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やっと鍋敷きを使う機会ができました。
本当のところ小鮎釣りに出かけて、自分で釣った獲物で調理したいところですが、なかなか実現できません。
時期も時期、ちょうどスーパーで小鮎が売られていると聞き、早速手に入れました。
3パック購入し50匹ほど、結構大ぶりです。11㎝~7㎝といったところ。
砂を噛んでいると台無しですので、尻穴からナイフの先を入れ、6、7㎜切れ込みを入れ腹ワタを絞り出しました。 |
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鍋敷きに小鮎を並べてから、煮立った調味液に浸けます。
調味液は酒、醤油、砂糖、水(適宜)味醂、仕上げのあたりで水飴適量。 |
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落し蓋をして弱火で4、50分、一度冷まして味を染み込ませます。ここまでは昨日の作業。
再度火にかけ、山椒の粒を10粒程度投入、この辺りは好みですが、山椒味がしているのかな?しないのかな、程度が良いようです。アユの旨味を殺してはいけません。
煮汁が少なくなってきた辺りで水飴を添加、色つやと煮汁が魚にからみます。 |
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煮汁がある程度残った状態でザルごと取り出し冷まします。温かいうちは触らないように。型崩れします。
残った煮汁をとろみがつく程度まで煮詰めます。 |
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しっかり冷めてから保存容器に並べ、とろみの付いた煮汁を掛けまわして完了です。
ネットで色々レシピが出ていて、何グラムの素材に砂糖どれだけ、醤油何㎖とかありますが、味は各人の好みがあります。特に醤油は入れすぎないように。煮汁の味加減を見ながら最後に調整した方が良いでしょう。
先だって生協で仕入れた小鮎の甘露煮を食べていたところです。濃い味ではなくて、じっとりアユの旨味がありました。まだ舌が覚えています。今日出来上がったものですが、味は本業さんに劣りません。ただ、噛み応えという点で売り物のようにカッチリといった感じが出ず、柔らかいです。このあたり研究の余地があります。煮る前に干すのか風乾させるのか? |