまとめてみると、およそ次の事情が分かった。
 パリのルーブル博物館に収蔵されている彫像の模像であることがわかる。18世紀の彫刻家クリストフ・ガブリエル・アレグレインの作品である。三重県立美術館にもそのレプリカ(replica)が収蔵されているそうだ。
 アレグレインは新古典派に属し、独自の技法で表現スタイルを確立した彫刻家である。この彫像はロココの良さを取り入れた新古典派の傑作である。身振りの流動性と官能性を見事に表現したセンシュアル・ワークス(sensual works)だ。その名は、湯あみする女(A bather of Venas)である。
 …AIの回答…
 ロココと新古典主義は、18世紀に流行した芸術様式で、前者は華やかで装飾的な「貴族のため」の美術、後者はロココへの反発として生まれた、古代ギリシャ・ローマの理想を追求した「理性と秩序」を重んじる様式です。新古典主義は、ポンペイ遺跡の発掘など、古代への再評価を背景に、理性的で写実的な表現を目指しました。
(2025年11月2日)