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               縁枠の縛り始点終点
           蛇腹巻きの巻き始めと終わりの納め方

                               (H31年 1月)



 花籠なり盛皿なり、縁仕舞の飾り縛りに私は好んで「蛇腹巻き」を使っています。巻き始めはいいとして、一周してきた最後の納めを毎回考えながらやっていますが、手順を一度整理しておきます。
 ゆっくり考えれば誰でも結果は同じですが、図解しておけば次から楽になります。ボケ防止には毎回頭を使ったほうが良いのかもしれませんが。


  蛇腹巻き

 私の場合は〜ですが、3目飛ばしの2目戻る…で編んでいます。2目戻る時の挿し込みを、画像で「下縛りの芯と仮に呼びます。」の芯をくぐらせず、自分の首を絞めているような事で編んでいますので、真横から見た時、ちらちら隙間になって見えますが、これはこれで綺麗に並びます。芯下を通すよりも楽に、また何か綺麗に目が並ぶように思えます。私の場合は、ですが。

     

  巻き始め、巻き終わりの納め方。

 画像右半分が巻き始めで、左が巻き終りかけ部分です。

 巻き始め部分は巻きの締り具合も緩くなっていますので、2、3目解いてしっかりした編み目部分に調整しておきます。

 巻き終わり(画像左半分)のヒゴを3目飛ばしで、チチ輪の一つ目に通します。
 通したら、作業中の手順と同様「下縛りの芯」の下をくぐらせまず。
 この後2目戻る訳ですが、戻るに際しては当然チチ輪をくぐらせなくてはいけません。
 2目戻って“自分の首を絞め”て、
 2目戻った後は3目飛ぶわけですが、前々画像のチチ輪(2目のところ)とその次のチチ輪(3目のところ)を同時に串刺しするように挿し込みます。
 最初にほぐしたヒゴのの末端が手前に出ているところ(3目飛びの芯の下)に挿します。
 残ったヒゴ、手前と向こうを切り揃えて完了です。
 自分で言うのもナンですが、大変良くできました! 


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