| ◆7日目:1月7日(日)◆
 
 B6 05:バッファロー 19:25 →JFK 20:45
 
 ●<日の出&朝からカジノ>
 
 6時30分に起きて,お風呂に入る.
 丁度,アメリカ滝から美しい日の出を拝む事が出来た.
 今日はカジノで良い事があるかも(笑).
 そこで,懲りもしないで7時過ぎに昨日のカジノ(NIAGARA FALLSVIEW CASINO
      RESORT)に遊びに行く.
 
 
    アメリカ滝(左)とNIAGARA FALLSVIEW CASINO RESORTの外観(右).
 空気が冷たいが気持ちの良い朝の散歩であった.
 
 さすがにこの時間は人が少なかった.
 「やっぱり,朝食はカジノのバフェだよね」ということで,カジノ内のGrand Buffetへ行く.
 ラスベガスと同様に朝食,昼食,夕食が食べられるが,昨日の夕食時は一般ラインが大行列であった.
 さすがに朝はガラガラであった.
 1人10ドルでプレイヤーズカードの提示で2ドル安くなるそうなので,慌ててプレイヤーズカードを作成するために,カウンターへ行く.
 プレイヤーズクラブは「Players Advantage Club」というもので,これはナイアガラのもう1軒のカジノ「カジノ・ナイアガラ」(シェラトンのすぐ隣)と共通である.
 パスポートを提示すると,渡されたメモ用紙に住所を書くだけで,係員が全て入力してくれて簡単に無料で入会手続きができる.
 マシンゲームは20ドルプレイすると1ポイント獲得でき,100ポイントで10ドルキャッシュバックできる仕組みになっている.
 テーブルゲームはプレイする時にディーラーに提示し,実績により,ラスベガスと同様に,種々のコンプが受けられるようだ.
 
 このプレイヤーズカードを持って,再びGrand Buffetへ.
 この時間帯はほとんど人がおらず,客の大半は中国系であった.
 席に案内されて驚いたのだが,カジノ内のレストランなのに窓があり,そこからはナイアガラの滝が正面に見えた.
 料理は値段が値段だけに,ちょっと寂しかったが,オムレツも作ってもらえた.
 パンケーキにメープルシロップをたっぷりかけて食べた.
 
 朝食後は軽くカジノ.
 5セントマシンを中心に遊ぶ.
 私がラスベガスでこよなく愛したダブルダイヤモンド2000でけっこう楽しませてもらう.
 あの心地よい音が病み付きになる.
 その他,モノポリー,芸者スロットで遊ぶ.
 ここまではプラスマイナスゼロであったが,調子に乗って,25セントマシン(ブレイジング7のプログレッシブ)と5ドルスロットで撃沈してしまった.
 結局,このカジノでトータル200ドルも負けてしまった.
 我が家は世界のカジノで総額どれくらいのお金を落としているのだろうか(笑).
 ちなみにこの時間帯のブラックジャックのミニマムレートは15ドルのテーブルもあった.
 
 11時頃,ホテルに歩いて戻る.
 途中,野生のリスが木登りをしているのを見つけた.
 チェックアウトし,荷物はクロークに預ける.
 
 
 ●<もう1軒のカジノで遊ぶ>
 
 今日は午後からツアーに参加するので,まだ2時間ある.
 そこで,ホテル隣にある旧カジノ「カジノ・ナイアガラ(Casino Niagara)」(5705 Falls Ave.)にも遊びに行ってみる.
 結局,私達はカジノ中毒のようだ.
 とても規模が小さいかと考えていたが,十分な広さであった.
 ちなみにこちらはカジノ単独の施設である.
 ツアーの集合時刻もあるので,先に昼食を食べる事にし,カジノ隣接の「ハード・ロック・カフェ(Hard Rock Cafe)」(5685 Falls Ave.)へ行き,ビールとサンドイッチ(夫:チキンサンド,私:BLT)のランチ.
 早々に食事を済ませ,カジノ・ナイアガラへ行く.
 まずはカジノ内のチェックをする.
 バフェもあり(値段を見るとこちらの方が新カジノよりも安かった),広いスポーツブックもあった.
 テーブルゲームもこちらの方がレートも安く,ブラックジャックはミニマム10ドルからと庶民に優しいカジノであった.
 ホテルの隣だし,もっと早く気が付けばよかった...とかなり後悔(笑).
 そこで,残りわずかな時間であるが,スロットで少し遊ぶ.
 やっぱり,カジノは楽しい.
 
 
 ●<ワイナリー&ナイアガラ・オン・ザ・レークの街へ行く>
 
 後ろ髪を引かれる思いでカジノを後にし,13時から「ナイアガラ・オン・ザ・レーク&ワイナリー」ツアーに参加.
 やはり,参加者は私達2人だけであった.
 ガイドさんからアイスワインの話を聞いているうちに,ワイナリー「ピリテリ・エステート・ワイナリー(Pilliteri Estates Winery」(1696 Niagara Stone Rd. Niagara-on-the-Lake)に到着.
 アイスワインの葡萄は気温がマイナス10℃を下回る12月か1月に収穫と聞いていたが,残念ながら葡萄は収穫された後で,葡萄がほんの一部残っている程度だった.
 ここはイタリア系のワイナリーだそうで,何種類かの赤,白,アイスワインのテイスティングをした.
 驚いた事に赤のアイスワインもあった.
 赤,白のアイスワインを1本ずつ購入した.
 
 そして,オンタリオ湖畔の小さな街であるナイアガラ・オン・ザ・レーク(Naigara-On-The-Lake)へ行く.
 公園からは広大なオンタリオ湖が見える(地理で習った事があるのを思い出した).
 そして,ガイドさんから分かりやすい地図を貰って,小さな19世紀風の街を1時間自由散策する.
 イギリスのコッツウォルズの小さな街を思い出させるような可愛らしい街並みで,クィーン通り(Queen Street)沿いには可愛いお店がたくさんある.
 素敵な雑貨屋さんもいろいろあったが,やはり私達が一番惹き付けられたのは,ワインショップ「Wine Country Vintners」.
 お店中央にカウンターがあり,有料試飲をすることができる.
 10ドルで3種類のアイスワインのテイスティング(PELLER ESTATES)ができた.
 店員はとても親切でいろいろ説明してくれた(英語が苦手なので,ほとんど理解できなかったが).
 一番気に入った赤のアイスワイン(Cabernet Franc)を購入.
 結局,自由時間の大半をこのお店で過ごす事になった(笑).
 
 
    ナイアガラ・オン・ザ・レークの素敵な街並み(左).
 私達が一番惹きつけられたのはやっぱりアイスワインの試飲(右).
 
 その後,世界一小さい教会というウエストサイド教会に立ち寄る.
 想像していたより,とても可愛らしかった.
 
 
  とても小さなウエストサイド教会.
 
 
 ●<アメリカ側から滝を見て,ニューヨークへ戻る>
 
 往路と同じレインボーブリッジを渡り,再びアメリカに戻る(こちらの入国審査は特に質問もなかった).
 そしてアメリカ側からの滝の観光をする.
 カナダ側は観光地でとても華やかであるが,アメリカ側は周辺が州立公園になっているので,のんびり自然を満喫することができた.
 プロスペクトパーク(Prospect Park)やゴート島(Goat Island)を散策したが,こちらの方が,人も少なくて(ほとんどいない)より滝が間近に眺められて,私は気に入った.
 しかし,この時点でデジカメのメモリがほとんど無くなってしまったので,厳選して写真撮影をしなければならなかった(まさか,観光の最後にこんな良い場所があるとは...).
 
 
    こんなに迫力のある滝が間近に観る事が出来て,感動.
 
 これで全ての観光が終了し,17時40分にバッファロー空港に到着.
 JFK到着が遅くなるので,チェックインカウンター近くのバーガーキングで食べようという話になったが,けっこうな行列であった.
 そこで,諦めてセキュリティを通ったら,予想に反してまともなお店が無かった(涙).
 初めての空港はけっこうはまることが多いので,これからは食べたいお店を見つけたら,並んでもそこに入ろうと思った.
 結局,ピザを搭乗口付近のベンチに座って食べる(何だかんだ言ってアメリカのピザは好きであるが).
 私達が搭乗したジェットブルー05便は少し出発が遅れ(満席であった)JFK空港に21時15分着.
 私は熟睡していたので,direcTVを全然観る事が出来なかった.
 荷物がなかなか出て来ず,21時50分頃,ようやくターンテーブルが動き,受け取る事が出来た.
 シャトルバスでホテルへ移動しようかと考えていたが,さすがにこの遅い時間なのでタクシーで移動することにした.
 タクシー乗り場は長蛇の列であったが,どんどんタクシーもやってくるので,それほど待つ事もなかった.
 
 
 ●<初めてのガーデンイン宿泊>
 
 タクシーに乗り,Hilton Garden Inn Queens/JFK Airportへ.
 空港から近いかと思ったが,ジェットブルーのターミナルから思ったよりも遠く,チップ込みで19ドルだった.
 22時30分にホテルに到着.
 初めてガーデンインに宿泊できるので,ヒルトンファンとしてはとても楽しみであった.
 とても小さなホテルを想像していたのであるが,いわゆる普通のビジネスホテルで6階建てであった.
 ちょうどシャトルバスの到着と一緒だったので,一時的に小さなフロントが混雑した.
 お部屋は5階の部屋で,朝食券を貰うことができた.
 フロントの横には簡単な売店があり,電子レンジで温めて食べられるような商品もあった.
 
 先程,空港でピザを食べたが,空腹だったので,フロント横にあるレストラン「Great American Grill」でメニューを見せてもらった.
 23時まで営業ということで,そのままスーツケースを持ってレストランに入った.
 お客さんはそれなりにいた.
 お店の雰囲気はファミレス風.
 いかにも観光客のアジア人がこんな遅い時間にやってきたので,店員から「飛行機が遅れたのか?」と聞かれた.
 お酒はグラスのシャルドネを合計4杯,料理は夫がフィンガーチキン,私は今日のスープ(チキン&ベジタブル)とホットアップルパイ.
 料理はまあまあだった.
 スープは野菜たっぷりで,胃腸に優しく良かった.
 カウンターでお酒を飲んでいる人達もいた.
 チップ込みで約52ドル.
 
 空腹も満たされて,部屋に行く.
 部屋はヒルトン・ニューヨークよりも広い.
 洗面台が特に広く,清潔で快適だった.
 シャワーへの切り替えが,初めての方法で,一瞬悩んでしまった.
 ミニバーはないものの,コーヒーメーカーと電子レンジがあった.
 また,ミネラルウォーター2本とスナック菓子2種類のサービスがあった.
 入浴後,すぐに睡眠.
 
 
    ガーデンインのお部屋はとても快適だった(左).
 ホテルからのサービスの紫イモチップスも美味しかった(右).
 
 
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