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ごあいさつ

 

こじまや音楽教室 代表 小嶋哲也



こじまや音楽教室のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
 
 私は24歳の時から現在まで、熱田区のアーデンにて約29年、サックス講師をしております。
かねてから、守山の自宅でもサックスのレッスンをしたいと考えておりました。が、如何せん家が古く、とても人を上げる雰囲気ではなかったので二の足を踏んでおりましたが、2004年11月、家の建て替えを期に、家族の反対を押し切り、防音室を設置したのをきっかけに、ホームページを立ち上げ、2005年から自宅でもサックス教室を始めました。
おかげさまで、市内だけでなく、岐阜や三重からも生徒さんが足繁く通ってくれるようになりました。
2006年の終わりごろ、やはり、サックスだけでなくもっと地域のために何かできないか考えたところ、答えはすぐに見つかり、信頼できる演奏仲間にお願いし、2008年より本格的に、音楽教室として始動いたしました。

 当教室の目標(=私自身の生涯目標でもあります)は、楽器という素晴らしい声を用いて、バッキャーロー、コンチクショー、ありがとう、あいしてるよ、など、普段言えないあんな事やこんな事を音に乗せて楽しく演奏してしまおう!というものです。
 音というのは非常に正直で、長年講師をしていると、生徒さんにちょっと演奏してもらうだけで、練習してきた日数、時間はもちろん、この練習をやっていて面白いのか、つまらないのか、ひいては、今日は何か良いことがあったのか、ちょっと落ち込んでいるのか、などが全て音になって出てくるのがわかります。

 さて、ではどうしたら楽しく演奏できるのか?これが問題です。
やはり、良い音で、タイミングよく演奏できるのが一番いいのですが、その為にはまず、良い音とは何か?を知らなければなりません。よく、練習する事だけに興味を持って、音楽は教材の伴奏CDしか聴かない、なんて人がみえますが、それは間違いです!
良い音に接するという事は、練習時間以上に大切なことであり、演奏者たるもの、いつも良い音、良い演奏に興味を持って生きるのが使命です!コンサートでも、ライブでも、もちろんCDや iPodでも、どんどん聴きましょう!が信条であり、皆様への課題です。
良い音の上にタイミングよくフレーズが乗ってこそ、初めて「うまい演奏」ができます。すると、演奏者もだんだんいい気分になって、音に感情を込める余裕が生まれ「いい演奏」へと変わり、いつしか、演奏そのものがその人の生き様を映し、音で人生を語り始めます。
ただ、残念ながら、若いうちはまだ語り始めません。
私自身も、語りだしたのに気付いたのは、最近ですから。 気長に続けることです。継続は力なり!



ちょっと Q & A

Q. 良い音を知ったところで、それをどう出すの?!

A. 待ってました!そこから先が我々の仕事です。

楽器によっていろいろですが、正しい姿勢、奏法を、その道のプロに正しく導いてもらうことが、特に最初は重要な事です。サックスの立場でいうと、良い音を出す条件は、それぞれの骨格、歯並び、喉の広さ、横隔膜の力、手の大きさ、など、人によって千差万別です。つまり、個々の能力を見極め、どうやったらその人にとって一番良い音が出せるかを考えていくのも、我々の仕事のひとつです。

Q. 良い音が出ても、なんか練習が単調でつまんな~い

A. いいところに気が付きました!!

そうなんです。良い音が出たからといって、それを表現する力がないと、単調になってしまうのです。
よく、おばさん達(失礼;)の茶飲み話で
 「ドラマの○○ちゃんかわいいわよね~」
 「だめだめあんな子、セリフもボーヨミでさぁ」
なんて話が聞こえてくることがありますが、表現力っていうのは音楽でも、そんなようなものです。

表現力をつけるには、先述のとおり「いい演奏」を聴くに限ります。
手近なところでいうと、レッスン中の先生の演奏と自分の演奏を録音して持ち帰り、聴き比べ、落ち込み、立ち直り、練習する。これを繰り返すことでだんだん身に付いてきます。



 音楽は、自ら考え、作り出すものです。
料理に例えると、素材があって、道具があって、作る人がいて。
料理歴ゼロで、主婦一年目の人はレシピを見て、その通り買い物をして、そのとおり仕込んで、でも美味しくない。でも、新婚だ、という事で(?)だんなさんが褒めてくれて、また頑張れる。
そんなこんなで5~6年も毎日やっていると、冷蔵庫の中身を見ただけで、今日はなに、と、すぐにメニューが浮かんで、足りないものだけ買い足して、仕込みもテキトー、調味料もテキトー、でも美味しい料理が作れてしまう。素晴らしいではありませんか。

演奏も一緒です。曲があって、楽器があって、あなたがいて。
経験ゼロで、楽譜も見た事がない人は教本を見ても日本語に見えず、教室に通って、先生に聞いた事をいっしょけんめいおさらいして、でもうまくやれない。でも先生は仕事だ、ということで褒めてくれて(ん?違う違う、本気で褒めてますよ!)、また頑張れる。
そんなこんなで週に2~3回なり(本当は毎日やったほうがいいんだけどw)やっていると、3、4年もやれば、初めて見る楽譜でも2、3回練習するだけで結構いい感じでやれてしまう。

 くどいようですが、継続は力なり、です。そして、継続すればするほど次から次へ新しい事が待っており、一生涯続けようとも、飽きることはありません。また、激しいスポーツとは違い、老若男女問わず、いつからでも始められ、いくつになっても、自らの手によって感動を味わえる。

 こんな素晴らしい趣味のお手伝いをさせて頂いているのですから、私たちは幸せものです。
私たちも日々精進しています。どうぞ我々と一緒に精進し、共に感動を分かち合いましょう!!



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