ハウステンボス旅行記 2003.5
準備編 1日目(1) 1日目(2) 2日目(1) 2日目(2),マイレージ


◆1日目(その2)◆                                 

<地中海料理のディナー>

17時30分からホテルデンハーグの地中海料理「エクセルシオール」が
予約してあったので,ホテルデンハーグへ向かう.
この辺りは人通りも少なくのんびりとできる.
今度はデンハーグに宿泊してみたい.
ちょうど,馬車に乗って新郎新婦が現れた.
まるで映画のようなシチュエーションである.
ハウステンボスでの結婚式は人気らしく,滞在中に何組か見た.

 レストランは予約の時間が早かったせいか,客は私たちだけで,
海の見える窓際の席に座ることができた.
18時30分くらいからたくさんお客さんが来た.

ちょうど「春の味覚フェア」をやっていたので,そのコース料理(7000円)を
注文した.ワインはイタリアの白ボトルワイン.
料理は以下の通り.アミューズ,大村湾で獲れたイシガニと
赤座エビのコンソメスープ 伊万里葱風味,佐世保産チヌの
キャベツ包み 香草風味,子牛のフリカッセ フレッシュフォアグラの
ポワレ カレー風味,サラダメランジェ,米粉で作ったクルートに
マスカルポーネのクリームと長崎とよのか苺を添えて,コーヒーまたは紅茶.
上柿本シェフの料理は地元の食材を生かしたあっさりした味で
最近,年をとって(!?)こってりしたものが食べられない私たちにとっては
嬉しい.
コンソメスープもカニの風味がたっぷりで本当に美味しいし,
子牛も柔らかく煮込んであるし,フォアグラも脂っこくなく
あっさりしていた.
またデザートのマスカルポーネクリームとクルートの相性がバッチリで
大変美味しかった.
やっぱり,ハウステンボスの食はとても充実している.
店員のサービスも申し分ない.
合計23,000円とちょっと値がはってしまったが,海を眺めながらの夕食は
大変満足であった.
今度はランチを食べてみたい.


  
  「エクセルシオール」は目の前に海がある.


  

<夜のイベント>

ハウステンボスはいろいろ頑張っているようで,夜のイベントも
新しくなっており,いろいろな催し物が目白押しで夜も目一杯遊べるのである.
まずは20時5分からのウォータースキーショー
ホテルヨーロッパの横の運河であるのだが,開演15分前には運河沿いに
人がたくさんいた.
ジャンプ台が設置されており,ものすごい技を見せてくれる.
しかし,この狭い運河でよくぞあんな事ができるものだと感心してしまう.
静かなオランダの街の運河でウォータースキーというのは
ミスマッチのような気もしないではないが,楽しめたので良しとしよう.

続いては20時40分からオレンジ広場でフォーシーズンズ・イン・ザ・スカイ
元々は光と音楽のショーがあって,その後に花火があったのであるが,
一緒のイベントになったようである.
葉加瀬太郎プロデュースの新イベントだそうだ.
とても迫力はあるのだけど,レーザーと音楽のショーがちょっと長くて
花火の時間まで間があるという感じだ.
でも最後の花火はものすごく綺麗だった.

 

そして,21時20分からホテルヨーロッパのアンカーズラウンジで
ウォーターコートコンサートである.
予約なしでも入場できたのであるが,早めに予約すると良い席が
確保できる.
私たちは何とステージのすぐ近くであった.
ホテル宿泊者はチャージが500円(おつまみ付き)で飲み物は
別料金である.
外国人(イタリア人?)によるピアノ&バイオリンの演奏で久しぶりに
美しい音楽に触れることができた.
また,リクエストタイムもあり60曲以上の中からリクエストも
することができる.
私もリクエストをしようと思い,手を上げたが残念ながら
指名してもらえなかった.

 

コンサートの後はお酒を飲みにホテルデンハーグの
ワインバー「ヴィノテーク」へ行く.
ここはいろいろなワインをグラスで飲めるのだ.
お店の雰囲気も小ぢんまりしているので落ち着ける.
私はタスマニアの赤ワイン,夫はポートワインを頼んだ.
夫はさらにスコッチウィスキーも飲んでいた.
お勘定の時,別のホテルに宿泊していることがわかると,
ホテルまで車で送ってくれるとのこと.とっても楽であった.

 

部屋に戻ると24時近かった.よく遊んだものだ.
ハウステンボス内には夜遊びできる場所もたくさんあるので,
ついつい夜遅くなってしまうのだ(今回はカジノで遊ぶことを
すっかり忘れていた).