第2次道路工事承諾請求裁判について（第29報）

　平成4年(ワ)2936号公共下水道設備工事同意等請求事件（2758-382）についての判決言渡が去る2月14日午後1時10分より、名地裁1102号法廷にて、中村直文裁判長、後藤隆裁判官、作原れい子裁判官、山田高久書記官係りにて行われ、当方（原告）より川端弁護士、道対理事長、庶務担当専任理事、町内会副会長（事業担当）、住民1名計5名出席、相手方（被告）は出席者なし。判決の主文は下記の通りでありましたが、相手方より2月26日付にて控訴手続きがとられたことが、この度川端弁護士より連絡があり、いよいよ裁判は名古屋高等裁判所にて争われることとなりました。名高裁における第1回口頭弁論の日程については、追って決定次第ご案内申し上げます。以上ご報告申し上げますのでよろしくお願い致します。

平成九年二月一四日判決言渡　同日原本交付　裁判所書記官　山　田　高　久
平成四年（ワ）第二九三六号　公共下水道設備工事同意等請求事件

判　　　　　　　決

　　名古屋市守山区大字小幡字北山二七七三番地の◯◯◯

原　　　　　　　告　　　　翠松園道路対策組合

右代表者理事長　　　　井　　上　　敦　　夫

右訴訟代理人弁護士　　　　高　　津　　建　　蔵

同　　　　　　　右　　　　川　　端　　　　　浩

　　名古屋市中区◯◯◯丁目◯番◯◯号

被　　　　　　　告　　　　有限会社 ◯ ◯ ◯ ◯

右代表者取締役　　　　◯　　 ◯　　 ◯　　 ◯

右訴訟代理人弁護士　　　　伊　　神　　喜　　弘

主　　　　　　　文

一　被告は、別紙物件目録記載の土地につき、

　１　原告が、名古屋市に対し、同市の「私道における公共下水道設置要綱」（昭和六一年四月一日施行）による公共下水道設置申請をし、かつ、これに基づき、別紙図面２記載の下水排水設備工事（側溝及び雨水桝、雨水管、取付管の各設置工事を含む。）をし、その保持、管理をすること、

　２　原告が、東邦ガス株式会社に対し、都市ガスの供給設備工事の申込みをし、かつ、これに基づき、別紙図面２記載のガス供給設備工事をし、その保持、管理をすること、

　をそれぞれ承諾せよ。
二　原告のその余の請求を棄却する。
三　訴訟費用は被告の負担とする。

平成9年3月17日

翠松園会　会　員
	各位
翠松園道路対策組合員

翠　松　園　会　会　長		勇　　　隆　行
翠松園道路対策組合理事長		井　上　敦　夫

註：	第2次道路工事承諾請求裁判の公式事件名は、平成4年(ワ)第2936号公共下水道設備工事同意等請求事件である。本稿では、事件名及び口頭弁論の呼称については、原文のままとした。
註：	本事件口頭弁論の公式呼称及び公判日程については、公判日程記録を参照されたい
註：	当事者からの申し入れにより、当事者名の一部については匿名としました。