ディズニーワールド&ラスベガス旅行記 2000.4                                               
準備編 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 


◆2日目:4月28日(金)◆                               

<アニマルキングダムへ>

 今日は,あこがれのアニマルキングダムへということで,7時30分にホテルを出発することになっていた.
なんとパーク開園が8時と早いのだ.
ガイドブックに書いてあったのだが,日中の暑い時間だと野生動物たちもダレて木陰に隠れてしまうので,
とにかく朝の早いうちにいたほうがよいとのことだった.
ディズニーワールドは,朝早くから,真夜中まで何かイベントがあるので,とにかく全部遊ぼうと思うと,
強靭な肉体が必要なのだ(!?)

 朝食も食べずに,とにかくシャトルバス乗り場へ足早に向かうと,やはり同様の考えの人がたくさんいた.
バスはすぐに来て,パークには7時45分についたが,既にパークは開園していた.
通路には鳥,リスなどが朝のお散歩をしており,フラフラしていた.キャー,かわいい...
でも,早くアトラクションに乗らなければ,せっかくの早起きの意味がない...ということで,
まずは,急ぎ足で,定番のキリマンジャロサファリへ.
ラッキーなことに待ち時間が0分!これは,予想以上に驚いた.
日本にあるようなサファリパーク(...と言っても私は姫路サファリしか行った事がないが)を想像していたが,それよりも遥かに規模が多く,野生動物の種類も多様だった.
それに加えて,橋が突然傾いたり,密猟者がいたりで,英語がよくわからなくてもとても楽しめた.

 次に,これも超人気の「カリ・リバー・ラビッド」へ.これも,待ち時間が0分だった.順調順調...
これは12人乗りのラフトでの激流下りだ.ガイドブックには,「ぬれても良い格好で」と書かれており,
私は裸足にサンダルで臨んだ.ほんと,これは座る場所が悪いと,ずぶ濡れになる.
でも,けっこうこれが快感になってしまい,下り場で,朝早くて誰も客がいないので,
係員に人は「もう一回乗るか?」と聞いてきた.
もちろん我々は,「はい!」と答え,そのまま2回目に突入.
さすがに,2順目ともなると全身がベタベタになり,3回目は断った...
 灼熱のフロリダといえども,朝は寒く,しばらく震えていた.夫は,私の忠告を無視して,靴下にスニーカー
だったので,悲惨だった.あと,帰り道の橋に大きな水鉄砲のようなものが,あった.何だろう..と思って
発射すると,なんとこれは,下のラフトに乗っている人たちに水がかかるしくみになっているのだ.
自分もベタベタになっているから,他の人たちも...と,ついつい数回,水を浴びせてしまった.
でも,こういう発想って,さすがアメリカ.日本だったら,絶対ないだろうな..

 その後,「カウントダウン・トゥ・エクステンション」,「パンガニ・フォレスト・エクスプロレーション・トレイル」,
「マハラジャ・ジャングル・トレイル」などのライド系・ウォーク系アトラクションを満喫した.
 次は,夫が楽しみにしていた「イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!(昆虫はつらいよ)」.これは,このパークの
シンボルである中央のツリー・オブ・ライフにあるので,それに近づけるという特典(!?)もある.
木に近づくと,たくさんの動物の姿が描かれているのがわかり,しばしば立ち止まって,写真を撮ろうとすると,夫が,早く行きたい!とせかすので,しぶしぶ,アトラクション入り口に向かった.これは,ほんとおすすめ!
3Dメガネをかけるのだが,見るだけでなく,人間の五感全てを刺激する(!?)アトラクションである.
ただ,蛾が嫌いな私にはつらい場面もあったが...

 その後,ランチを,「フレームツリー・バーベキュー」で食べた.
バーベキューコンボを頼み,空腹だったので,あっという間に食べてしまった.
 次に,「ターザン・ロック」と「フェスティバル・オブ・ライオンキング」のショーを見て,
ほとんどパークの主要アトラクションは制覇した.
ショップを見ていると,サファリ系のディズニーキャラクターの縫いぐるみが心惹かれた.
なかでも,プーさんがすごく可愛く,年甲斐もなく(!?)買ってしまった.あまりに嬉しかったので,
その直前に買ったアニマルキングダムの首からかけることができるドリンクホルダーに,
プーさんをぶら下げて歩いていた.
けっこう重いので,首が疲れたが(周りからもあきれられたことでしょう...),
プーさんを買った嬉しさでつい,こんなことをやってしまった.

 あと,売店で売っているチョコバナナが美味で,バナナ好きの私にとってはたまらなかった...

 さて,お目当てのアトラクションは制覇したので,次はエプコットへ移動.

 

<エプコット>

 エプコットは,前回WDWに訪れた時,宿泊したホテルはヨットビーチだったこともあり,毎晩のように
フラフラしていたところである.当時,「テストトラック」は建設中で,「Coming Soon!! 」なんて,書かれており,
マシンがビュービューと動いている音が中からしていたので,毎日,ひょっとして,今日こそオープン!?
なんて,期待していて毎日,前まで見に来たものであった.

 その憧れのテストトラックに乗りたい!ということで,パークについて一目散に向かった.
「人も並んでいないみたいだよー」なーんて,近づくと,故障中とのこと.
えっー!よく故障するってうわさには,聞いていたけど....
まだ,あと2日間あるので,気長にちょくちょく訪れることにした.でも,そんなに壊れるということは,
スリル満点ってこと!とかなり期待できそうだ.

 暑くてのどが乾いたということで,そのままワールドショーケースの方へ歩いて,ドイツ館へ.もちろん,
夫はビール&ウインナーです.私は,白のグラスワインを飲んだ.おいしかった!
けど,疲れていたこともあり,一気に酔いが回って眠くなってしまった.

 ...ということで,一度ホテルに戻りお昼寝タイムにしようということになった...というものの,
ドイツ館は一番奥なので,入り口まで戻るのは大変!暑さと酔いのダブルでしんどかったが,
ちょうどエプコットはガーデニングフェアなるものが催されており,ガーデニンググッズの販売や,
かわいい花壇やベジタブルガーデンなどかあり,それを見ているうちにガーデニング好きの
私にとっては,疲れも忘れてしまった.
出入り口にも,かわいいミッキーのトピアリーがあり,その前で写真をとり,
ホテル行きのシャトルバスに乗り,ホテルへ戻った.

 

MGM>

 部屋で2時間ほど寝て,元気を取り戻し,いざMGMへ出陣!考えてみると,今日はテーマパークを3つも
はしごしているのだ.
せっかく,来たんだから..とどうしても貧乏性が出てしまう...まったり旅行が私の理想なのにー.

 今日はMGMの閉園が22:30なので,まずは,19:00からのうわさの「ファンタズミック!」を見て,
元気があれば,「タワー・オブ・テラー」と「ロックン・ローラー・コースター」に乗ろうという計画だった.
「ファンタズミック」は,9000人も収容でき,開場が開園90分前と聞いていた.
私達は,ずっと待っているのも退屈だよね,ということで30分前に行ったのだが,甘かった...
会場はもう人で埋め尽くされており,ずっと後ろの立見席しかなかった.
22:30からの次の回にしようか..と一度は帰りかけたが,まあ,一度トライしてみようと
いうことで,立見席で見ることにした.それにしても9000人収容できるこの会場がいっぱいになるなんて,
WDWには一体何人のお客さんが来ているんだろう...肝心の舞台は,席が遠かったこともあり,
ちょっと期待はずれだった.やはり,頑張って前の方に席で見るべきなのだろう...

 エンディングが始まると同時に,会場を後にし,新しくできた「ロックン・ローラー・コースター」の方へ
向かったが,なんとこの時間でも30分待ちだった.
そこで,我々は,待たずに乗れるアトラクションをということで,「ジム・ヘンソンのマットビジョン」や
「グレートムービーライド」に乗り,既に21:30過ぎで,遅い夕食を食べることにした.
結局,キッコーマンが出資しているハンバーガーショップで,サラダ付きのセットを食べた.

 22:30少し前にパークを後にし,バスターミナルに向かったが,やはりオールスターリゾート行きは
たくさんの人が並んでいた.日本人ってけっこうこういうシチュエーションってイライラしたりして
無口になりがちなのであるが,アメリカ人って,キャーキャー楽しくさわいでいる.
常に高いテンションを維持していて,そのパワーは尊敬してしまう.

 結局,この日はバスもたくさん来てくれたので,23時過ぎにホテルに戻ることができた.

 

<深夜のプーさん買い>

 ホテルに戻ると,我々は必ず入り口のキャラクターグッズの売店をフラフラした.もう3日も通うとかなり店の
商品もチェックし終えるのだが,夫が呼ぶので,縫いぐるみ売り場の方へ行くと,なんとそこには
「ゴルフプーさん」が...ちゃんとチェックの帽子もかぶって,クラブも持っているのだ(なんかちょっとオヤジ
くさい).思わず,買ってしまった.これで,今日はプーさんの縫いぐるみを2つも買ってしまった!
オールスターリゾートは,ベッドメイクさんが,窓際に買った縫いぐるみを可愛く飾ってくれるそうなので,
明日の午後が楽しみである.

 この日もよく遊んだので,部屋に戻ってすぐ寝てしまった.