メルボルン・シドニー旅行記 2001.12
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◆2日目:12月28日(金)◆                     

      QF425:シドニー 10:30 →メルボルン 11:50

<シドニー到着>

さて,シドニーに到着.私達はここから国内線に乗りかえるので,
まずは入国審査と税関を通らなければならない.
今回も税関で靴と薬を申告.薬は何も見せずに用途だけ言えばO.K..
靴はスーツケースを開けて裏側をチェックしてO.K.であった.

そして,カンタスのチェックインカウンターへ.これが遠かった.
ただ,多くの人がそこに向かって歩いているので人の流れについていけば,
カウンターに到着,という感じである.
年明けにメルボルンでテニスの全豪オープンがあるので,テニスラケットを何本も持った団体もいた.
E-チケットなので,控えとパスポートを出せば簡単にチェックイン終了.
手荷物検査の後,バスに乗る.ここから国内線乗り場に向かうのであるが,
これが予想以上に遠かった.絶対に歩いていけないだろうな...

シドニー・メルボルン線は1時間に1本ほど運行されており,かなりの需要があるみたいである.
結局,チェックインがスムーズだったので,1時間前の飛行機にも乗れたのであるが,
遅れのため,出発は我々と同じ時刻になってしまっていた.


 

<メルボルン到着>

軽食を食べているうちに,メルボルンに到着.出口ではお迎えの人が待っていた.
他の人を待つのが面倒なので,車1台を予約していたのである.
空港からはホテル「ヒルトン・オン・ザ・パーク・メルボルン」へは20分くらいで到着(13時前).
緑に囲まれた美しい街である.
特にホテルの横のフィッツロイ庭園はポッサムという野生動物がおり,夜に出てくるとの事.
見たことが無いので,ちょっと楽しみー.

予約書を見せてチェックインをした.14階のコーナースイートで眺めは公園を隔てて
シティ全体を見渡すことができて,とても素晴らしい.
カジノのあるクラウン・ホテルも見える.部屋は大変広くて,せっかくなので,
できるだけ部屋でまったりしていたい気分になる.

  
  部屋から眺めるシティ.手前の緑がフィッツロイ公園.

しかし,お腹が空いたので,まずは散策を兼ねてお昼ご飯を食べに行くことに.

 

<メルボルン散策&お昼>

ヒルトンホテルからフィッツロイ庭園を通り抜けてシティに出ることができる.
地図で見て直線距離で600メートルなので,けっこう歩かないといけない.
フリンダートストリート駅で左に曲がり橋を越えると,右手にレストラン・ショッピング街のサウスゲートがある.
とにかくたくさんのレストラン・カフェ.ブティック,ギャラリーなどが並んでいる.
いきなり都会に来た感じである.ここでお昼を食べることにした. 

お店がたくさんあるので,いろいろ悩んだ末,カジュアルなイタリアレストランにした.
ヤラ川を見渡せるテラス席に座り,まずは白ワイン.
ようやく,到着したんだなー,と実感がわいてくる.料理は夫がペペロンチーノ,
私がマリナーラ(私はオーストラリアに行くと魚介類が美味しいので必ずこれを食べる)を頼むが,
麺が今一つ...でも,この景色が素晴らしいから良しとしよう.
お腹も落ち着いたので,早速,クラウンカジノへ.

カジノのあるクラウン・タワーズはヤラ川沿いにある.
ヤラ川沿いに歩くといろいろなお店があり,ビールやワインを飲んでお昼から
まったりしている人が多く,微笑ましい.やっぱり,それが一番楽しいよなあ...
こういう光景を見るとオーストラリアに来たな,と実感する.
サウスゲイト近くにフリンダースストリート駅とを結ぶ人専用の橋があり,
そこから大晦日に花火が打ち上げられるらしい(従って,少し前から通行禁止になるみたいである).
この辺りの雰囲気はとってもいいが,何故かハエがたくさんいて,通行客の肩にたくさん止まったりして,
追っ払うのに大変であった.


 

<クラウンカジノ>

さて,クラウンカジノのあるクラウン・タワーズに到着.

ホテルフロントの奥にカジノがあるが,予想以上に広く,一気にアドレナリンが出てきてしまった...
私はずっと昔にゴールドコースト,9月にシドニーのスターシティとオーストラリアのカジノは3軒目であるが,
一番気に入った.とにかく人が多くてすごい活気なのである!

スロットマシンはやはりオージー名物(!?)のビデオスロットであった.
かなりの台数あるのにもかかわらず,すごい人気であり,二つ続けて空いている席が無いような状況だった.
私はそんなに面白いとは思わないんだけど...
また,1台,超巨大なリールマシンがあって(よくラスベガスにもあるもの),運試しに回している人達で
いっぱいであった.

テーブルゲームはかなりあったのであるが,レートの安いテーブルは
人気があってなかなか座ることができなかった.
ようやく,10ドルミニマムのブラックジャックテーブルに座るころができた.
ルールはディーラーはソフト17をスタンド,BJ成立時のペイアウトは掛け金の1.5倍,
ダブルダウンは9、10、11のみ,サレンダーなし,リスプリットありである.
私の唯一の見せ場は(!?)9が2枚でスプリットし,また9が来たためさらにスプリット.
この時は,そのうち二つの手に2が来てそれぞれダブルダウンし,ディーラーのバストで勝ち!というもの.
これ以外は今ひとつであった.夫はそこそこ調子が良かったので,相乗りされていた.

次に,夫は大好きなパイガオ(タイル)をやろうとしたが,中華系の人が非常に多く,
牌九のテーブルは3重ぐらいに人が取り囲んでいて,参加できなかった.
ラスベガスでは,プレイする人が少ないので,まったりと過ごせるが,
オーストラリアでは勝負!!という感じで,恐ろしい雰囲気である.
結局,ブラックジャックばかりやっていた.

激しくカジノをやりたい人にとっては環境が悪いと思うが,私達のように,
カジノ内をふらふらするのが好きな人にとっては,スペースが大きいので楽しい.
私達は,空いてるテーブルで30分ぐらい遊んで,ふらふらして,バーでビールを飲んで,遊んで,
を繰り返していたので,ものすごく楽しかった.
オーストラリアのバーのビールは必ず4種類くらいの銘柄の生ビールが飲めるので,
気分に応じてオーダーできるので,とても嬉しい.
もちろんカクテルもリクエストに応じていろいろと作ってくれる.


 

<夕食>

さて,カジノで遊んでお腹が空いたので,隣のフードコートで夕食をとることに.
けっこう巨大であった.さすがに中華系の人を意識してか,中華系の料理が多かった.
どの料理もおいしそうで,かなり悩んだが,結局,中華系のお店でチャーハン,酢豚,春巻きをオーダーした.
フードコートは満員で空いている席を探すのもやっとのことであった.
味はおいしい.毎日,ここで食べてもいいかなーという気分になった.


 

<ホテルへ>

さすがに遊び疲れたので,ホテルへ戻ることに.
ホテルは離れているので,戻るだけでもかなりの体力を必要とするのである!?
帰りにコリンズ通り,フィッツロイ庭園の中をフラフラする.
既に閉まった温室やキャプテンクックの家の前で記念撮影.
ホテルの近くにコンビニがあるので水やお菓子を買って20時ごろ部屋に戻る.
さすがに疲れて,そのまま寝てしまう...