| ◆6日目:8月14日(木)◆
 
 ●<朝のカジノタイム>
 
 早いもので今回の旅行も今日で実質最終日だ.
 やっぱり,楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう.
 シドニーは魅力的な場所なので,街中だけでも5泊は物足りない.
 9時に起床し,早々にカジノへ.
 前にも書いたようにこの時間はほとんどのテーブルゲームがクローズなので,スロットで遊ぶ.
 夫が芸者スロットで炸裂していた.
 芸者が4人揃ってすごい状態になっており,140ドルのプラス.
 2セントスロットでも勝てる時はこんなに勝てるもんなんだー.
 私はマイナス10ドル.さらに夫は別のスロットでプラス8ドル.
 
 
 ●<キングスクロスまで歩く>
 
 今日は12時からキングスクロス近くのポッツポイントでランチの予約があるのであるが,まだ十分時間があるので,お店まで歩いてみることにした.
 スターシティを出て,ダーリングハーバーのピアモント橋を渡ろうとすると,橋の半ば辺りで多くの人が立ち止まっていた.
 どうやら,橋が開いていたようである.
 今まで何十回とこの橋を何気なく渡っていたが,これは初めてである.
 
 そして,ウールワースでお土産チェックをする.
 安くて美味しそうなお菓子が揃っている.
 本当はティムタムが欲しいのであるが,日本の暑さで溶けそうなので,クッキー類をチェックする.
 また,コアラやカンガルーの縫いぐるみも2ドルくらいで売っており,義理土産に最適である.
 今は荷物が多くなって邪魔なので,後で購入することにする.
 
 そして,ひたすらキングスクロスまで歩く.
 ここからは殺風景で特に観るものもないので,余計に疲れた.
 暗くなったら歩くのはちょっと危険な雰囲気だ.
 大きなコカコーラの看板を見て,左に進むと私達の目的地であるフォッツポイントである.
 キングスクロスは歓楽街なのに対し,ポッツポイントは高級な住宅が並んでいた.
 
 
 ●<高級イタリアンのランチ>
 
 今日のランチは「Mezzaluna(メッツァルーナ)」(123 Victoria St.)での高級イタリアンである.
 丁度,出勤途中の店員と店の前で一緒になり,案内してもらった.
 
 バーカウンターを抜けると階下にダイニングを見渡すことができる.
 目の前にはシティの素敵な景色が広がっている.
 そして,リクエストしたテラス席に案内してもらえた(この時,開店直後だったこともあり客は私達だけ).
 シドニータワーが正面に見えて,「こういうアングルから見たことなかったよねー.」と景色にしばらく見とれていた.
 雲ひとつない快晴だったので,本当に気持ちが良い.
 
 
  
 テラス席からの眺め.天気も良くて素晴らしい!
 
 
 まずはセミヨンの白ボトルワイン56ドルを注文.
 パンの盛り合わせが良いおつまみになる.
 一緒に出されたアンチョビバターや乾燥トマトのオリーブオイル漬けがパンに良く合う.
 料理は二人でシェアしてもかまわないとのことだったので,生ガキのトマトサルサソースがけ1ダース36ドル,マリナーラスパゲッティ22ドル,スキャンピーのグリル43ドルを注文.
 
 今まで私達は海外で生ガキを食べるのは極力控えてきたのであるが,オーストラリアの生ガキは美味しいので今回はその掟を破ってしまっている.
 でも,考えてみると,この牡蠣に当たったらちょうど帰りの飛行機で苦しむことになるんだろうなー.
 しかし,私達のこの不安は生ガキの登場と共に消え去ってしまった.
 本当に美味しいのだ.夫と物も言わずにパクパク食べてしまった.
 冷えた白ワインと生ガキ.
 なんと素敵な組み合わせなのだろうか...
 
 
  
 超美味しい生牡蠣.トマトサルサソースとの相性もばっちりだ.
 
 続いてはマリナーラスパの登場.
 魚介類の香りを逃がさないように特殊な紙に包まれて運ばれてきた.
 目の前で紙を開けてお皿に盛ってくれる.これも美味しそう...
 私はオーストラリア旅行の時,マリナーラスパゲッティがあるとついついオーダーしてしまうのだ.
 パスタは手打ちらしく,乾麺とは違った歯ごたえであり,美味しかった.
 
 
 
  
 シーフードたっぷりのマリナーラスパ.
 
 そしてメインのスキャンピー.大きなお皿に盛られて,迫力満点!
 しかし,食べるところが少ないので,量的には丁度良かった.
 これも美味しかった.
 
 
 
  
 一見,量が多そうであるが,適量であった.これも美味しい!
 
 
 食後に夫はグラッパ&エスプレッソ.グラッパはかなり美味しかったそうだ.
 私はティラミス&エスプレッソ.ティラミスは量が多かったので,夫とシェアすることに.
 とても満足なシドニー最後のランチとなった.
 合計200ドル超.
 またまた贅沢してしまった.
 でも,あんなに眺めの良いレストランもめったにないからたまにはいいかーという結論になった
 (酔っぱらっているので気が大きくなっている).
 
 
 
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