実は教室でいつものように鉈でヒゴの表皮を剥いでいたのですが、大先生に見つかり、「丸竹で剥いてちょー、、」と言われてしまいました。(以前から言われていたのですが、) プロは沢山の作品を手早く作らなくてはいけませんので当然のことなのですが、2、3か月かけて一つ籠を作るくらいのアマチュアの趣味なら、必要ないとも思います。 後日先生が実物を持ってきて使い方を見せてもらいました。 丸竹にあてがい前後に動かして削りますが、さすがに効率よく作業ができます。節の部分も難なく越せます。実際に使わせてもらい、削り具合の感覚とか刃先の角度など勉強しました。 「道具は一生もん、一つ買ったってチョー、、」と、言われるのですがアホな性分で、またまた自作したくなりました。 インターネットで探すと手ごろな値段で出ていますので、買ったほうが早いんですけどねー。
サンダーで目を落とし、刃先になるあたりを平滑な面にします。大変固い材質ですので手間がかかりますが、出来上がれば強靭な刃物に変身です。焼き戻してから作業すると少しは楽かと思います。(最後に焼き入れをすべきですが。) グラインダーで写真のように削りました。より白く光っている部分が最初に削った角度(下図青線)ですが、刃先が鋭角になりすぎて竹に食い込むような削り方になるので、更に鈍角(赤線)に削りなおしました。 ![]()
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