シドニー旅行記 2001.9
準備編 往路,ホテル 観光 カジノ 食事・お酒 復路,マイレージ


◆観光◆                                            

ツアーもいろいろと予約して,今回はけっこう観光をした.
シドニーは海あり山ありお酒あり!?で素晴らしいところである.


市内半日観光

私達以外に親子3人と日本人男性のガイド兼ドライバーだったので,気楽であった.
初めにミセス・マックォリーズ・ポイントに行った.
ここからはハーバーブリッジにオペラハウス..
まさしく,これがシドニーといった景色を堪能することができる.
絶好の記念撮影ポイントで持ってきたカメラ,デジカメで何枚も撮ってしまった
(後から現像したら同じような写真が何枚もあった..).

    

次に訪れた場所はオペラハウス
これは近くで見るよりも遠くで見た方がいいような気がした.

車窓から市内見学の後,オパール屋さん,DFSギャラリアへ.
DFSはロックスにあり,かなり大きくシャトルバスも出ているので,滞在中に何回も寄った.
結局,買ったものはワラビーズのラガーシャツだけだったが...

ホテルに荷物だけ預けた後,昼食.ホテルのバフェであった.
デザートがどれも美味しかった.アメリカのデザートとは全然違う!
昼食時に,ガイドさんといろいろ話をしたが,オーストラリアのカジノでは,
メルボルンが素晴らしいということを聞いた.
過去にカジノが好きな日本人観光客がいたそうであるが,その人はいろいろなカジノを回った末,
メルボルンが一番気に入り,通っているとの事である.次回はメルボルンかな?

最後にホテルに送ってくれてツアー終了.
親切なガイドさんはホテルのチェックイン,部屋の確認まで一緒にしてくれた.


 

4WDで行くブルーマウンテンとシーフードバーベキュー

朝,7:35にホテルロビー集合.
このツアーに使用される車は8人乗り(ドライバー含む)の4WDである.
私が参加したツアーでは参加者が7人で,助手席1人,後ろの2列にそれぞれ3人が乗りこんだため,
若干狭く感じた.
ドライバー兼ガイドはオーストラリア人の女性.とっても元気でずっとしゃべり続けていた.

全員をホテルからピックアップした後に,昼食のシーフードバーベキュー用の食材を調達しに行く.
まず,シーフードと野菜を買いに,海沿いにあるフィッシュマーケットに行く.
ここは,基本的には業者用の市場であるが,一般向けの小売をしているお店もある.
また,水揚げされたシーフードのせりも見学することができる.
漁港ということで,かもめがたくさんいるのは驚かなかったが,ペリカンも2匹いて結構驚いた.
地元の人に聞くと,そんなに珍しいことではないらしい.
その後,ブルーマウンテンに向かう途中の小さな商店街で白ワイン,ソフトドリンク,
牛肉,子羊肉を購入し,買いだし終了.

ブルーマウンテンが見渡せるビューポイントに行く.
ビューポイントの手前の道がオフロードになっており,4WDの威力を発揮する.
ビューポイントからは,うす青く見えるブルーマウンテンが見渡せ,非常にきれいである.
しかし,ビューポイントは断崖絶壁になっており,喜んで走っていると日本に
帰って来られなくなるかもしれない.
崖から下をのぞくと,車が数台落ちていた.
次に,スリーシスターズ(奇岩)の見学を行った.

   

そして,ブルー・マウンテンズ・シーニック・ワールドへ行き,
炭坑跡の世界一急勾配のトロッコ列車であるシーニック・レイルウェイ
大型ロープウェイのシィーニセンダーに乗った.
シーニック・レイルウェイとシィーニセンダーの乗降口は遊歩道で結ばれているので,片道ずつ楽しんだ.
300メートルの遊歩道には,途中,炭鉱の歴史を伝える展示もある.

 一通りのブルーマウンテン見学が終わったところで,国立公園内のバーベキューが
できるところに移動しシーフードバーベキューの昼食(実はこれが一番楽しみだったりする).
この日は雨が降りそうだったので,いつもとは違う場所(屋根のある場所)であった.
昼食は参加者全員で準備するが,ツアーガイドがいろいろと指示してくれるので,手際良く準備できる.
森の中で鳥の声と一緒に昼食とはなんとも豪勢である.
内容は,ステーキ,ラムステーキ,シーフードの串焼き(サメ,マグロ,サーモン),ムール貝,イカ,野菜炒め,
サラダ,ポテトサラダ,白ワイン飲み放題であり,満足.
サメは初めて食べたが,淡白で美味しかった.
白ワインは3リットルパック入りの安ワインなのであるが,辛口で美味しかった.
夫も私も調子に乗って飲んだ.


   

昼食後,野生のカンガルーがいるところに行く.
雨が降りそうでなければ,ここで昼食の予定であった.
少し奥まで行くと,カンガルーが5匹ぐらいいた.
そのうち2匹はお腹に大きな子供がいてかなりかわいい.一気にカメラのフィルムが少なくなった.
人が寄って行っても逃げる様子もなく,一緒に写真も撮ることができる.
さすがに触ろうとすると逃げられる.パンチやキックは飛んでこなかった.
しばらく見ていると,一匹の子供がお腹から出て自分で歩き(跳び?)はじめたが,
慣れていないのかフラフラしていた.
すぐに母親が近寄ってお腹に戻していた.
子供は母親のお腹に頭から入り,お腹の中で反転していた.
ちょっと驚いたが,良く考えてみれば,足からお腹の中に入ることはないと思った.
このような光景は珍しく,ガイドさんも初めて見たそうである.

     

 
 最後に帰る途中の公園で,ブーメラン投げをしてツアーを終了した.
シドニー16時着の予定であったが,交通渋滞などがあり,ホテルに送ってもらったのは
18時近くになった.
盛りだくさんのツアーで満足したが,ブルーマウンテンよりも,昼食とカンガルーが強く印象に残った
ツアーであった.
ただ,4WDであるので乗り心地もあまり良くなく,車に弱い人は少しつらいかもしれない
(実際,一人が帰りに体調を悪くした).


 

ハンターバレーワイナリーツアー

  私が参加した日は客が私達2人だけで,お酒好きの男性に付きっきりで案内してもらえた.
シドニー市内からハンターバレーまでは高速を使って約2時間半かかるが,
ワインに使われるブドウの話などをしている間に到着した.
高速道路は,大きな岩盤を削り取って道を作っているところもあり,
岩が削り出したままになっていた.
途中,牡蠣の養殖をしている池を通ったりした.

 ハンターバレーに到着しワイナリーめぐりを開始したが,観光客がほとんどおらず
ゆっくりとした時間を過ごすことができた.
私達は月曜日に行ったのだが,ガイドさんに聞いたところ,土日はすごく混んでいて,
テイスティングどころではないと言う事であった.
平日でよかったと安心した.

 ワイナリーは全部で5件まわったが,各ワイナリーで7種類程度の試飲が可能であった
(要求すればもっとできそうであった).
最初でのみ過ぎると,後で行くワイナリーで飲めなくなるのでペース配分に注意が必要だと
ガイドさんに言われた.
以下に各ワイナリーについての印象を書く.


Wandin Valley Estate

外のテーブルに赤4種類,白3種類,マスカットワインの計7種類のワインが並べられ,
好きなように試飲できた.
ワイナリーの人が近くにいないため,購入のプレッシャーもなく落ち着いて試飲できる.
周りはすべてブドウ畑になっており,一日中ここにいても良いと思うようなところであった.
購入ワインなし.


   

Peterson's Champagne House

ここは,シャンパンを中心に作っているところで,白のシャンパンを2種類,
赤のシャンパンを3種類試飲させてもらった.
ここに来るまで赤のシャンパンがある事を知らなかったので驚いた.
ここでは,ワイナリーにツアー会社がいくらかお金を払っているようで,
外のテラスのテーブル席で,チーズとクラッカー付きであった.
テラスからは,ブドウ畑が一望できて気持ちが良い.
初めて赤のシャンパンを飲んだが,かなり美味しく,つい2本買ってしまった.
観光できていた日本人老夫婦は2ダース購入して日本に送っていた
(ちなみに航空便しかなく,ワイン代と同じぐらいの送料がかかる).

Lindeman's Wine

時間が少しあったので,予定には無かったが,寄ることにした.
ここは結構大きなワイナリーで,試飲するところは建物の中のカウンターであった(立ったまま).
白4種類,赤2種類,貴腐ワイン1種類試飲した.
ここでは,ワイナリーの人に試飲したいワインを言ってついでもらうスタイルなので,
ワインに関する会話ができる人には楽しいところであると思う.
貴腐ワインも美味しかったが,この後に行くワイナリーにも貴腐ワインがあると
言うことなので,ここでは白ワインを1本購入した.


  

Drayton's Family Wines

だいぶ酔っ払ってきたので,ここでは,同じ種類のブドウで,
1年もの,3年もの,貴腐の3種類の白ワインを試飲した.
文章にするのは難しいが,同じブドウでも味や香りが大きく変わることに驚いた.
貴腐ワインが美味しく,また,安かったので(ハーフボトルで15ドルぐらい)1本購入した.
また,お土産として名前入りのポートワインをもらった.
お土産をもらって喜んでいたら,入口のところにポリタンク(10〜15リッターぐらい)に入った
ポートワインがものすごく安い値段で売られており,がっかりした.
同じワインでないことを祈った.

McWilliams Mount Pleasant Estate

ふらふらになってきたところでようやく昼食である.
しかし,昼食はテイスティングセットで,3種類のワインと,ワインにあうつまみのセットであった.
内容は,カンガルーの肉,エミューのソーセージ,カモのロースト,生ハム,サツマイモのペースト,
サラダなどであった.
カンガルーとエミューは初めて食べたが,美味しいものではなかった.
昼食場の隣に試飲をするカウンターがあったがさすがにもう飲めずにあきらめた.

 ツアー参加日が平日であったため,どのワイナリーでもゆっくりと試飲することができ満足であった.
いずれのワイナリーも,15ドルぐらいから各種ワインがあり,日本と比べると安くて美味しいワインが手に入る.
また,私達はシドニーの最終日にこのツアーに参加したのだが,よく考えてみると,
シドニーの初日に参加して,ホテルの部屋で飲むワインやBYOのレストランへ持ち込むワインを
調達するのが良いと思った.
このツアーに参加してすっかりオーストラリアワインのとりこになってしまった.


 

タロンガ動物園

タロンガとは「美しい水の眺め」というアボリジニの言葉らしい.
その名の通りにシドニー湾に面した緑豊かな国立公園の中に広大な敷地を持っている.
私達はサーキュラーキーのフェリー乗り場でZooパック(往復フェリーと入場券がセットになっている)を
購入した.
ワーフ2からフェリーで約15分.土曜日ということもあり,フェリーは多くの人が乗っていた.
到着後,ゴンドラorバスに乗り山の山頂へ.
ここがタロンガ動物園の入り口なのである.
オーストラリア特有の多くの動物を見ることができた.
朝一番だったので,コアラは起きていた(ニューサウスウェールズ州は抱っこして写真を
撮ることができない)が,カンガルー,ワラビーは眠っていた.
出口までは下り坂になっているので,シドニー湾の美しい眺めを見ることもできるし,歩くのも楽である.
ウォンバットに会えなかったのはちょっと残念であったが,素晴らしい動物園であった.
たぶん,シドニーに行くたびに訪れそうである.


  

 

シドニー水族館

ダーリング・ハーバーのピアモント橋のたもとにある水族館.
シドニー水族館のホームページには割引券がついていてプリントアウトして持っていけば
10%割引となる.
入口付近にカモノハシがいて大変愛らしかった.
その他,リトルペンギンの可愛い動きについつい見とれてしまった.
とにかく規模が大きく,水族館好きな私にとっては嬉しいスポットであった.