リハビリテーション科技師長あいさつ

「リハビリテーション」とは、疾病や障がいをかかえた方が、生活や社会に復帰するためのプロセスです。リハビリの主人公は患者さま自身で、私たち理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーション専門職ができるのは、そのお手伝いだけです。あさい病院リハビリテーション科スタッフ一同、患者さまにとって最も適切かつ効果的なリハビリをサポートできるように、日々研鑽しております。私たちは0歳から100歳を超えた方にまで、満足して頂けるサービスを提供できることを目指しています。

リハビリテーション科  技師長  村田　淳

リハビリテーション理念

■リハビリテーション専門職として、患者さまに心から満足していただけるリハビリテーションを行えるよう切磋琢磨する。

■後輩、学生に対して親身になって教育、指導を行い、そうした機会を通して自らも学び、成長する。

■さまざまな最新の知見を学び、自らの研究成果を発表することで知識、技術の向上につなげ、社会に貢献する。

リハビリテーション科のご紹介

理学療法

運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、超音波などの手段を用いて行われる治療法です。

作業療法

基本的な運動能力から、食事、トイレ、家事など生活に必要な能力、さらに社会に適応する能力の獲得を目標にします。

言語聴覚療法

話す、聞く、表現する、食べるといったコミュニケーションや嚥下の問題に対して、訓練、指導、生活の支援などを行います。

回復期リハビリテーション病棟

脳血管疾患、大腿骨頚部骨折などの患者さまに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身の回復を目指す病棟です。

小児リハビリテーション

平成29年3月より「瀬戸みどりのまち病院」で実施することとなりました。お問い合わせは、みどりのまち病院までお願いいたします。

教育体制

新人セラピスト支援

当科では新人セラピストに対し、マンツーマンのプリセプターシップを実施しています。社会人としてのリアリティショックを緩和し、早く職場適応できるように、またセラピスト実務者としての役割がとれるようなサポートプログラムを個々に応じ実施しています。リハビリテーションの技術や知識はもちろんのこと、身につけなくてはいけない社会人としての常識や言動、マナーの指導もあります。

丁寧な指導体制のもと、我々と一緒によりよいセラピストを目指しませんか？

勉強会・講習会

定期的な勉強会に加え、さまざまな臨時講習会を行っており、必要に応じて出張研修制度もあります。グループワークを中心に症例検討会やセラピスト別勉強会のほか、インシデント分析会、RCA講習会、伝達講習会などを実施し、考える力や知識を習得します。またストレッチなどの実技はプリセプターや先輩の指導の下に実施され、日々技術の習得に励んでいます。その他、機能評価法や片麻痺へのアプローチの講習も実施します。

研究発表

研究、学会発表などの活動に積極的に取り組んでいるほか、地域に住む人々に対して、リハビリテーションの啓蒙活動も行っています。