前頁へ戻る 第98作 薄端風花入れ R5年3月 第54回東海伝統工芸展 入選 展示 愛知県美術館 4月25日~30日
製作過程
胴の作りは菊底編みで立ち上げ、基本的には極細ヒゴでザル編み(茣蓙編み)、中段は変化を付けて松葉編みを配しました。 胴上段部分は籐ヒゴ(身籐で0.7㎜)でかがるとともに、立竹の増し立ちをします。菊底48本で立ち上げ(ヒゴ本数は24本)この部分で48本を増し立ちしましたので、立ち竹は96本です。 この段階で本体籠外枠を形作り、籐ヒゴで縛りと飾り縛りを施します。 内籠は極細ヒゴで透かし網代編みです。編み目を揃えるのに苦労します。 本体籠と内籠をがったいさせ。要所の縛り込みをしたら完成です。あとは時間の許す限り納得できるまで漆を施したら終了です。 まだ箱作りが残っていました。 |