作業療法
「作業をすることで人は元気になれる」、これは日本作業療法士協会が掲げるスローガンです。私たちが実施している作業療法は子供から大人まで、機能訓練、生活訓練はもちろん、生活環境に対しての指導などを行い、患者さまが望まれる生活に近づけることを目標としています。また福祉機器、自助具といった生活をより安全、快適にできる道具を適切に選択いたします。
患者さまの自立した生活に向け、日本作業療法士協会が作成した「生活行為向上マネジメント」を活用し、患者さまの「できる」を支援いたします。
リハビリテーション科 主任 佐久間 大輔
訓練・指導
機能訓練
作業活動を通して患者さまの能力の向上を図ります。物をつまんだり、手を伸ばすといった動作から、身体の使い方などを学習します。
入浴訓練
入浴は安らぎを得る重要な活動ですが、滑って転んだり、お湯に沈んでしまうなど危険の高い活動でもあります。そのため、実際の生活環境に近い浴槽を利用して、事前の入浴動作評価と指導により、安全に入浴できるよう訓練を行います。
調理訓練
生活の中で調理動作は火の管理、刃物の使用など危険の多い活動であり、安全に実施できるよう訓練を行います。