言語聴覚療法
言語聴覚療法では、失語症(言葉を理解したり話すことが上手くできなくなる)、構音障害(ろれつが回りにくくなる)などの言語障害のほか、注意や記憶などの機能が低下する高次脳機能障害というコミュニケーションに関わる障害についての訓練を行っています。また食物や水分がむせたり、上手く飲み込めなくなる嚥下障害に対しては、嚥下造影検査を積極的に実施し、詳細な評価を行っています。
リハビリテーション科 主任 高木 啓佑
訓練・指導
言語訓練
失語症などにより、言葉の理解や表出が困難となった方に対し、言語訓練を行い、円滑なコミュニケーションの獲得を目指します。
嚥下機能訓練
咀嚼(そしゃく)や飲み込む機能を高めるためのアプローチを実施します。また安全に食べるための方法についての指導も行っています。
嚥下造影検査
むせが無くても誤嚥をしている場合があります。嚥下造影検査では誤嚥の有無やより安全に食べられる食事形態、姿勢などを知ることが出来ます。