ミュンヘン・パリ・ウィーン旅行記 1998.9
準備編,往路 ミュンヘン パリ ウィーン,復路


★★ミュンヘン編★★                                     

◆ホテル◆                                           

ホテル ドイチャーカイザー」は前回のミュンヘン旅行に次いで二度目の利用であった.
今回の部屋はもろビジネスホテルといった感じで,部屋が狭いので
ベッドが2つ並べられず,窓際と壁際にそれぞれ直角になるように並んでいた.
まあ,でも部屋は清潔なので問題ないけれど...
エレベーターホールからオクトーバーフェスト会場が見え,感動した.



 

◆観光◆                                            

3回目のミュンヘンはオクトーバフェストがメインなので,それ以外は
レジデンツ博物館にしか行っていない.


オクトーバーフェスト

中央駅の南側に会場があり,UバーンのTheresienwiese下車.
私達はホテルチェックイン後,すぐに向かった.
電車を降りた時から祭りは始まっているという感じで,皆ハイテンションである.
各ビール会社の巨大テント以外に,移動遊園地もあるので,家族みんなで楽しめる.
会場の規模は大変大きく,移動に大変であった.

まず,ビールということで,テントに向かうが,どのテント内および外の席は満席で,
全然座ることができない.信じられないくらいの人出なのだ.
ようやく,夫がむりやり詰めてもらって2席を確保することができた.
ああ,これでようやくビールにありつける...
オクトーバーフェストのビールは全て1リットルジョッキである.
そして,つまみはない.
時々,プリュッツエルを売りに来ているが,あまりにも規模が大きいので
なかなか来ないため,ほとんどの人はつまみなしで,何杯も飲むのであった
(屋台には魚を焼いたものや鶏のロースト,ソーセージがあるので,
どうしても食べたければそこまで買いに行けばいいのであるが,
そんなことをしていたら席が無くなってしまう).
テーブルは8人がけであり,同じテーブルの人達はみんな「お友達」なのである.
やはり,酔っ払い同士の結束は強い.
私が座ったテーブルは地元の人,アメリカから来たカップルであった.
言葉がわからず,コミュニケーションが難しいが,数分おきに乾杯の儀式?が行われ,
激しくジョッキをぶつけ合う.
写真を撮ろうとすると,店の中から酔っ払いの客がガラスに顔をくっつけて
一緒に写ろうとするし,皆が陽気であった.ビールの魔力はすごい!

    
  カメラを向けるとみんな陽気にポーズ.

 あまりにも楽しかったので,翌日のお昼も行った.
オクトーバーフェストは夜だけでなく,お昼もやっているのである.
お昼も昨日と同じくどこのテントも大盛況でまた席を確保するのに大変であった.
ただ,まだ夜よりは皆,自制心があるようで,昨晩ほどははしゃいでいなかった.
屋台で食べた「血のソーセージ」は苦くていま一つであったが,
回転ロースターで焼いた鶏のローストは,今までヨーロッパで食べたものの中で
一番美味であった.


レジデンツ博物館(マリエン広場の北側)

1918年までバイエルン王国の王として君臨したヴィッテルスバッハ家に関する博物館.
6マルク.かつての王宮内の豪華な広間も公開されている.
代々使われてきた銀食器やマイセンなどの陶磁器のコレクションなどもあり
見所たくさんであった.博物館は大変広い.
また順路がわかりにくくて何度も迷子になりかけた.



 

◆食事&お酒◆                                        

今回,新たに開拓したビアホール,レストランはなかった.

しかし,マリエン広場の南側に市場が集まっているのを発見.
ここでは,果物,野菜などが売っている他に簡単なものを飲食できるのである.
一番のおすすめはソーセージ.あまりにも美味しかったので,二回も通ってしまった.
また,ビール,季節柄ホットワイン,シュトゥルム(ワインの発酵途中のもの,
ジュースみたい)も飲むことができた.
あと,生フルーツジュース屋もあり,これも濃厚でおいしかった.


  
  フルーツ屋さん.美味しい生ジュースも飲める.