| ◆2日目(その2)◆
 
 ●<部屋に入る>
 
 15時過ぎにホテルに戻り,フロントに行くと部屋の準備はできたとのこと.
 ルームキーを貰って,部屋へ行く.
 スターシティはホテルとアパートメントに分かれており,入口が別になっている.
 またアパートメントのエレベーターはルームキーを入れないと動かない仕組みになっている.
 私達はアパートメントの5階の部屋で一番下であった.
 部屋からはシティのビル群が見渡せ,シドニーらしい素晴らしい眺めを楽しむことができる.
 テラスがとても広いのでのんびりくつろぐことができる.
 しかし,目の前のカジノ棟が邪魔なので,お願いしてもう少し上層階にしてもらえばよかった.
 でも旅行社経由の予約では仕方がなさそうだ.
 部屋はフルキッチン,広いリビング,ベッドルーム,シャワーブース付きのバスルームがある(洗濯機,乾燥機付き).
 良い部屋だとは思うのであるが,ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのラグーンタワーに泊まった後だったのでそれほど感動はなかった.
 また,ちょっとベッドが狭くってスプリングが今ひとつであった.
 ウェスティンのヘブンリーベッドの寝心地が良かったのでそう感じるのであろうか...
 最近,いろいろなホテルに泊まっているので,我がままになっているかもしれない.
 もう少し,謙虚にならなければー.
 睡眠不足ということもあり,2時間30分も昼寝をしてしまった.
 
 
 
    
 1ベッドルームのリビング(左)とキッチン(右).リビングの右隣に寝室がある.
 
 
  
 テラスから見たシティ.手前のカジノ棟が邪魔であるが,とても良い眺めだ.
 特に夜景は素晴らしかった.
 
 
 ●<巨大ロブスターのディナー>
 
 19時過ぎに部屋を出て,ダーリングハーバーへ向かう.
 昼間は快晴だったのに,ちょっと小雨が降る.
 コックル・ベイ・ワーフにある「ニックス・シーフード・レストラン」はとても混雑していた.
 予約をしていたので,テラスの眺めの良い席を用意してくれていた.
 こちらの人はテラス席で食べるのが好きであるが,さすがに夜は寒いので巨大なヒーターがいろいろな場所に設置されているのだ.
 今の季節は薄手のコートを着ればテラス席でも寒い思いをしないで済む.
 
 白ボトルワインと前回食べて美味しかったカキのフロレンタインを1ダース(28ドル)注文した.
 夫はカキ嫌いなのであるが,これはとても美味しいので食べることができるそうだ.
 大量のカキが登場し,さて写真を..と思ったが残念ながら,カメラの電池切れになってしまった.
 大きなロブスターも撮影しようと思ったのに残念.
 カキ嫌いの夫が言うには,普通のカキは加熱すると独特の味があり,それが嫌いなのだそうだが,ここのカキは加熱しても嫌な味がなく,美味しいのだそうだ.
 ホワイトソースも得意ではないのに喜んで食べている.
 それだけ美味しいということなのだろう.
 
 メインは夫がツナのステーキ25.5ドル,私がフレッシュロブスターの蒸したもの:ガーリックバターソースがけ68ドルを注文.
 前回,夫が巨大ロブスターを注文したので,今回は私が食べることにした.
 ツナの方は大きなサラダも一緒に来た.
 分厚くって美味しい.
 またロブスターの方は前回同様,今回も期待を裏切らずに巨大だった.
 とても幸せな気分だー.
 どうやら,ここのレストランの名物らしく,私の周りの客はロブスターかシーフードプラッターを注文している人が多かった.
 隣のテーブルのフランス人の高校生くらいの男性はロブスターを一気に平らげてしまって物足りないので,足も一生懸命解体して食べていた.
 ほとんど身がなさそうであったが...
 私はお腹が一杯になり,デザートを食べるパワーがなかったので,カモミールティーのみを注文.
 夫はお気に入りのペンフォールドグランドファーザーを頼む.
 何と20ドルもしていた!
 とても満足なシドニー初日のディナーであった.
 いきなり贅沢をしてしまったけれど...
 
 
 ●<カジノタイム>
 
 ホテルに戻る.
 スターシティのカジノは夜になり更に盛り上がっていた.
 聞くところによるとほとんどが地元の人らしい.
 相変わらずほとんどが中華系の人達でとても派手に賭けている.
 薄給の私達には到底できない.
 ブラックジャックもミニマム10ドルのテーブルは満員(相乗りする人もいて,3重くらいの人だかりとなっている)で,25ドルでようやく空いているテーブルを見つけることができた.
 二人で400ドルバイインするが,ダブルダウンやスプリットでことごとくやられてしまい,一気に無くなってしまった.
 今回のカジノ資金は二人で1日400ドル(ちょっと少なすぎ...でもシドニーでは飲食にお金を使いたいのである)の予定であったが,5分と持たなかったのだ.
 せっかくカジノホテルに泊まってゆっくり遊ぼうと思ったのに,悲しすぎる...
 もう今日は遊びたくてもお金がないので,部屋に帰って寝ることにする.
 
 
 
 |