ゴールドコースト・ブリスベン旅行記
準備編 1,2日目(日本) 3日目 4日目 5日目 6日目 7,8日目,マイレージ


◆7日目:8月16日(金)◆                                  

<朝食>

 8時過ぎに起き,ホテル内のカフェへ.今回の宿泊は朝食付きなのである.
バフェ形式になっており,いろいろな料理が並んでいたが,昨日のステーキでまだ
お腹が空いていなかったので,軽めにする.コンラッドトレジャリーの宿泊客は場所柄,
ビジネスの人が多そうである.

 

<オーストラリアン・ウールシェッドへ>

 羊の毛刈りショーが目玉イベントのオーストラリアン・ウールシェッドに行くことにした.
そういえば,オーストラリアではコアラやカンガルーには数多く会っているが,羊には
まだ会っていなかった...

 ローマストリート駅から電車に乗って約25分の終点Ferny Grove駅で下車.
あまりにもいろいろな駅に停まってまったりしているので,ついつい眠くなってしまう.往復で3.7ドル.
ガイドブックにはFerny Grove駅から徒歩5分と書いてあったが,とんでもない!
何もない田舎道をひたすらと10分以上歩いて行くと,ようやく到着.観光バスも停まっていたので,
一応観光スポットみたいである.

 到着したら,多くの日本人観光客が出て行くところであった.
個人で来ている日本人は私達くらいだった.そして,11時から羊の毛刈りショーが始まった.
初めにメリノやコリデールなど様々な種類の羊が紹介され,その後,1匹が丸刈りにされてしまう.
なんか,ちょっとあわれであった.
次は牧羊犬が羊を追う光景を見学する.小さな犬が大きな羊の群れをコントロールする技には
驚かされた.その後,子羊に哺乳ビンでミルクを飲ませることができる.
小さい体なのに,ものすごい吸引力で飲むのでこちらもしっかり持っていないといけない.
その他,コアラやワニや牛,カンガルーもいる.私達は撮影しなかったが,コアラ抱っこの写真も
撮れるようで人気であった.

 観光でフラっと立ち寄るには良いかもしれないけど,私達のようにわざわざブリスベンから
電車で行くほどでもないような気もした.

 

<昼食&地元のカジノ>

 お腹が空いたので,Ferny Grove駅近くのレストラン「Grove」で昼食をとる...と言っても
この辺りではレストランはここしかないのだ.
このレストランにはカジノもあり,地元の人がけっこうたくさんいた.ハンバーガー8.9ドルを
二人で分けることにした.カウンターで注文し,後で料理はテーブルに持ってきてもらえる.
親切にお皿も持ってきてくれた.ここのハンバーガーもとても美味しかった.
コンラッドジュピターズのカフェもそうだったのであるが,ハンバーガーにはビーツなどの野菜が
たくさん入っていた.飲み物はもちろんビール.ここも何種類かの生ビールがあった.
隣にカジノフロアがあり,多くの人がビデオスロットに熱中していた.

 食後はついつい引き寄せられるようにカジノフロアへ...
さすがに郊外にあるだけあって,スロットはほとんどが1セント,2セント,5セントマシンで
庶民的であった.私達はもちろん,1セントマシンで遊ぶ.夫はマイナス5ドル,私はプラス5ドルで
結局プラスマイナスゼロ.
こちらは,日本のゲームセンターのような感じでカジノがあり,羨ましいと思った.

 電車でローマストリート駅まで戻り,ホテルに帰った.
本当はその手前のセントラル駅で降りてフラフラしようと思っていたのであるが,疲れたので
昼寝がしたくなったのだ.いつものように,2時間ほど昼寝をした.ここの部屋は元々暗いので,
気をつけないとついつい寝すぎてしまうのだ.


 

<散策&夕食>

 夕食用の服を着て,18時頃,ホテルを出て,クイーン・ストリート・モールを散策する.
今日は金曜日で「ショッピングレイトデー」なので,普段は早く閉まってしまうお店も21時頃まで
営業しているのだ.
ブリスベン最大のデパート「マイヤー・センター」も多くの人が買い物を楽しんでいた.
私達はファッションにあまり興味がないので,このデパートの本屋さんでオーストラリアの自然や
動物の写真集を見たり,日本のガイドブックを見て(けっこうこれが面白い.やはり,京都の紹介が多い.)
喜んでいた.

 フラフラしているうちにお腹が空いてきた.今日はレストランを予約していないのだ.
一応,格好はある程度のお店は入れるようにジーパンはやめたのであるが...
金曜日だし,まともなお店は入れないかも...とちょっと不安であったが,とりあえずカジノの中の
数軒のお店をあたってみることにした.
1階の出入り口付近にあるカジュアルなカフェは空席もありそうであった.
次に2階にあるレストラン「マルコポーロ」に行ってみた.メニューを見ると西洋料理とアジア料理が
融合したような感じであり,かなり興味をそそられた.でも,店の雰囲気は立派そう...
思いきって店員に「予約していないのですが...」と聞いてみると,「空席があるのでどうぞ.」と言われた.
キャー!最後の晩にふさわしい,豪華なディナーになりそう...

 店内はカジノと同じくゴージャスな雰囲気であった.
私達は長椅子のあるとっても広いテーブルに案内された.並んで座る形になり,店内がすべて
見渡すことができた.客は中華系の人が多く,ハイローラーらしき人が一人で食べていた.
たぶん,コンプになるんだろうなー.
店員から「どこから来たか?」と聞かれ,日本と答えると,中国系の日本語がしゃべれる女性が担当となった.
ここのお店のメニューは2種類あって,1つはいわゆる洋風料理でもう1つは中国料理の
メニューなのである.悩んだ末,前菜は店員おすすめの北京ダックをシェアすることにし,
メインは夫がフィレステーキ(普段は魚が好きなのに,オーストラリアに行くと毎晩お肉を食べるのだ),
私が白身魚のグリルにした.ワインはよくわからないので,店員おすすめの赤ボトルワインにした.
北京ダックは日本で食べるのと同じような味で大変おいしかったが,量が少なく,1人2巻きで終了
(そんなもんなのかな?).

 そして,メインは大きなゴージャスなお皿で出てきた.私の魚は醤油味のソースで大変満足だった.
夫も昨晩食べたお肉と同様においしい,と喜んでいた.
私はお腹に余裕があったのでデザートに挑戦.実は最初にメニューを見た時から,
中国料理のメニューにあった「マンゴープリン」と「杏仁豆腐」が気になっていたのだ...
店員に「マンゴープリン下さい」と言うと「これはおすすめできません.中国料理のデザートは
頼まれないほうが良いですよ.」と親切に教えてくれた.
そして,店員さんおすすめのデザートであるジンジャークレープのマンゴーソースがけを頼んだ.
これもおすすめだけあって,美味しい!量もけっこうあった.夫はデザートワインを飲みながら,
「よくこんなに食べるなあ..」 とあきれ顔で私を見ていた.とっても満足な夕食はチップ込みで
約190ドル.いつもワイン代が高くついてしまうのだ...


 

<最後のカジノ>

 さて,お腹もいっぱいになり,カジノで遊ぶ.プチローラーにもかかわらず,
昨日遊んだハイリミットコーナー風の場所(私達は“高級場”と呼んでいる)で遊ぶ.
何といってもドリンクとナッツが無料なのが嬉しい!しかし,今日は(“今日も”と言うほうが
いいのかな?)全然ダメであっという間にお金が無くなってしまう.
ルーレット100ドル,カリビアン200ドルが一気に無くなってしまった...
お金があれば,もう少し..とチャレンジするのであるが,私達の予算はここまで.
最後の夜なので,もっと遊びたい気分だったが,しぶしぶカジノを後にした.

 部屋に戻る前にフロントでタクシーの予約,荷物のピックアップとモーニングコールをお願いした.
このホテルの入口にはタクシーが待機していないのである.


 

◆8日目:8月16日(金)◆                                  

      JL762:ブリスベン 9:00 →成田 16:50

      JL53:成田 18:15 →名古屋 19:25

<空港へ>

 5時30分起床.いつも遅起きだったので,特に辛い.チェックアウトを済ませ,6時30分出発.
朝食込みであるが,朝食をとる時間はなかった...
ホテルから空港まではタクシーで24.5ドル(チップなしの値段)だった.

 空港に到着して驚いたのは,JALのX線検査の長蛇の列だ.
今までいろいろな空港を利用したことがあるが,こんなに長いのは初めてである.
空港ビルの隅にX線検査場があるのであるが,その反対側まで列が延びて,また折り返しているのだ.
列はどんどんのびていく.
仕方なしに並んでいると,係員が「ビジネスクラスのお客様はいらっしゃいますかー.」と声をかけて
歩いていたので,この列からは早々に離脱することができた.

 チェックインを済ませ,ワインを買う.初めてブリスベン空港を利用するが,
ワインの品揃えが充実している.シドニーやケアンズ空港では貴腐ワインが1種類しかなかったが,
こちらは多く取り揃えていた.また,大好きなペンフォールズのワインもいろいろあった.
美味しそうなのがあったが,値段が高いので断念した.

 ラウンジはカンタスクラブを使用することができた.エスプレッソマシンもあるし,フルーツもたっぷりある.
シリアル,トースト,ケーキもあるので,朝食をとっていない私達にとっては大変嬉しかった.
シャワーブースも2つある.超リッチなラウンジである.オーストラリアに頻繁に訪れるのであれば,
カンタスクラブに入会するのもいいかも...

 飛行機は2階席であった.やはり,お盆ということもあり満席であり,ゴルフウエアを着ている人が
多かった.この時期はゴルフをプレイするのにはベストシーズンなんだろうなー.
お金があれば,海外でゴルフというのも素敵かも(実は私は昔,ゴルフをやっていたのであるが,
練習嫌いなのとプレー代が高いのでやめてしまったのだ).


 

<日本到着>

 成田には定刻より早く到着して,ラウンジで名古屋便の出発を待った.
私は新しいサクララウンジでのマッサージサービスを楽しみにしていたのだ.
行きは残念ながら,夜遅かったので終了していた.さて,今回はチャンス...と思って予約表を
見てみると,残念.やはり,人気があるみたいで予約で埋まっていた.
次回のチャンスは10月のラスベガス行きの時かな...しかし,私はこの間,スーパー銭湯の
マッサージおじさんに「どこもこってませんねー.健康そのものです.」と言われてしまい,
マッサージが必要ないみたいなのだ.ちなみに夫は苦手みたいだ.
そこで,搭乗時間まで生ビールを飲んで待っていた.オーストラリアのビールもおいしいが,
日本のビールもおいしい!

 ほろ酔い気分で名古屋便に乗った.「右手に富士山が見えます」とのアナウンスで思わず,
席を立って見に行ってしまった.夕焼け雲に映えてきれいだった.そうこうしているうちに
あっという間に到着.
無茶苦茶蒸し暑く,急に現実に戻ってしまった.


◆マイレージ&ホテルポイント◆                               

今回の旅行で貯まったJALのマイルは合計14,174マイル.
このフライトでフライオンポイントが3万ポイントを超えたので,
エリート会員であるプリモの資格を得た.
実際のサービスは翌々月からなので,10月からになる.
10月にちょうどラスベガスに行く予定なので,今までよりボーナスマイルが
多く加算されることになる!やったー!

 ホテルはコンラッドはヒルトン系列なので,ゴールドコースト,ブリスベンの
両方の滞在共にHHonorsへポイントが加算された(さらに前泊のヒルトン東京の分も).
ヒルトン東京:3,611ポイント+ワールドパークス500マイル
コンラッドジュピターズ:5,420ポイント+ワールドパークス500マイル
コンラッドトレジャリー:3,927ポイント+ワールドパークス500マイル
知らず知らずのうちに夫のワールドパークスの口座には1,500マイルも貯まった!

帰国後,ヒルトンのホームページでポイントを確認したのであるが,
コンラッドトレジャリーのポイントが未加算であったので,
HHonorsカスタマーセンターへ電話した.
ポイントの加算の際には,明細書がいるので,必ず保管しておく必要がある.
いつもすぐ捨ててしまうのであるが,珍しく残してあってよかったー.
トレジャリーではフロントの人がHHonors番号を手書きで紙に書いていたので
ちょっと不安であったのだが,予感が的中した...
目標の10万ポイントまではあと少し!