| ◆7日目:8月12日(金)◆
 
 QF2504:ハミルトン島 9:00 →ケアンズ 10:25
 
 ●<早起き&最後の朝食>
 
 ケアンズへ移動する飛行機の時間が早いので,6時に起きる.
 もちろん滞在中にこんな早起きをした事はないが,ちょうどテラスから見える朝焼けが美しかった.
 また,海辺にカンガルーの親子がいた.
 鳥もギャーギャー鳴き始めて,動物達は既に活動をしているようだ.
 6時30分に荷物を取りに来てくれるので,最後のパッキングを終了し,部屋を出て海沿いを散歩する.
 
 6時40分頃に朝食.
 さすがにこんな早い時間に客はいなかった.
 今日の卵料理は夫が目玉焼きとベーコン,私はスクランブルエッグ,マッシュルーム,ほうれん草であった.
 誰も客がいないこともあり,滞在中,このレストランで楽しませてくれた1羽の鴨が私達のテーブルの周りをふらふらしていた.
 
 
 ●<チェックアウト&ケアンズへ>
 
 一度部屋に戻った後,チェックアウトした.
 このホテルはクレジットカードの支払いであると手数料が加算される.
 VISAは1.5%,JCBは3.5%だったような気がする.
 そこで,オーストラリアドルが安い時にカジノ用に購入したTCで支払いした.
 昨年の旅行記に記述したように明細がフード,飲み物,チップなど細分化されているので,確認が大変であった.
 
 7時20分にリーフビューホテルのロビーに集合し,空港まで送迎してもらう.
 今回は往路とは異なり他のお客さんもいた.
 空港ロビー内をふらふらしているとラウンジが2階にあることが分かった.
 去年は気が付かなかったのであるが,ビーチクラブの宿泊客はラウンジを利用できるなどという内容が部屋の案内に書いてあったことを思い出した(詳細は忘れたので間違っているかもしれません).
 せっかくなので夫を誘ってみるが,面倒くさいと断られてしまった.
 そして8時ごろからオープンしたハミルトン島オリジナルショップでチェックのパジャマ(半袖半ズボン)を衝動買いしてしまった.
 
 いよいよケアンズ行きの飛行機に搭乗.
 QANTAS LINKの運航は初めて乗るのでとても楽しみであった.
 約50人乗りのDASH8-300という機材で思ったよりも客室内は広かった.
 距離の割に航空代金が高い事もあり(!?)機内サービスは充実しており,水,温かい飲み物,クッキーなどが出されてお腹が一杯になった.
 途中,眼下にグレートバリアリーフの島々や海の美しい眺めを楽しむ事ができ,快適なフライトであった.
 
 
  ケアンズ行きの飛行機.揺れもなくとても快適だった.
 
 
 ●<ケアンズ到着>
 
 11時20分過ぎにケアンズに到着.
 飛行機を降りて徒歩で小さな空港内のターミナルビルに移動する.
 荷物を受け取った後,タクシーで(この時間帯のタクシー乗り場は客がいなかった)宿泊先のヒルトン・ケアンズへ向かう.
 トリニティ湾や街並みを見ていたら以前来た時の記憶がどんどんよみがえってきた.
 ホテルには短時間で到着.
 チップ込みで17ドル.
 ヒルトン・ケアンズはトリニティ湾近くのロケーションで一度宿泊してみたいホテルの一つだったので,とても楽しみであった.
 ホテル入口には大変多くのスーツケースが並んでいた.
 早速,フロントに行くと「チェックイン時間は14時なのでその時に来て下さい」と言われる.
 アーリーチェックインを事前に希望していたのであるが,残念ながら無理だったようだ.
 
 
 ●<早速カジノで遊ぶ&街をフラフラ>
 
 まだチェックイン時間まで2時間以上あったので,街をフラフラすることにする.
 早速,ヒルトンのすぐ近くにあるソフィテルリーフホテルのカジノで遊ぶ事にする.
 さすがケアンズの最高級ホテルだけあって,相変わらず立派であった.
 以前に比べるとレストランも増えていたし,動物園もオープンしたそうでますます進化しているホテルである.
 リーフカジノのプレイヤーズクラブ(REEF CLUB)カードは持っていなかったので,作成する(私達のようなローローラーは特典を受けられないのは分かっているが,ついつい作ってしまうのである).
 フォームに必要事項を記入し,申し込みをすると10分後くらいにカードが出来上がった.
 昼にもかかわらず,カジノは大盛況であった.
 昔来た時,お昼は閑散としていた記憶があったので,大変驚いた.
 2セントスロットでしばらく遊ぶが,夫はプラス30ドル,私はプラス10ドルと幸先が良かった.
 リーフクラブカードを差し込んで遊んでいると頻繁にポイント加算を知らせる音がして賑やかである.
 知らないうちにボーナスポイントや「スクラッチ...?」という特典も増えていってよく分からない状況になっていた.
 
 とりあえず,最初は勝ち逃げすることにして(笑),街をフラフラする.
 ケアンズの街は非常にコンパクトであるので,方向音痴の私でも迷わないので助かる.
 ワインショップ「ワインパラダイス」で赤ワイン3本を購入.
 北半球の夏休みで旅行客が多いので売り切れのワインが多く,目的のワインを購入する事ができなかったが,免税にしてくれるので助かる.
 また部屋に入る事ができないので,購入したワインは夕方に受け取ることにした.
 
 
 ●<ワインレストランでのランチ>
 
 ランチは先程のワインショップで割引券を貰った「Fermented Grape Wine Restaurant」(Level1, 34-42 Lake St.)に行く.
 ちょうどJALのガイドブックにも書かれており,店名からも美味しいワインが楽しめそうなので気になっていたのである.
 飲み放題のワインビュッフェは残念ながらディナーのみであったので,ハンターバレーのシャルドネのボトル75ドルを注文.
 料理は夫がチキンとポルチーニ茸のリゾット,私はブルスケッタとクラムチャウダーを注文.
 お料理はまあまあであったが,ワインが大変美味しかった.
 ちょうど日本の大手旅行会社のツアー客が大人数でランチに来ていた.
 
 その後,中華レストラン「カフェチャイナ」に行き,ディナーの予約をする.
 鮑のしゃぶしゃぶコースはお昼までに予約が必要らしい(私達はこれが目的だったので,予約しに行って良かった).
 
 再びリーフホテルのカジノに行く.
 今度は不調であっという間に20ドル負けてしまった.
 先程のプレイヤーズクラブカードのポイントが気になったので,カジノ入口にあるマシンにカードを入れてみる.
 しかし,PINが分からないのでログインできない.
 すぐに諦めた私はスタッフに聞いたところ,PINは最初0000でCHANGEすると好きな番号に変更できるそうである.
 人に聞くのが嫌いな夫は何回も適当な番号を入力してしまったので,カードが使えなくなってしまった(笑).
 結局,私の「スクラッチ...?」は8ドル貰えるようで,ちょっとは負けが補てんできた(最近,カジノに関して不勉強なので良く分からない事が多い).
 
 
 ●<なかなか部屋に入れない...>
 
 14時15分頃,ヒルトン・ケアンズに行くが,まだ部屋の準備ができていないとの事.
 どうやら,向こうの手違いで私達のチェックイン予定時間が18時になっていたらしく,正規のチェックイン時間にも入る事ができなかったようだ.
 アーリーチェックインを希望していただけにこの手違いはちょっと残念であった.
 まあ,繁盛期なので仕方ない.
 「申し訳ありませんが,こちらでしばらくお待ち下さい.」ということでドリンク券を貰い,ホテル内の「モンド・カフェバー&グリル(Mondo Cafe Bar & Grill)」でお酒を飲んで待つ.
 トリニティ湾に面したオープンエアのカジュアルなお店で海を見ながらだらだら過ごすのに適している.
 頂いたドリンク券はビール(XXXX)かグラスワインを選ぶ事ができる.
 ただ,風がとても強かったので,コースターやメニューが風に吹き飛ばされそうであった.
 隣の人がバーベキューを頼んでおり,ダイナミックな盛り付けで心惹かれたが,さすがに夕食に鮑のしゃぶしゃぶを控えているのでお酒だけで我慢した.
 
 
 ●<やっとお部屋に入れる>
 
 15時30分過ぎ,ようやくお部屋に入る事ができた.
 8階のスパルームでアップグレードは無かったが,海側のお部屋を用意してくれ,癒し系の香りが漂っていた(スパルームにはアロマオイルバーナーが置かれているのである).
 部屋は広くないが(どちらかというと狭い),ジャグジー付きのバスルームはゆったりしていた.
 アメニティはAVEDAでこれはスパルーム宿泊客の特典である.
 
 しばらくするとスパマスターがワゴンでやってきて冷たい飲み物(アイスティーのピーチまたはレモンを選択),手作り石鹸のプレゼント,リラクゼーションCDの貸し出し,好きなアロマオイルをポットに入れてくれるといったウェルカムサービスがあった.
 「スパルームを思いきって予約して良かったね.」と話していたら,またインターホンが鳴った.
 今度は「Hオーナーズのサービスです」ということで赤ボトルワインとチーズ・クラッカー・フルーツの盛り合わせを持ってきてくれた.
 本当にありがたいサービスである.
 その他,ミネラルウォーター1.5リットル(到着日のみ),ターンダウン時のチョコレート(ヒルトンオリジナルコアラチョコ)のサービスがあった.
 
 
    私達が宿泊したスパルーム.バスルームがガラス張りになっている
 (ブラインドを下ろすことができる).
 
 
 ●<またカジノに行く&エグゼラウンジのカクテルタイム>
 
 夕食までまだ時間があったので,16時頃,再び懲りもせずカジノへ行く.
 さらにカジノ内は大混雑しており,テーブルゲームは座る場所もない程であった.
 そのためまたスロットで遊ぶが,夫は2セントスロットでまた調子が良く40ドルのプラス.
 一方の私は10ドルのマイナス.
 お昼に購入したワインを受け取り,部屋に一旦戻る.
 
 18時前に9階のエグゼクティブラウンジへ行く.
 私達の部屋はエグゼフロアでなかったが,チェックイン時に「ラウンジをご利用下さい」と言ってもらえた.カクテルタイムは17時30分から20時とのことであった.
 ラウンジはこぢんまりとして席数も少ないのですぐに満席になってしまう規模であるが(私達が座ってしばらくしてから満席になってしまった),各種お酒,簡単なおつまみ(チーズ,野菜スティック,おかき,フルーツなど)があり,十分満足であった.
 途中で揚げ物が1種類出されていたが,夕食を控えていたので食べなかった.
 景色はトリニティ湾を見渡すことができる.
 ここは自分で自由にお酒を注ぐ事もできるので,我が家には嬉しいスタイルだった.
 
 
 ●<鮑のしゃぶしゃぶ&マッドクラブのディナー>
 
 19時から中華レストラン「カフェチャイナ(Cafe China)」(Rydges Plaza Complex, Cnr. Spence & Grafton Sts.)で夕食を食べる.
 このお店は掲示板で教えていただき,是非行ってみたかったのである.
 さすがに人気のお店という事もあり,多くのお客さんで賑わっていた.
 目的は鮑(あわび)のしゃぶしゃぶであったが,セットコースはいろいろな物が食べられるものの,鮑が少ないとの事.
 私達は鮑をたらふく食べたかったので,単品で注文することにする(165ドル).
 またマッドクラブ(泥ガニ)の葱生姜炒め65ドルを注文.
 調理前に鮑とマッドクラブを持ってきてくれた.
 鮑は小サイズにしたが,想像以上に巨大であった.
 
 
  調理前のマッドクラブと鮑.けっこう巨大.
 
 ビールを飲んで待っていると先程の鮑がスライスされた姿になってやってきた.
 さていよいよ待望のしゃぶしゃぶタイム!
 鮑を柄のある小さな網にいれて数秒沸騰したスープにくぐらせて頂く.
 これが大変美味しく病み付きになる味であった.
 鮑は過去にステーキとお刺身しか食べた事無いが,しゃぶしゃぶはまた別の美味しさがあった.
 二人とも無言になり物凄い勢いで食べてしまった(笑).
 
 次にマッドクラブの葱生姜炒め.
 マッドクラブは好きな食材の一つであるが,なかなか食べる機会が少なく,これもオーストラリア旅行の楽しみの一つであった.
 手がベタベタになりながら食べたが,身に独特の旨みがあり,美味しくいただくことができた.
 最後に卵麺(しゃぶしゃぶのスープを利用),マンゴープリンを食べ,大変満足なディナーとなった.
 お手洗いに行ったら来店した芸能人の写真がたくさん飾ってあった.
 合計約250ドル.
 
 
    鮑のしゃぶしゃぶ(左)もマッドクラブの葱生姜炒めも大満足の味であった.
 スライスした鮑は殻の上に載せられてドーム状の盛り付けになっていた.
 
 またまた食後にリーフホテルのカジノに行く(今日で4回目!).
 大混雑でテーブルゲームはもちろん,スロットも座る場所がないので,空いている場所を探してカジノ内をうろうろする.
 すると「ホイール・オブ・フォーチュン」のビデオスロットを見つける(2台あった).
 「ホイール・・・」はラスベガス好きの方はご存知だと思うが,私達は大変はまってしまってかなりお金を吸い取られてしまった機種である(涙).
 これはホイールがスピンするのが醍醐味だと思っているのであるが,当然なかなか絵柄が揃わない.
 このカジノでは人気がないようで,このマシンは空いていた.
 夫が挑戦してみるが,相変わらず揃わないが,お金が無くなって半分の10枚賭けになった時にようやくスピンタイム.
 何と最高の250倍にホイールが止まった(こういう時に限ってフルベットでないのである)...
 その後,2階にあるリール式の1ドルスロットを何気無く回したら,Any7でいきなり80枚!
 いきなりこういう事があるので,カジノはやめられない.
 23時くらいまで遊んでホテルに戻って寝る.
 
 ★本日の歩数:約10,600歩
 
 
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