| ◆3日目:8月9日(月)◆
 
 ●<コアラ・ギャラリーでコアラに会う>
 
 9時に目が覚める.
 窓を開けると目の前の木がけっこう揺れている.
 昨日は無風状態であったが,今日はけっこう風が強そうである.
 午後からの水上飛行機がちょっと不安だ.
 
 まず,リゾートセンター内のツアーデスクに行き,ツアーの相談(..といっても英語の出来ない我々は大変である).
 私達の参加したかった野生動物ツアーは滞在中に催行されないので,明日のコウモリツアー(無料)とキャッツアイビーチ(ビーチクラブに面しているビーチ)での魚の餌やり&シュノーケリングツアー(一人8.5ドル)を申し込んだ.
 我々にしては珍しく食事以外の予定がある(笑).
 
 そして10時過ぎにハミルトン島内の動物園である「コアラ・ギャラリー(Koala Gallery)」へ行く.
 ここはコアラ,ウォンバットなどオーストラリア固有の動物がいるミニ動物園である.
 入口近くにコーヒーショップがあり,コアラと一緒に朝食が食べられたり,ランチもとることができる.
 入場料は12.5ドルくらいで(これも部屋付けにしてしまった,ハミルトン島での支払いはとても便利である),フリーパス券のようなものを貰え,滞在中何回でも出入りできるとのこと.
 動物園へは受付で貰ったコインを入れて入場する.
 とても小さな規模であるが,お散歩に適している.
 コアラもウォンバットもぐっすりと眠っていた.
 睡眠が好きな私はオーストラリアの動物をとても羨ましく思う(笑).
 ちょうど10時15分から係員がコアラを連れてきてくれたので,触る事ができた.
 久しぶりに起きているコアラに会うことができた.
 
 
 ●<マリーナビレッジをふらふら>
 
 マリーナビレッジの方まで歩いていき,海用のかばんを購入.
 今回,出発直前にバタバタしており,すっかり忘れていたのである.
 これからも使えそうなものを見つけて購入.28ドル.
 現金を15ドルしか持っていないので,これも部屋付けにしてしまった.
 
 次にお腹が空いたので,昨日からチェックしていた人気の「ベーカリー(Bakery)」でサンドイッチ4ドル 2種類とフラットホワイトを購入し,マリーナ沿いで食べる.
 風が強くて寒いので,のんびりしている気にはなれなかった.
 
 
 ●<二度目のランチ>
 
 まだお腹が空いていたので,11時過ぎにリゾートセンターにある「トウキャン・タンゴ・カフェ&バー(Toucan Tango Cafe & Bar)」へ行き二度目のランチを食べる.
 ここは夕食でも予約不要のカジュアルなお店である.
 今日は風が強いので店内の席に案内してもらう.
 ビール,トウキャンサラダ(ドライトマト,グリーンリーフ,アスパラのサラダでアボカドペーストのドレッシング),ハワイアンピザを頼む.
 けっこうな量でピザはパンのようであったが,気軽に食べられるのが利点である.
 合計約40ドル.
 
 部屋に戻り,ホワイトヘブンビーチツアーの準備をする.
 
 
 ●<水上飛行機でホワイトヘブンビーチへ>
 
 「ホワイトヘブンビーチツアー」は13時40分にマリーナビレッジのヨットクラブに集合なので,途中でミネラルウォーターを購入して行く.
 けっこう風が吹いているので水上飛行機が揺れるのではないかとかなり不安である.
 乗客は私達とドイツから来た夫婦の4人で,最初に救命胴衣の装着とその使用法についての説明を受ける.
 そしてマリーナに停泊している水上飛行機へ.
 ここで靴(濡れても良いビーチ用の靴を履いてきたのであるが)やビーチサンダルは預けて裸足で飛行機に乗り込む.
 現地は裸足で散策しても大丈夫なようだ.
 
 水上飛行機には初めて乗ったのであるが,(当たり前であるが)船と飛行機の両者の機能を兼ね備えている実に面白い乗り物である.
 海上からの離陸はとても気持ちが良かった.
 一気に高度が上昇するが,風の心配も全く無く,揺れる事もなくとても快適なフライトであった.
 よくカレンダーや雑誌で見かけるような白い砂浜の美しい景色を上空から眺める事ができてこれだけで満足してしまった.
 10分弱の短いフライトでホワイトヘブンビーチに到着であるが,美しい海に着水するのがまた気分爽快である.
 飛行機は砂浜近くで止まり,VIP気分に浸れる.
 写真通り真っ白な砂浜が続いており,人もほとんどいなかった.
 
 
     上空から見たホワイトヘブンビーチ.今まで見た事もない美しい景色であった(左).
 これが私達の乗った水上飛行機.パイロットが機体の向きを変えているところ(右).
 
 
 1時間20分の自由時間があり,泳ぐのには水が冷たいので,私達は全長約6キロのほぼ無人の白い砂浜をひたすら散策していた(後から聞いたらドイツ人の夫婦はひたすら泳いでいたらしい).
 シリカの砂はサラサラで裸足で歩いていて大変気持ちが良い.
 しかし,なぜかこのビーチには生物がほとんどいない.
 日本の海であると波打ち際には貝や海草が流れ着いていたりするのであるが,そのような生き物はおらず,どこかの島にたくさんいると思われる蝶の羽が目に付くくらいであった.
 ちょっと不思議な場所である.
 
 
  真っ白な砂浜と真っ青な海がどこまでも続いている.人もほとんどいなかった.
 
 
 帰りはせっかくなので,副操縦席に座らせてもらった.
 操縦はなかなか複雑なようで,パイロットの操縦技術は凄いと改めて思った.
 15時40分くらいにハミルトン島に到着.
 帰りも全く揺れずに超快適なフライトであった.
 今度はヘリコプターに乗ってみたいものである.
 
 
 
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