| ◆4日目:8月9日(火)◆
 
 JQ710:シドニー 14:00 →ハミルトン島16:20
 
 
 ●<ミセス・マックォリーズ・ポイントまでお散歩>
 
 7時30分に起き,エグゼラウンジで朝食を食べる.
 ヒルトン・シドニーは2泊だったので,この朝食が最後になる.
 昨日とは料理はほとんど変化が無く,気が付いたのはベーコンがハッシュドポテトに変わったくらいである.
 
 今日は昼過ぎの便でハミルトン島に移動するので,チェックアウトまで近場をお散歩することにする.
 「そういえば最近,ミセス・マックォリーズ・ポイントに行っていないね.市内観光の時に車で連れて行ってもらったきりだよ.あの景色をまた見たいなー.」ということで,昨日活用したWaking Mapを見ると「自然・動物とふれあうコース」の一部がちょうど良いルートになっており,これを基にお散歩することにする.
 
 荷物をまとめた後,8時50分にヒルトンホテルを出発し,ハイドパーク経由でシドニー王立植物園のミセス・マックォリーズ・ロードを歩いていく.
 緑に囲まれた朝の植物園は清々しくてとても気持ちが良い.
 ハミルトン島にいる白いオウムがここにもおり,一生懸命草をむしりとって食べていた.
 ちゃんと草を持って器用に食べているのは驚いた.
 こんなオウムがこの都会にも生息しているとは,オーストラリアは大変魅力ある場所である.
 
 しばらく歩いていくと海が一面に広がる景色になり,ミセス・マックォリーズ・ポイントに到着.
 それまでは人もほとんどおらず,ジョギングをしている人とたまにすれ違う程度で自然を楽しみながらのんびりと散歩を楽しめた.
 ところが,この観光スポットに来た途端,団体旅行客に遭遇し,一気に俗世間に戻ってきた感じがした.
 ここからの景色はハーバーブリッジとオペラハウスが両方楽しめて,やはり素晴らしいものがあるが,先程までの心地よい静けさが忘れられなかっただけに微妙な心境である.
 
 写真撮影をして早々にオペラハウスの方へ歩いた.
 途中の公園で再び白いオウムの群れが黙々と草を食べているのを見つけて,鳥好きの私達はしばらく観察してしまった(笑).
 彼らは草を抜いて食べているのであるが,その力は強く,草を抜く音が聞こえるくらいである(考えてみるとこのオウムは次に行くハミルトン島にたくさんいるので,そんなに一生懸命観察する必要もないのだ).
 
 
  草を抜いて黙々と食べているオウム.思わずじっくりと観察してしまった(笑).
 
 オペラハウスの外観を眺めて,サーキュラーキー経由でホテルに戻った.
 このお散歩ルートもけっこうのんびりできて気に入った.
 次回も他のお散歩ルートを開拓してみたいものである.
 
 
 ●<チェックアウト&シドニー空港>
 
 チェックアウトは朝,部屋に「Nonstop check out」の用紙が届いていたので,これを利用した.
 11時30分にホテルを出て,タクシーで空港へ行く.
 チップ込みで24ドル.
 
 シドニーの空港の国内線ターミナルを利用するのは初めてである(到着したことはあるが).
 ジェットスターのチェックインは2時間前から行う事ができる.
 昨年と違った事は(1)航空券が普通の紙スタイルになった(昨年はレシートだった),(2)相変わらず自由席だが(これが楽しい),並ぶ順番に3種類のカテゴリーができた(これは後述),(3)Jetflex料金であればカンタスのマイルが貯まるようになった,しかし我が家は予約クラスが低いのでマイルは相変わらず貯まらない(涙).
 
 チェックイン後,お腹が空いたので空港内を散策し,食べ物チェックをする.
 この国内線ターミナルはけっこう充実していた.
 私達はフードコート内のアジア系のお店で麺料理を食べる事にした.
 麺とソースと具を選ぶ事ができ,夫は麺がHokkien,ソースがChinese Soy Sauce,具がchiken(12.9ドル),私は麺が同じでソースがThai
      Special Sauce,具がKing Prawn(14.5ドル)を注文.
 ポケベルを渡されてしばらく待つ.
 ソースの香りが懐かしく,一気に食べてしまった(笑).
 私の具は大きな海老が5匹くらい入っていた.
 そして食後のデザートはクリスピークリームのドーナツ.
 アメリカでしか食べられないと思っていたので,ここでお店を見つけて驚いてしまった.
 大好きなオリジナルグレイズド(2ドル/1個)を購入.
 冷たかったが,久しぶりに食べる事ができて嬉しかった.
 
 
 ●<ジェットスターでハミルトン島へ>
 
 ジェットスターの搭乗口へ行く.
 手荷物検査場からけっこう離れた場所にあったが,すぐ近くにスターバックスや売店もあるので,便利である.
 ハミルトン島行きのJQ710便はそれなりに人がいたが,日本人は私達だけであった.
 並ぶ順番であるが,以下の3種類のカテゴリーができた.
 グループ1の人から機内に搭乗できる.
 ・Group1(オレンジの紙):小さな子供連れ,手助けが必要な人,Jetflex料金の客
 ・Group2(ブルーの紙):上記以外で早くチェックインした客
 ・Group3(シルバーの紙):残りの乗客
 私達はブルーの紙のGroup2である.
 機材はA320-232で有料の機内サービスでは何も利用せずにひたすらお昼寝していた.
 
 16時15分にハミルトン島に到着.
 前回は日本からブリスベン経由で直接来たので,たくさんのお客さんがいたが,今回は私達だけだったので,日本語係員にバギーで直接ビーチクラブホテルに連れて行ってもらった.
 ラウンジでウェルカムドリンクを飲みながら,簡単なガイダンスを受ける.
 今はキャンペーン中でフルブレックファーストが付くとのこと.
 去年は朝食なしで,けっこうな出費だっただけに(島内の物価はけっこう高いのである)とても助かる.
 またいたずら好きの白いオウムは甘いものが好きで部屋の中にあるチョコレートも食べるという話を聞く.シドニーの同じオウムは草を食べていたのであるが,本当にいろいろなものを食べるようだ(今回,滞在中にオウムの驚くべき姿を目撃することになる...).
 
 その後,2階のお部屋に案内されるが,お部屋の広さに改めて感動した.
 これまで滞在していたヒルトン・シドニーの部屋が狭かった事もあるが,海を見ながらのんびりと過ごす事ができそうで,とても楽しみであった.
 またウェルカムフルーツも用意されていた.
 部屋には私達の名前宛てのウェルカムレターがあった(今年は英語).
 
 主な内容は以下の通り.
 ★無料送迎サービス(24時間)
 
 ★クラブラウンジ(宿泊者のみ利用可能)での食事
 ・フルブレックファースト(無料):6時30分〜10時30分
 ・ランチタイム:10時30分〜18時
 ・ディナータイム:金曜日から火曜日までのオープンで18時から21時30分.
 予約が望ましいとのこと.アラカルトメニューになったようである(去年はコース料理のみだった).
 
 ★スポーツクラブ
 ビーチクラブの宿泊者は無料(レンタルラケットやミニゴルフは有料).
 
 
 
    広々とした素敵なお部屋でこれからのリゾートが楽しみになる.
 
 
 ●<街を散策&プールサイドでディナー>
 
 近くにあるリーフビューホテルの日本語デスクに行き,明日のテニスコートの予約とレストランの予約をお願いする.
 ハミルトン島は日本語係員がいるので苦手な英語で予約する必要もなく,とてもお気楽である.
 テニスをやるのはとても久しぶりで大変下手なのであるが,何となくリゾート気分が味わえそうなのでコートを予約してみることにした.
 
 その後,マリーナの町の方へ行き,酒屋で滞在中に飲むワインを2本購入する.
 安いオーストラリアワインがたくさんあったので,どれにしようか相当悩んでしまった.
 この酒屋の会計も部屋付けにすることができるので,便利である.
 
 夕食はビーチクラブのレストランで食べる事にした.
 プールに面した素敵なロケーションのレストランはビジネスコーナーの部分まで拡張されていた.
 今回はディナーもアラカルトメニューになっていたので注文もしやすくなった.
 さすがにこの時間帯,プールサイドの席は風が冷たくちょっと寒いものがあったが,夜の景色も素敵なので外のテーブルにした.
 アラカルトで1品ずつ(夫はラムのグリル,私はRed Emperor<白身魚だった>のグリル),付け合せ(いんげん豆のグリル),赤ボトルワイン(ピノノワール)を注文.
 スターターのコーンスープとパンはサービスで出されるので,これで十分な夕食であった.
 コーンスープはちょっと甘さが強かったが,その他のお料理は良い味であった.
 食事中,この辺りに住み着いたと思われる鴨1羽がテーブル周辺をフラフラしており,とても愛らしかった.ハミルトン島は何故か鴨を見かけることがなかったので(白いオウム,カモメ,ロリキート,カラスはよく見かける),とても新鮮である.
 彼?は私達の滞在中,食事の度に姿を見せてくれてとても楽しませてくれた.
 プールサイドでの夕食は都会のシドニーからのんびりとしたリゾート地への移動が実感できる素晴らしいものであった.
 合計約140ドル.
 
 
 ●<バーでビール&スロットマシン>
 
 食後はリーフビューホテルの「コンパス・ラウンジ(Compass Lounge)」に行き,ビール&スロットマシンタイム.
 前回,このラウンジは毎晩のように利用していたのだ.
 1セントビデオスロット8台は相変わらず健在であったが,ビリヤード台が無くなっていた.
 
 シドニーであれだけスロットマシンをやっていたのにもかかわらず,ここでもスロットマシンで遊ぶ.
 このスロットマシンはどんなに頑張ってもフリーゲームになる事は無かったのであるが,何といきなり芸者スロットでフリーゲームに突入した.
 それも「金の龍?」が5つ揃ってしまった!
 ハミルトン島のスロットマシンは全然期待していなかっただけに,嬉しいよりも驚きの方が強かった.
 他の人達もフリーゲームやハンドペイを受けており,盛り上がっていた.
 明らかに昨年よりもペイアウト率が高くなっているような予感.
 「これでハミルトン島滞在中もスロットマシンで楽しめるねー」と二人とも喜ぶ(高い旅行代金を使って何しに来たのだろうか...<笑>).
 結局,2人で10ドルプラス.
 これでビール代が浮いた!
 
 部屋に戻って寝る.
 
 ★今日の歩数:23,416歩
 
 
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